ガンダルフ 走れ〜!!! お、門じゃ、美しいのぅ。
ん、どこに行くんじゃ、飛蔭よ! こっちじゃろう! 今度は自信があるぞ。絶対こっちじゃ!
飛蔭 えぇ、そっちなのはわかってますけどね、こっちに行くと福男レースの実行委員会があるって書いてあったから、ちょっと寄って参加規定を確かめようかと・・・
ガンダルフ そんなものは後にせぃ! どうせ着いたらお前はしばらくヒマなんじゃ。
飛蔭 そうなんですか?
ガンダルフ ニンジンでも貰って街を散歩して遊んでいてよいぞ。
飛蔭 そりゃうれしいですね。じゃ、先に上まで行ってあげましょう。
ガンダルフ 走れ〜〜!!!
 

ってことでガンピピチームはウロウロしていたのでした。 (ほんとか??)

はい、答え。

A→B→C→E→D→F→G でした。

映画は、撮るときには、っていうか各シーンを合成した人は、ちゃんとこれは2層目、これは4層目、っていうつもりで作っている。見ているとそれがわかる。あぁ、ちゃんとわかって作ってる、そう、これはあそこだよ、そうそう、そんな感じだよ、あ〜ミナス・ティリスだよぉぉぉっっ!!! と感動が広がる。ほんとに涙ものだった。
ところがつなげるときのスタッフが順番考えてなかったのか、PJがわかってなかったのか、一カ所おかしくなっている。もったいないな。
たぶん、効果だけ考えてたんだろうね。Eのシーンを後ろにもってきた方が、「走ってる〜〜〜!!!」って感じが増してカッコいいから。
でもやっぱり、街の構造がわかってて、何となく頭の中で無意識にそれを追ってしまうと、映画の順番だと違和感がある。変だ。
ここはどこ?わたしはだれ?状態になる。わたし、鷲だったかしらクリバインだったかしら、え、わたし、スマウグでしたっけ? じゃあここは、はなれ山?  わからなくなる。(ならないならない)


さて、答えのメールが届き始めて、どれどれと読み始めたグワは思いました。これは問題の出し方を間違えたな・・・(爆)
しかし既に遅かった。ははは・・・(^^;;) 
なるほどねぇ、そう見えるか・・・うーん・・・ え、そっち行っちゃうの?えーと、こう行って次がEだとこうなって、え、ちょっと待った、もいちど初めから。 って感じで頭の中でミナス・ティリスをぐるぐると・・・めまいが・・・ははは。
こりゃ、DVDが出てからのクイズにした方がよかったかな。
通して見ると、ここは絶対この階層、っていうのがよくわかるんだけど、あの写真だけだと他の解釈も出来ちゃったんだよね。
この写真の列で判断せよ、って問題だったから、A→B→C→E→D→F→G 以外でも○にしました。
ABDCEFGは、Dが2→3ってことになる。ACBDEFGはCが1→2ってことになって、どっちも辻褄が合うから○ってことで。

まずですね、どう考えてもおかしいのはDなんだよ。2枚あったらアヤシイんだよ。ふふふ
Bは2層目、Eは4層目なの。これは絶対、誰が何と言おうが確定なの。
Cが正しい場所にあるとすると、Cは3から4に上がるところ。ちょっと前で下の階層がちらっと見えるし。
で、そのCでせっかく4層目に上がってEが4層目なのにですよ、どーしてその間で左カーブして左側が空になる?門くぐってから左にいけばそうなるけどさ、それじゃ上の階層には上がれない。
「どこへ行くんじゃ、飛蔭よ!!」
Cが正しくない場所にあるとしてCを動かすと、Dは2→3ということになるからまぁ許せる。
でもCは正しい場所にあると考えた方が全体が収まるように思う。

となれば、とにかくDの場所を変えてやらなきゃならない。Dは奇数の段に上がったところだから、3か5に入ったところ。3層目に上がるところは前のページで見たように立派な門がついてるし、このシーンは道幅がそんなになくて狭そうだ。たぶん5層目に入ったとこでしょう。

で、つなげてA→B→C→E→D→F→Gにすると、すっきり収まる。1234567って順番がきれいに感じられる。Fが6層目に入るところとすると、1234567全部がちゃんと映っていることになる。
つまり
A B C E D F G
1 2 3 4 5 6 7
・・・となる。
進行方向で「え?え?」ってところがなくなって、安心して見ていられる。SEEで直らないかな。


じゃあ、そのABCEDFGだとして、順番に見てみよう。


A
2層目に通じる門?
わかんないけど。

この後、カメラが上を向いて街を見上げる形になる。だからこれは絶対下の方。
次のBから考えてまだ第1環状区。
1層目は広くて、あちこちくぐるところがあるんだろうから、どこら辺かはよくわからない。

