第3回プレゼントクイズ  


いやぁ、この前、ちょっとまずいことがありました。うはは・・・
ミナス・ティリス大学ってのが出来てさ。歴史学科ってのがあるんだよ。

で、よせばいいのに、グワはそこに入ってみたわけ。なんか偉そうだし。カッコいいじゃん。
先生はエントの木の鬚。なんつったって、思いっきりトシだからね、昔のことならおまかせなんだよ。
エントは外で立っているものだから、教室は外。 だからグワものびのび受講出来る。気持ちいいんだな、これが。
机もないし、みんなその辺に転がって話を聞いてる。教科書はシルマリルとかいろいろ。

でもね、入るのは誰でも入れてくれるんだけど、なかなか卒業なんてさせてもらえない。
もう、難しいのなんの・・・・ 試験なんてさぁ、ムチャクチャだよ。わかんないもん。あんな上古の歴史なんて覚えきれないもん。

でさ、この前の試験のとき、監督していた木の鬚先生は、エント女がどうのこうのと独り言をぶつぶつ言ってたけど、そのうち居眠りを始めた。

クラス中が目くばせ。
らっきー♪
次の瞬間、あうんの呼吸で皆一斉にカバンの中からすうっと本を取りだし、集団カンニング。
いやぁ、こういう時の連帯感ってのはたまんないね〜
これでバッチリ。らららのら☆

そしたら次の日、呼び出しくって。 ぎく。

「ふーむ! 昨日のテストじゃがのう。 お前さんたち、本を写したんじゃろう」
「そっ、そんなことしてないっすよ」
「していませんわ」
「そんな、先生が寝てるからって、目くばせするようなことはしてないですだ」
「サム!」 
ぼかすか・・・・・(←みんなに殴られてる音)

「ふむ。これを見たんじゃろが。わしの目は節穴ではないぞ」

げ。 シルマリルの下巻。

「そ、その本の索引を写すようなまねはしてないですだよ」
「サム!」
ぼかすか・・・!

で、結局バレてさ。 あーあ。

でも、なんでわかったんだろ。ひょっとして、寝てると見せかけてタヌキだったとか?
それでグワは訊いてみた。

「あの〜・・・」
「ふむ。なんじゃ」
「どーしてわかったんでしょう???」
「バカもの。気がつきもせんで写すやつがあるか。何がグワイヒアじゃ。えらそーな名前をつけよってからに」
「自分でつけたんじゃないもん。トールキン先生がつけてくれたんだもん」
「ふむ。屁理屈をこねるな。大体じゃ、カンニングするなら、わからんようにやるべきじゃ。なんたる要領の悪さじゃ」
「はぁ」
「カンニングするとは許せん。加えて、この程度のことが気がつかなかったとはますます許せん。クラス中、ひとりも気づかなかったとは何事ぞ。エントは奮起するのは好きではない。じゃが、むくむく興奮してきたぞ。ふむ、ふーむ! むくむくむくむく・・・・・・」

木の鬚先生、突然叫んだ。 ラー、フーム、ラー!!
大音響で、みんな、吹っ飛んだ。

エントが怒るとコワイんだよねぇ。えらい勢いで怒られて、お尻ペンペンされて、一週間ゴンドールで宅配業務。クラスで鳥類はグワだけなもんで、遠いところは全部グワの担当。ひどい。
皆さん、カンニングはしちゃいけません。バレたら最後、クロネコ印の段ボールを運ぶハメになります。


こういう試験だったのさ↓


ね、先生、手抜きなんだよ。シルマリルの索引、そのまんまだもん。こりゃ写したくもなるじゃん。
クラスのみんなが持ってたのは、揃いも揃って評論社のシルマリルの物語、下巻です。訳本です。原書ならバレずに済んだんだよ。惜しいことしたな。(←ちがう)

下巻の後半は索引になってる。ページ番号は後ろから振られています。
上の試験の項目は、索引の82〜83ページ。

メルコールの途中からラグノールの途中までのページです。もしかして何版目かによってぺーじ数違うかもしれないから確かめてね。メルコールからラグノールまでだよ。

で、そこをみんなして写したわけ。バッチリなはずだったんだけどなぁ。

はい、そこで問題です。グワたちは丸写しはしてません。そこはほら、同じことを書いてもバレないように適当に言い回しを変えるもんじゃん。ぬかりはないわけさ。どこそこを見よ、とかいうのだって、そこを見て適当に書いたんだし。

それなのに、どーして、どーして、写したのがバレたのでしょう???
ここだ!これでバレたんだ!っていうのがわかったら、バレずにマルをもらえるようにそこを書き換えてください。


がんばってねー!
通読してても、ぼーーっと読んでた人はわかんないぞ。(要するにグワたちはボーっと読んでた ^^;)
通読してなくても、調べ物が早い人はすぐわかるよ。

さぁ、キミは歴史学科の単位が無事もらえるか??

では健闘を祈る!!


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