福山く〜ん!!

福山くんというのはもちろん福山雅治です。
長崎が生んだ日本一のいい男。
長崎ではすれ違っただけで妊娠するとまで言われた伝説の男。
私と陽子は福山くんの大ファンです。
超カッコイイ顔といい加減なやつ(に見える)というところがGood!そのいい加減の具合がとっても良くて、私と陽子の心をとらえて離しません。

陽子は大好きな福山くんのCDもよく聴いていたし、深夜のオールナイトニッポンは毎週テープにとって、翌日学校から帰ってきてから聴いていたようです。

陽子が意識がなくなった日の前夜も普段どおり録音していました。陽子は最後の放送を聴いていないのです。そのテープは病室で二人で聴きました。最初から最後までHな話のオンパレードだったような気がします。
陽子はこんな話、解って聴いていたのでしょうか?今となっては確かめる術もありません。

陽子が病気になる直前だったと思います。福山くんのコンサートが長崎であるということで、チケットの電話予約があったのです。その日は朝から電話機の子機を握りしめて自分の机で電話をかけていました。電話をつなげるためのテクニックがあるのかもしれませんがそんなものは知りませんから何度も何度もかけ続けていました。何時間もかけ続けてお昼ごろやっと電話がつながった時は、sold outのお知らせでした。
陽子はワーッ!っと泣き伏していました。こんなに頑張ったのにチケットは取れなかったのです。そして、そのコンサートは陽子が大学病院に入院中にありました。あんなに福山くんのコンサートに行きたがっていたけどチケットが取れていても行けなかったねって話しました。

だから福山くん!陽子に会いに来てほしいのです。すぐ近くじゃないですか。ちょっと寄り道してください。
眼科入院中に陽子が福山くんのファンだと知った看護師さんが福山くんの高校生の時の写真をくださいました。その写真と[9月29日(水)発売 All my loving&恋人]と書いた紙が陽子の机のデスクマットに今もはさんであります。楽しみにしていたそのCDも買いに行く事ができませんでした。

福山く〜ん!!陽子さんちに来てください。待ってま〜す。


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