クイズとしては、この写真だけではどこでも当てはまるから、まぁどこに入れても○でしたが、一カ所だけ直しなさい、って問題だったからね。ここはいじっちゃいけないのでした。

B

これは第2環状区。間違いない。絶対第2環状区。雨が降ろうが槍が降ろうがレンバスが降ろうが第2環状区。

上層へ向かうとき、左→右となるのは偶数段しかない。2、4、6で、6は狭くて長距離をガーーーーっ!とは走れない。とすれば2か4だ。
これは、この前後に下の方がちょっと映って、第1層が見える。だからこれは第2層。
この写真じゃ見えない!わかんない!
でもわかるんだよ。岩の出っ張り具合を見てよ。第4層ではもっと出てなきゃならない。2層目ではちょっと奥のトンネルで、4層目ではだいぶ奥にトンネルがある。全体の写真を見るとよくわかるよ。
だからこれは第2環状区。

C
この向きで上に上がるのは、1→2、3→4、5→6。
上の方にそんなスペースはないから、1→2か3→4。前後から言ってこれは3層目。

第3環状区、北から南へ走ってきて、4層目に入る門へ。

上がるところだけ坂になっているのがよくわかる。
前のページの全体の写真の2→3の門と逆向きの作り方になっている。

映画ではこのシーンの後がDになってて左カーブ。どこ行くんだ?おーい!!
あれが正しいとすると、Dで5層目に行っちゃったことになって、次のEが困る。

グワはこの駆け上がりシーンの中でここが一番好きさ。なんか気持ちいい。次の門へ上がっていく、っていうのが、あ〜ミナス・ティリスだな〜、ってうれしくなる。


第4環状区、南から北へ、向かって右に走る。
ここも感動だった。わくわくした。涙、涙だった。

ここは絶対第4環状区。それしかあり得ない。
この向きで走るのは偶数段で、6層目ではこんなに長距離を走れない。それは全体の光景を見ればわかる。
下の階層が何段か見える。
だから絶対4層目。

そしてわかりづらいけど、手前が上り坂になってるみたい。
前のページにあるこの写真の2→3のところと、Cの3→4のところは上に登るための道がついている。
ここは本通りそのものが坂になっている。らしい。
だから次のDはここを上がって行った続きかな・・・と思う。

Dの1
左カーブ。5層目に入ったところかと思う。曲がり終えると左に空が見える。
左に曲がって左に空、というのは奇数段に上がるときしかあり得ない。
3か5に上がるときだね。

この写真の向こう側の方に、2層目から上がってくる門があるのかもしれないから、これをCの前にした人も○にしました。

Dの2
上の直後、カーブを曲がりきったところ。左側に空が一瞬見える。ってことはやっぱり奇数の段。5層目。
Cの前、3層目に入ったところの可能性もある。どっちもありだね。
でも道幅が狭いから、上層の方が自然かな。一応ここでは5ってことにしておこう。

どっちにしても、このDがCとEの間に入っているのはどう考えてもおかしいんだよ。

F
これはよくわからない。
向き的に考えて、6層目に入ったところかもしれない。
狭いし。速く走れないようなところだし。

G
到着ぅぅぅ♪
お疲れさまでした。

H
上からのショット。
7層目に上がるには、画面下から上がってきて、右の矢印のところから入るらしい。
ちゃんと原作通り、南から入るトンネルになっている。
それで、左の矢印のところから出てくる。
出てきたところが上のGの写真になるわけだ。



これは戴冠式のシーン。
人がいっぱいで、なんかこぼれ落ちそうだねぇ・・・みんなてくてくとあっち曲がりこっち曲がりして7層目まで上がったんでしょう。

4層目から5層目に上がるところは、ピンクの矢印のところから上へ抜けるらしい。上の階層はだんだん狭くなっていくから、4層目以上はCみたいな作り方じゃなくて、端っこが上がり口になってるみたい。
5層目から6層目も、紫の矢印から入って緑の矢印のところから出てくる。らしい。Fのシーンは向き的に考えて、ここを抜けてる途中かもしれない。狭そうだしね。
そして、7の数字の下のところから出てくると、そこは最上階でございまぁす♪

登るのも大変だけど、戴冠式が終わった後、みんなが降りるのも時間がかかっただろうねぇ。自分の番が来るまでずいぶん待たされたりとかしそうだ。屋台は出なかったんだろうか。儲かっただろうに・・・ わたあめとか。やきそばとか。

ミナス・ティリス、だいぶわかってきたかな? 前のページで「映画のミナス・ティリスの上の階層は狭い、狭い」って言ったでしょ。全体の写真見てもわかるように、BとかEが第6層っていうのはあり得ないんだよ。
そして立派な門が見えるところと見えないところがある。っていうのも書いといたし。
ちゃんとわかるようにしてあったのでした。(^^) 

理由をいろいろ書いてくれた人も何人かいました。大体、グワが考えてたのと同じで、うん、そうそう、そうだよね〜、と嬉しかったです。(^^)

映画のミナス・ティリスはかなり原作に沿った、トールキンの記述に忠実な造りになってるのでした。よかった!! パチパチパチ・・・!!!


