ぞっこんみやげ大作戦 Part2
これは、実行不可能な指令を受け、頭脳と体力の限りをつくしてこれを遂行する、プロフェッショナルたちの秘密機関の活躍である・・・・・・
<前回のあらすじ>
アライグマにぞっこんとかいう者が英国から持ち去ったぞっこんみやげを取り返すべく、数々の困難を越えて任務遂行に努めたメンバーだが、ぞっこん一味の鷲がクイズを2回に分けるという余計なことをしたため、彼らはまたしても危険をかいくぐり、ぞっこんみやげ奪回に向け邁進するのであった。
はい、皆さん、こんにちは。
パソコンモニタの前に集まるメンバー。 「始まったようです」 「よし、今度は何だ・・・・・?」 問題発表を読むメンバー。 「またDVDですよ」 「何だ、せっかく本を買ったというのに!」 「私はこの忙しいのに全部読んだんですよ。どうしてくれるんです」 「わたしなんてシルマリルも読んだのよ。どうしてくれるのよ」 「シルマリルって何ですか?」 「あなた、勉強してないわね? それでこの仕事が勤まると思ってんの?」 「でも結局DVDだったんだし、その何とかって本読んでも役に立ってないじゃないですか」 「まーっ、何て言いぐさ? 今度撃ち合いになっても援護してやらないから」 「まぁまぁ・・・ おい、DVDを持ってきてくれ」 「あれは借りてきたもんで・・・ 返してしまいましたけど」 「僕、借りてきます」 慌ただしく出かける調達担当。
ぞっこんさんのおみやげ第2弾!
この前配って、少しとっといたやつ。プラスいろいろ。
まず絵ハガキ。ぞっこんさんがイギリスで買ってきてくれたやつ。
これを3枚ずつ2名さま。どんなのが当たるかお楽しみ。
それからビデオ。
ぞっこんさんが撮って送ってくれた「The Charlie Rose Show」、アラゴルンとフロド、PJが出演。全部英語。これを1名さま。
それからグワが撮ったアラゴルンとエオメルの来日記者会見。通訳つき。これを1名さま。
これに、それぞれぞっこんさんがまたまた送ってくれた映画のカードというか、ハガキ大のカード(←説明になってない)を3枚ずつサービス。裏は何か書いてあるから絵ハガキにはならない・・・かな。
それから、トールキン先生お気に入りだった英国のパブ「The Eagle and Child」のメニューを2名さま。
これに上のビデオと同じくカードを3枚ずつサービス。
で、だからプレゼントは3種類だよ。
バタバタと戻ってきた調達担当。 「大変です! 貸し出し中でひとつも残ってませんでした・・・」 「じゃあこのクイズはどうなるんだ?」 「他の店をあたろう。手分けして探すんだ」 散っていく部下たち。フェルプスはふと気がついて財布に手を伸ばす。 「何も借りてこなくてもいいじゃないか。買えばいい話だ」 テーマ曲を口ずさみながらDVDを買いに出かけるフェルプス。
1. 絵ハガキコース。
2. ビデオ+カードコース。これはどっちのビデオがいいか第1希望、第2希望を書いてください。
3. メニュー+カードコース。
それぞれ2名さまで計6人!
がんばって当ててね〜。
次のキヤノンクイズはTシャツ買った人は一回休みなしだから、がんばって今回も次回もゲットしてくださいませ。
次々と部下が帰ってくる。 「ありませんでした」 「全部貸し出し中でした」 「借りるの予約しましたけど、3日後になるそうです。間に合いません・・・よね」 ニコニコして迎えるフェルプス。 「ふふふ・・・・・ 心配には及ばない。ちゃんとここにある」 「何ですって?どこのレンタル屋に・・・?」 「買ってきたのだよ」 「・・・・・・・じゃあ僕らが駆け回ったのは一体何なんです?」 「まぁまぁ・・・ほら。これでクイズもバッチリだ」 「・・・・・それは、バクシ版じゃないですか?」 「何だと! 伏せろ!」 全員床に伏せる。 「・・・・・ど、どうして伏せるんです?」 「爆発物だと言ったではないか」 「そうじゃなくてバクシ版ですよ。アニメですよ」 「ふむ、うちの兄嫁はなかなかの美人でな。どうして結婚式の日にひっさらって逃げなかったのかとつくづく悔やまれるのだ」 「フェルプスさんの兄嫁さんなんて関係ないですよ。アニメですってば」 「ねぇ、わたしたち、伏せたまんまだけど起きてもいいのかしら」
こんなんでスパイが勤まるんでしょうかねぇ。他人事ながら心配になります。(ミッション・インポッシブルを知らない人、ごめんなさいです)
ま、彼らがもたもたしてる間に、どーぞがんばって正解してくださいませ。
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