霧ふり山脈、クリスマスの朝。

ラン わー!!!!! れんばすぅぅぅ!!!
グワ むにゃむにゃ・・・・
ラン にーちゃん、おきてぇぇぇ!!!
グワ 何だ、何の騒ぎ・・・
ラン ほら、ほら、ほら!はやくおきて、みてよ! GANDALFさんちのれんばすぅぅ!!

グワ んー・・・・・ あー、ほんとに届いたじゃないか。さっすがサンタさん。
ラン やったー!やったー! おてがみかいてよかったぁ!ありがとうサンタさん!!
みんなでたべるんだ。へへへ。にーちゃんにもあげるからね。
グワ へぇ。 くれるんだ。
ラン うん、ちょっとだけ。
グワ あーそうかい。
ラン ちょっと、はじっこ、たべてみよっと。
ん・・・ おいし〜〜〜!!!
グワ あー、よかったな。
ラン これで、いちにち、とんでもだいじょうぶだ!
グワ それ以上元気になったらどうするんだよ・・・
ラン このふくろはなにかな。

グワ そりゃ、コーヒーだろ。GANDALFさんってコーヒー屋さんなんだろ。
ラン えー、そうなの? れんばすやさんだとおもってた。
わ〜、たくさんはいってるぅぅ

なになに・・・ もかまたり、はわいこな、ぶるーまうんてん、がんだるふぶれんど、ぱいぷぐさぶれんど、・・・
グワ 子供はコーヒー飲めないよな。
ラン のむもん。こどもじゃないもん。
グワ はいはい。
ラン おてがみもついてるよ。なんてかいてあるんだろ。
グワ
Good news has reached me here.
I must send it off at once.
Congratulations!!
いい知らせが今届いた。
すぐこれを送らねばならない。
おめでとう!
P.S. I wish you a merry Christmas! 二伸、よいクリスマスを!
P.P.S. Make sure that is real Gandalf's letter. 三伸、本物のガンダルフの筆であるかどうか、確かめよ。
P.P.P.S. I hope KURONEKO send this promptly.
Worthy cats but their memory are like a lumber-room:
thing wanted always buried.
If they forget, I shall roast them.
四伸、クロネコがこの手紙を即刻送り届けてくれるように願っている。立派なネコだが、頭の中の雑然たること、がらくた置き場に等しい。頼まれたことをいつも忘れてしまうのだ。もしこれを忘れたら、火焙りにしてくれるつもり。

・・・だってさ。クロネコさん、火焙りにならなくて済んだみたいだな。
ラン へー、クロネコなの? サンタさんのそりって、トナカイじゃなかった?
グワ うーん、まぁ、いろいろ事情があるんだろう・・・
これってどっかで聞いたような・・・いや、読んだような・・・未来の手紙?
ラン ねぇ、このトリのあしあとみたいな、なに?
グワ それはガンダルフのGのマークさ。
ラン ふーん。うえのほうは、なにかいてあるの?
グワ 未来の会話さ。
ラン このえは?わしにのってるじーさん、だれ?
グワ それも未来の絵さ。
ラン へー、やっぱりサンタさんはまほうつかいなんだねぇ。みらいがわかるんだねぇ。
で、にーちゃんは、なにもらったの?
グワ 今、あけてるとこさ。わくわく・・・ あれ?
ラン どしたの?
グワ とんこつラーメンセットが入ってる・・・なんで?
ラン とんこつラーメンセットは、ぼくがきょねんおねがいしたやつだよ。
グワ アンドゥリルのレプリカを頼んだのに! なんで?
ラン アンドゥリルって、ぼくたちがおとなになってからできるんじゃなかったっけ。
グワ うるさいぞ。なんでラーメンなんだろ。
ラン やっぱり、きょねん、ちゃんとかいてくれなかったんじゃ・・・
グワ だからちゃんと書いたって言ってるだろ。ランドローヴァルはバービー人形を欲しがってますなんて書くわけないだろーが。
ラン そうかなぁ。ばれたんじゃない?サンタさんってまほうつかいなんでしょ。このまえしゃべってたの、きこえたんだよ。
グワ く〜〜!!
ラン それ、きょねんのぼくのぶんだから、もらうからね。
グワ ちょっと待てよ、じゃあ兄貴の分はどうなるんだよ。
ラン ラーメン、ひとふくろあげるから。でもにーちゃん、とんこつより、みそあじがすきなんだよねぇ。かわいそ。
グワ く〜〜〜〜!!!


