加 納 朋 之 氏 演劇WS #5
12月7日のワークショップには24名余りが参加しました。
加納さんの指導で、ここのところの定番である体をほぐす体操を始めましたが、なかなか体の緊張が取れません。
二人一組で相手に手足を任せてぶらぶらしてもらうのですが、完全に脱力するのはむずかしく、
どうしても「抵抗」してしまう人も。
3分間マッサージを交互にしたその次は、これも定番になった「ピンポンパン」「007バキューン、ヒュー」で
頭のマッサージ。これに「小さなちょうちんハイ」と「たこはち」を加えて完全版になるそうです。
私などはとてもついていけないかも・・・。
今日は頭の体操はこの程度にして、新たに想像力を養うための練習をしました。役者にはこれがとても大切なことだいいます。戯曲を読んでも、それを自 分の体験やイメージを通して自分のものにしていくからだと思います。
全員で輪になってまずは練習です。「夏をイメージするものを順番に言ってください」という加納さんの指示で、「すいか」「花火」「夏休み」「お化 け」「水着」などとつないでいきます。四季について終わると、次は「小学校の卒業式を思い出してください」「入学式は」「一番小さかったときの思い出 は」と質問が続きます。みんな目をつぶって必死に思い出しました。
「子どものときは二段ベッドでした。妹がいたので、自分は上の段が陣地でした。妹が私の段に上って来たので怒って落としてやりました。妹はパンダに なりました。私は叱られるかと思い小さくなっていました。」というような思い出を全員が話したのです。が、思い出ついでに「子どもの頃はまだ馬車が 走っていたね」「そうそう道路も舗装されていなかった」「バスのウインカー・・・あれがランプじゃなくて、こうして横にバーが飛び出すんだよな あ」などと余りに古い話をする方々もおりました。
さて、今日のテキストリーディングは、「病院の一室での看護士、医師、患者の妻の会話」しかも、命がかかっているやり取りです。なかなかシビアな内 容でした。
そういうわけで、7日のワークショップは終わりました。
皆さん「3月21日は何の日ですか?」
そう「演劇公演の日です」
今から、あらゆる友人知人に「3月21日は何の日だ?」を大いにPRして下さいね。
それでは、よろしくお願いします。
《 こーちゃん 》