さて、トールキンが描いた絵が残ってる。映画のことはちょっと置いといて、原点を見てみよう。


これは1944年のもの。
ホビットの冒険が出版されたのは37年。
指輪本編の出版は54年でまだまだ先の話。

この段階ではまだ突き出た岩はない。
でも後ろに斜めに線が引かれていて、これはミンドルルイン山だろうと言われている。ちゃんと山脈の東端という位置は決まってたのだ。

第1層を入ると、次の門は右にある。ジグザグに上がっていくのは最終稿と同じ。
このスケッチでは、道順の向きは逆だったんだね。

周りに書いてあるのは、
ガンダルフとピピンがミナス・ティリス着いて、街は7層で門がついててどうたらこうたらで、デネソールは烽火を上げて、ファラミアから手紙が来てて、それにはボロミアが死んじゃって、フロドと会って、とかって書いてあったよ・・・・とあります。


これも44年で、有名な絵。未完成だけど。
先生は上の方だけ描いて、石を積んだのを細かく描いてたけど、途中でや〜めた、となったらしい。
最上層の建物もちょっと面白い。
や〜めた、となったのは、トールキンは石組を描いてるうちにむらむらとバラド=ドゥアを描きたくなったのかもしれない。そんな気もする。
というのは、この紙の裏にバラド=ドゥアの絵の完成品があるからだ。このミナス・ティリスの石の城壁と同じような描き方で素晴らしいバラド=ドゥアが描かれている。なかなかキレイなバラド=ドゥア。
で、ゴンドールの都は途中でほっぽりだされてそのまんまになってしまいました。
でもそのバラド=ドゥアがいつ描かれたのかはわかってないんだけどね。

1つだけ描いてある門は、そこを入ると最上層なのかな。よくわからない。上の方にもまだ段々があるようにも見えるし。5層目に入るところなのかもしれない。

Stanburg、Steinborg ってアルファベットで書いてあって、その下にテングワールもある。

右上の方に書いてあって線でガシャガシャっとしてあるのは、母音の書き方のメモ。ベレリアンモードなんだけど、よくある書き方とはちょっと違う。aがuだったりとかしてる。

で、Stanburgっていうのは、古英語。意味は石の都。stanは石、岩。現代英語のstone。 burgは、砦で囲まれた中の居住地。walled town。 で、Stanburgは、town or fort of stone となる。
もう1つ書いてあるSteinborg は北欧の古い言葉らしい。意味は同じ。トールキンはエッダとかもバリバリバッチリだったから、このくらいのことは何の気なしに無意識にでもサラサラと書けるのだ。素晴らしい。

この段階でもまだ岩はない。

こういうのもある↓
西側の廟所が書き込まれている。下の方にミンドルルインとラス・ディネンの名前がある。街の第3層までは山までつづいていてミンドルルインにくっついている。歴史地図はこの線画を元にしたらしい。が、最終稿の描写とは異なっている。

次は原稿の中に書かれている平面図。 周りの字、何て書いてあるのかわかんなーーーい!!と叫びつつも気になって、対応箇所を探しました。読めた♪ 先生の字の書き方のクセがわかって楽しい。青い字は空いてるところに入れたから上になったり下になったりしてて見づらいけど、読んでみてね。原書持ってる人は、最終稿とどう違うか比べてみよう。下の文はWR に載ってます。この草稿では細かいこと言うと、the precipice の前にtoが抜けている。
さてこの街の図、各層の門の場所が書かれている。大門くぐったら、次は南、北、南・・・・ 左右左。そして7層目の入り口は中央で東。

そして山の突き出た部分は第5層と同じ高さでつながっている。ミンドルルインとその突き出た山の肩の間には影が書かれていて、絶壁で影が落ちているつもりとわかる。それともここはガーッと崖なのだ!と下向きに線を入れたのかもしれない。
街の説明の文にその通りの図が入り込んでいるのが何だかすごくいい。これを書いてる時、トールキンはどんなに楽しかったことだろう。

この線画は最終稿の街の描写に全てが合う。最終稿は上の文と言い回しはちょっと違うけど、内容的には一緒だから。
あ、でも東側の岩は書かれてないな。 



はい、岩つきです。(^^) 
やっと登場しました。
都の正面にどどーんと突き出ております。
これは1954年のもの。
もうこの時期には原稿は大体出来上がってたはずだ。

入り口の門をくぐると、次は・・・・あれ、右ですな。
右、左、右、左。

何にしても、もうちょっときちんと描いといてくれればよかったのになー、先生!!