あー、あったまくるな。味噌ラーメン、食べに行こ。


あ、行く前に、はい、答え。

あ、その前に、GANDALFスペシャルセットは上の通りでした。(^o^) おいしー♪
当たらなかった人、GANDALFさんちが遠くて行けない人は、通販もやってますのでぜひどうぞ。(^^)v


で、はい、答え。

新邸の絵は、旧邸の絵の、17日か18日、または47日か48日後、でした。

11月のどこかから、クリスマスの間だから、11月初めからだとすると、55日ある。55日以内に収まるのは、その2種類でした。

寒いからねぇ。その間、サンタさんはどうしてたのかねぇ。野宿は出来ないわな。きっと近所に泊めてもらってたんだろう。いろいろ住人はいるから。
17日くらいで新居が出来ちゃうわけ・・・あるのかもしれない。わからない。47日なら、まだわかる。
全部完成でなくても、とりあえず住める程度には出来た、ってことかもしれない。内装はぼちぼちすればいいからね。

で、今回は理科で、つまり、お月さまの形で数えればいいってことでした。

お月さまってのは、形が変わっていくのが、大体29日で一回りする。29日とちょっと。30日まではいかないくらい。29と30、クイズとしてはどっちで数えてもOK!

それから、下の絵の細っこい月は、2日目かもしれないし、3日目かもしれないし、人によっては1日目や4日目に見える人もいるかもだから、大体なんだけどさ。
正解者はみんなこの「17日か18日、または47日か48日後」のどれかの数字を書いてくれました。

26名参加で、正解は19名、正解率73%!

よく出来ました!!(^o^) 正解者に拍手っっ!! パチパチパチ!!!


間違えた人は、月の形の周期は28日と思って数えてるうちに計算がどんどん狂ったとか、満月から新月が30日あると勘違いしてたとか、いろいろでした。ほんとは満月から満月が30日弱だね。

じゃあ、みんなで一緒に数えてみよう!
満月から、いっち、にぃ、さん、しぃ、・・・・・・ちょいちょいと削れていって、6、7日目くらいが下弦の月、15日目のところが新月、18のところが三日月。
で、もう一周りしてくると、48になる。



この↑図では、一周り30日として描いてあります。何日目は大体このくらい、ってことです。
29日ちょっとで、きっちりじゃないから、カレンダーとどんどんずれるんだよね。

それから、月齢というのは、新月からスタートして数えるから、上のお月さまに書いてある数字とは違います。上の16のところが月齢1です。18のとこが3です。満月が15ね。

南半球では、形が逆向きになる。つまり、日本でと見える日、ニュージーランドではと見える。面白いよね〜 逆さまに見ることになるから、左右反対になる。
日本の三日月は右側だけど、南半球じゃ左なの。
日本での形は沈んでく時間しか見えないけど、ニュージーランドのは昇るだけなの。日本のと同じだからね。面白い。
わからん!という人は、お月さまのページに行って頭整理してください。

クイズの絵は北極ってことで北半球だから、イギリスや日本と同じで、は月齢2か3くらい、でした。



さて、突然ですが、北極では、三日月は見えない。

えーー!! うっそーーー!!! じゃ、じゃあ、あの絵は???


北極では、冬は一日中太陽さんは出ない。ずーーーっと夜。
だからお月さまとしては、太陽の光という邪魔者がないわけで、大威張りで出放題かと思いきや、そうはいかなくて、

上弦→満月→下弦、このくらいの範囲のときしか見えない。

なぜかと言えば、考えれば当然のことで、月が細く見える時期というのは、月は太陽の方向、太陽の近くに見えているわけで、太陽が地上に姿を見せない冬は、細い月も地上に出ないのだ。
太った月は、太陽と逆方向に見えるから、太陽が出てこない冬は、空に昇ることが出来る。

で、そのデブな月は、一日中空にいて、同じくらいの高さでぐるぐると回っている。地平線の下の方ではお日さまがぐるぐる回っているわけだ。

上でぐるぐるしてる月は、細くなるにつれて低くなって、地平線より下になる。そしてまたデブになるにつれて見えてくる。という繰り返しとなる。

逆に、夏は一日中昼で、白夜で、太陽さんはずーーーっと空にいる。ってことは、満月は出てこない。なぜなら、太った時期の月は、太陽と逆の方向に見えるから、太陽がずっと空にいるということは、デブの月はずっと出てこられない。上の図と立場が逆になる。
三日月みたいな細い月は地上に出てはこれるけど、でも太陽が輝いているから、ハッキリと見ることは出来ない。

