BBC ホビットテーマソング 3♪

To Rivendell


ではこのメロディが歌われる最後のところ。

原作ではメリピピがフロドとの出発に備えて作って、練習しておいて、そしてクリックハロウの晩ご飯の後で披露する。

原詩 グワ暫定訳
Farewell we call to hearth and hall!
Though wind may blow and rain may fall,
We must away ere break of day
Far over wood and mountain tall.
さよならするよ 炉と広間に
風が吹こうが雨が降ろうが
夜明け前には行かなけりゃ
遥か彼方へ 森の向こう 高い山の向こうへと
To Rivendell, where Elves yet dwell
In glades beneath the misty fell,
Through moor and waste we ride in haste,
And whither then we cannot tell.
リベンデルへ、エルフが今なお住むところ
霧立ちこめる山が見下ろす 木々に囲まれた地へ
荒野をぬけ 急ぎ馬を駆り
その先 向かうはいずこ
With foes ahead, behind us dread,
Beneath the sky shall be our bed,
Until at last our toil be passed,
Our journey done, our errand sped.
行く手には敵、背後には恐怖
空の下が我らのベッドさ
艱難辛苦が過ぎるまでは
旅が終わるまで、使命が果たせるまでは
We must away! We must away!
We ride before the break of day!
行かなけりゃ 行かなけりゃ
夜明け前に 馬に乗って


で、ドラマでは1の枠は前もって出てきた。ここで歌うのは2と3。

この詩は歌い方によっては寂しい歌になってしまう。
しかしクリックハロウでは、みんなで出発が決定し、メリピピがこれを歌って大層盛り上がる。ということは、盛り上がる曲調でなければならない。
このドラマで出てくる曲なら、元気に意気揚々と歌えば、行くぞ!ってことで気分もノリノリになるだろう。

4の2行は、かわいそうなことにカット。なぜカットかと言えば、ドラマでは出発してから歌うわけで、もう朝で、だから「夜明け前に」って歌うと変だからだな。原作ではまだ暗いうちにフロドはメリーに叩き起こされる。
でも楽譜には入れてみました。Until at last 〜 のメロディを繰り返して、Upon the hearthと同じ終わり方に。

ドラマでは上の表の2から始まるので、下の楽譜も2からです。
Aと違うのは調だけではなくて、リズムも違う。Aは割となだらかだった。ここではフレーズの切り方がハッキリしている。行くぞ!行くんだ!っていうのをひとつずつ言い切って、決意表明のニュアンスが出ている。同じメロディを使いつつも、Upon the hearthとは区切りの終わりの言い方が違う。
他に違うのは、3連符っぽい、付点っぽいリズムが時々入る。これはまぁ、歌いやすいように崩して、何となく雰囲気で入れたいとこに入れればいいんじゃないかな。下の楽譜はドラマで聞こえるのと出来るだけ同じ感じにしてみました。4分の2になる辺りのリズムも、Upon the hearth とはちょっと違う。
ま、各自、歌いやすいように、てきとーに好きにしてください。



ドラマで聞こえるのは下から2段目の our errand sped. までです。

ピアノに合わせて歌ってみよう。



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We ride before the break of day!まで歌って大いに盛り上がったところで、「Very good!」と言いましょう。なぜ「Very good!」と言うのかは、本読みましょう。

印刷用は伴奏つきです。ドラマのまんまのDes durはこちら

フラットが5つもついてたらわからん!という人は、何にもつかないハ長調で遊ぼう。こちら。メロディのリズムも伴奏も簡単にしてあるからね。
コードーネームもつけときましたので、いろんな楽器で遊んでください。


これだけ練習すれば、古くからシャイアに伝わるメロディはすっかり心と体に染みついただろう。これでホビットのふりしてシャイアに紛れ込んでも大丈夫。(^_^)v たぶん。



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