道はつづくよ♪


トールキンワールドは歌だらけですが、基本はこれです。
基本中の基本、指輪の世界の歌といえば、まずこれなのです。

道はつづくよ・・・・です。

他の詩はね、普通1回ずつしか出てこないけど、これは何回も出てくる。要するにテーマソングなわけさ。
それで、ミドルアースを移動するときには、これを歌うのが決まりなわけよ。これが歌えないと、旅しちゃダメなの。わかった? (←うそ)

で、その、ミドルアース代表ソングをまずはいろいろ見てみよう。
いろいろっていうのはだね、ちょちょいのちょいと違うんだよ。
和訳はグワの訳。
まずはホビットの冒険から。
Roads go ever ever on,
Over rock and under tree,
By caves where never sun has shone,
By streams that never find the sea;
Over snow by winter sown,
And through the merry flowers of June,
Over grass and over stone,
And under mountains in the moon.

Roads go ever ever on
Under cloud and under star,
Yet feet that wandering have gone
Turn at last to home afar.
Eyes that fir and sword have seen
And horror in the halls of stone
Look at last on meadows green
And trees and fills they long have known.

道はつづくよ
岩を越え、木々のもと
日が射すこともない洞穴のそばを
海に出会うこともない流れのそばを
冬が広げた雪を越え
六月の美しい花々に囲まれ
草を踏み石を踏み
月の照らす山のもとを

道はつづくよ
雲の下、星の下
でもさまよっていた足も
ついには家へと向かうもの
火や剣や
そして岩の広間の怖ろしさを見た目も
ついには長年なじんできた
緑の牧場、木々や山を眺めるのさ

冒険から帰ってきたビルボが袋小路屋敷のあるお山を目にして歌う。
次、指輪物語から。3パターン。
The Road goes ever on and on
Down from the door where it began.
Now far ahead the Road has gone,
And I must follow, if I can,
Pursuing it with eager feet
Until it joins some larger way
Where many paths and errands meet.
And whither then? I cannot say.

道はつづくよ、先へ先へと
ドアよりいでて、つづいてく
ずっと先へとのびてゆく道
足の続くかぎり、辿ってゆこう
はやる足でどこまでも
もっと広い道へ出会うまで
たくさんの小道と、するべき務めが出会う道へと
それから先はどうしようか?わからないけれど

誕生パーティの後、ビルボが出かけるときに歌うもの。
The Road goes ever on and on
Down from the door where it began.
Now far ahead the Road has gone,
And I must follow, if I can,
Pursuing it with weary feet
Until it joins some larger way
Where many paths and errands meet.
And whither then? I cannot say.

道はつづくよ、先へ先へと
ドアよりいでて、つづいてく
ずっと先へとのびてゆく道
足の続くかぎり、辿ってゆこう
くたびれた足でどこまでも
もっと広い道へ出会うまで
たくさんの小道と、するべき務めが出会う道へと
それから先はどうしようか?わからないけれど
サムとピピンを連れて村を出たフロドが歌うもの。
The Road goes ever on and on
Out from the door where it began.
Now far ahead the Road has gone
Let others follow it who can !
Let them a journey new begin,
But I at last with weary feet
Will turn towards the lighted inn,
My evening‐rest and sleep to meet.

道はつづくよ、先へ先へと
ドアよりいでて、つづく道
ずっと先へとのびてゆく道
行ける者には辿って行かせよ
新たな旅が待っている
でもわたしの足はくたびれた
灯りのともる宿へ行くよ
夕べに安らぎ眠るために

指輪を片づけて、裂け谷に戻る。みんなを待っていたビルボが歌うもの。
ホビットの冒険で出てくるのも、ビルボがうつらうつらしながら歌うのも、どっちも味があっていいねぇ。

メインになる2番目と3番目は、eager と weary が違うだけであとは同じ。でもこのちょっとした違いがビルボとフロドの旅立ちの違いをはっきり表してる。
ビルボは全部済ませて、あとは元気に旅立つだけ。指輪も置いてくし。
フロドは不安でいっぱい。ガンダルフは来ないし、指輪を持ってるし。

この2番目と3番目は、これはシンプルだけど、すごく深い。
道はドアからずーーっと続いていって、そのうち広い道に出る。そこはたくさんの道が交わっていて、いろんなことが待っていて、それは自分が出会うべきものなんだ。
その先どうすればいいのかはわからないけど、行かなきゃ。

やっぱりこれは指輪のテーマソングなんだなぁ。 
指輪の世界だけじゃなくて、いろんな人のテーマソングになると思うな。

そして4番目、もうビルボは年をとって休みたい。
若かった頃、ホビットの冒険で口ずさんだ詩と違って暖炉の前でゆっくりしたいビルボ。ビルボの旅はもう終わり。冒険は終わり。

この一連のThe Road goes ever on を書いたトールキンはすごいと思う。

ってことで、もう詩の方はバッチリですね? 
こんなにいろいろ覚えられない? そりゃそうだ。グワも覚えられない。(爆) 
大体さぁ、混ざっちゃうよね。どれがどれだか。

でも、映画でガンダルフが歌うのはちょこっとだけだから大丈夫。 ガンダルフもさ、きっと全部はわかってないんだよ・・・・うははは。

映画で出てきたのは、この2番目と3番目の前半。
前半は行け行けヤッホーで、後半はこの先どうなるかわからないという歌詞で、ゆけゆけ〜!のとこだけガンダルフは歌ってる。


では歌を