つまり、北極では、三日月はあり得ない。かと言うと、絶対そうではなく、細い月が全然地上に出ない時期と、太陽が出っぱなしの時期の間くらいのときは、暗い空に三日月がかかる。よかったよかった。2月から3月くらい。

で、だから、クリスマス前のサンタさんちの絵にある三日月は、あれはあり得ないのだ。ほんとはね。
それともサンタさんは、北極に住んでるというのは建前上の話で、実は寒がりで、もっとずっと南にいるのかもしれない。あの絵でそれがバレたのかもしれない。そりゃそうだ、だってサンタはトールキンだったんだから・・・バレバレですよ、トールキン先生。


さて、あの絵がついてた手紙は、1925年のものです。

じゃあ、1925年11月の満月はいつか。

トールキンは、そこまで考えてたわけじゃないかもしれない。絵の効果として、丸いのと細いのにしたのかもしれない。
でも、もしかして、空を見て、あぁ満月だな、とか、三日月だな、とか思って描いたのかもしれない。

調べてみると、1925年11月1日のイギリス、夜7時だと、ぴったり月齢15.0で、満月!
そして11月30日、夜7時は月齢14.5で、これまた満月!
月齢は29.5まであるから、その半分は14.75で、だから 1日も30日も共に同じくらいの真ん丸状態となる。

小数点以降の数字は、同じ日でも時刻によってどんどん変わる。つまり夕方の月と夜中の月は、月齢はちょっと違って、形もちょっとだけど違う。
この日は月齢いくつです、って言っても、同じ日の途中で月齢14から14.7、14.8、14.9、そして15になることもあるから、何日の何時には月齢いくつです、という言い方が正しい。

で、まぁ、だから、14とか15なら、満月と思っていい。

家が壊れたのが1日だったとしたら、三日月は11月18日から19日にかけてになる。これだと早々と引っ越しも完了で、クリスマスの配達準備は、まぁ何とか普通に出来るかな。
次の三日月は12月18日で、ぎりぎりクリスマス前で、手紙を書いて絵を描いて準備するにもいい時期で、しかしクリスマスの配達を控えての引っ越しは、かなり忙しいことだったろう。サンタさんの手紙にあるように大変だったはず。でも壊れたのが結構前だから、新築工事と平行して配達準備も進めただろうし、何とかなったかな。

柱倒壊事件が30日だったなら、クリスマス前の三日月は12月18日のみ。
これだと、スケジュール的にかなりキビシイ。超突貫工事で、外側だけとりあえず家になってればいいや程度? プレゼントを前の家の地下室から運び出して包装を直したりもして、そりゃもう何が何だかわかんないような忙しさだったことでしょう。


さて、同じ月のうちに2回満月があるのをブルームーンという。blue moon。

お月さまは、一回りするのに、大体29と半日かかるから、まぁ、ほぼ1ヶ月なわけで、だから1ヶ月のうちに満月は1回。
でも、29日半ってことは、同じ月の中で満月がぎりぎり2回あることもあるわけだ。
あんまりないけどね。滅多にない。何年かに一度だね。

once in a blue moonは、すごくまれなことです、めったにありません、って意味。
でもこれは、1ヶ月2回満月というブルームーンが珍しいからというわけでもない。
blue moonって言い回しは、「すごーく長い間」って意味で、「once in すごーく長い間」ということになるから、すごくまれなことです、めったにありませんという意味になる。

ブルームーンという言い方の由来は諸説あって、はっきりしない。
とにかく、同じ月に2回ある満月をブルームーンという。で、これはなかなかお目にかかれない。

その滅多にないブルームーンが1925年の11月にあった。

それで、だ。

ブルームーンを見ると、いいことあるんだって。

でさ、その2回ある満月の、2回目をブルームーンっていうの。

だから、11月の30日がブルームーンなの。

だから、あの絵は11月30日ってことにして、サンタ邸は大急ぎで新築になったってことにすると、あの絵の満月を見るといいことあるんだよ。ね。
サンタさんちも豪邸になったわけだし。いいことあったよね。

ってことで、皆さん、時々サンタ本を開いて、ブルームーンを見て、その度に幸せになってください。

おぉ、うまくまとまったぞ。(^^)v

よし、れっつ味噌ラーメン!!!



正解の皆さまはこちら。