桜井久直氏による演劇ワークショップの初回です。
まずは裸足になって歩きながらウォームアップ。その後は、
自らのエネルギーを外に向かって出してみる。前へ出したり、上へ出したり、大きく広げてみたり。空間を感じてみます。
また、全員で歩き回りながら目を合わせたり外したり、顎だし前かがみで目線を落としてみたり、 元気いっぱいになってみたり、それぞれで気持ちがどのように変化して行くのか感じ取ってみます。
またまた、半分に分かれて歩き回ります。合図があったら目を閉じます。 さてここで「赤いTシャツを着ている人の位置を指してください」とか 「では、目を開いてください。目を閉じている間に何かが変わりました。それは何でしょう?」などと問われます。 周囲の状況を常に把握できるようにしたいものです。
相手と絶対に離れないようにしながら様々な形になってみます。易しそうで難しい。
私は、「まわりのすべてを感じ取る」「エネルギーを広げていく」という、ワークショップがとても勉強になりました。
自分が意識してそのように動くとそれだけで、空間が変わってくるのだなあと感じました。
その後、テレビで「玉三郎と鼓動のアマテラス」を見たのですが、玉三郎が手を上げるだけで、
エネルギーがほとばしりでてくるように見えました。ああ、これなんだなと思いました。
意識するって大切なことなんだと思いました。《ウッチー》