まぁ、そういうことで、左右の順番は、もしかしたらトールキンはそんなにこだわってなかったのかもしれない。最終稿で2層目に上がるのが南側になったのは、なんとなくだったのかもしれない。

でもグワが思うに、最上層に上がるときの向きを考えると、やっぱ初めは南側でないとならない。
一番上に出入りするとき、北側に出たらまずいでしょ。王さまが住んでるんだからさ。やっぱ南側からトンネルに入って登って、降りてくるときも南側に出る。 ってのが正しいよなー、と。
さっすが、トールキン先生!!

ふと思ったんだけど、岩の北側は陽当たり悪いよね・・・それでなくても北側なのに、おっきな岩で遮られて尚更お日さまがあたらない。健康によくないな。寒そう。洗濯物も乾きづらい。冬は暖房費が嵩む。大変だ。
きっと南側が高級住宅他なのに違いない。
だけどそれじゃ不公平だ。それで映画のミナス・ティリスは北側からお日さまが照らしてくれたりする。優しいなぁ・・・


映画のミナス・ティリス、先生に見せてあげたかった。ストーリーはかなりの改変があったから怒ったかもしれないけど、あの都にはきっと感激してくれたに違いない。てっぺんのヘリポートもどきはちょっとイマイチだったし、先生の絵から察するに先生は7層目も6層目ももっと広いつもりでいたみたいだけどね。でもきっとニコニコして喜んで観てくれたと思うな。
いや、きっとどこかで見ていてくれたことでしょう。 あー、門じゃ・・・ん・・・飛蔭よ、どこへ行くんじゃ??!!!ってね。



 さて、最上層に着いた飛蔭ガンピピチーム。
 衛兵が止めるヒマもなくダッシュして鼻で白の木にタッチする飛蔭。
 あまりの勢いに吹っ飛ばされて噴水の池に落っこちるピピン。ゆさゆさと揺れる白の木。
衛兵その1 何をする!! 狼藉者だ! 皆の者、出合え、出合え〜!!
飛蔭 そんな騒ぐことありませんて。 福男レースの練習してみただけですよ。
衛兵その2 ここは馬は立ち入り禁止だ!
飛蔭 え゛〜、どうして?
衛兵その1 本にそう書いてあるからだ。
飛蔭 ミナス・ティリスの歩き方には載ってませんでしたよ。
衛兵その2 指輪物語には書いてあるぞ。
飛蔭 じゃ、僕はレースには参加出来ないんですか?ひどいなぁ・・・
そんなら、参加規定、変更しましょう。レースの時に限り馬の立入禁止は解除!ってのはどうです?
衛兵その3 そんな勝手を申すな!
飛蔭 ふぅん。 そんなに蹴っ飛ばされたいんですか・・・蹴飛ばすとですね、火がついて、あの岩の先から落っこちたりとかするらしいですよ。 こわいですねぇ・・・
 こそこそと相談する衛兵たち。ニヤニヤして見守るガン爺。
衛兵その2 よ、よし、実行委員会に掛け合ってやろう。とにかく今は下へ戻れ。厩舎があるから。
飛蔭 ニンジンありますか? ニンジン食べながらお散歩する予定なんですけど。
衛兵その3 あぁ、ニンジンでもダイコンでもゴーヤーでも何でもやるから、さっさと来い。
飛蔭 めざせ、一番福!! おーーーーー!!!
  蹴飛ばされないように気をつけながら飛蔭を引っ張っていく衛兵その3。
ピピン ひ・・・ひぇっくしゅ・・・・!!!
衛兵その1 おい、そこの小さいの、着替えないと風邪をひくぞ。
ピピン ふぁっくしゅ・・・!! あー、ずぶぬれですよ。
衛兵その1 ほら、温泉のタダ券やるから温まってこい。
ピピン あ、どうもすみません。へぇ・・・「天然温泉、ゴンドー湯」ですか・・・ 誰がつけた名前です?
衛兵その2 それはミスランディア殿の命名だ。
ガンダルフ ごんどーる!の ごんどーゆ! うはは・・・・・ おい、何か反応はないのか?
 

はい、皆さまもゴンドー湯へどうぞ。 露天風呂もあるそうです。混浴ではないそうです。残念でした。


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