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深いシワのある顔と大きな瞳がとても印象的なパグ。4000年前には
すでに今の姿に完成されていたといわれる歴史ある犬種です。
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古い血統のイヌだけに、起源についてはいくつかの説があるものの、
どうやらペキニーズ血縁関係にあるのは確かなことのよう。 |
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〜起源説その１〜
ペキニーズ短毛種の子孫が、中国とオランダの貿易が盛んに
行なわれていた16世紀の終わり頃オランダに渡り、
それがイギリスに紹介され、ダッチドッグ（オランダ犬）と呼ばれ広まった。
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〜起源説その２〜
スコットランドの低地地方のイヌがアジアに渡り、それを再びオランダ人の
貿易商人がヨーロッパに連れ帰った。
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〜起源説その３〜
小さなブルドッグばかりを選んで掛け合わせた。
ヨーロッパで知られるようになったのは16世紀になってから。
17世紀には王侯貴族たちの間でアクセサリー犬として大流行。
ビクトリア朝時代にそれが頂点に達し、今では愛玩犬の中の愛玩犬
の座を獲得しています。日本でよく見かけられるようになったのは
比較的最近のことですが、世界的には、違いのわかる趣味人や
センスあるセレブリティのペットとして絶大な人気を誇る犬種なのです。 |
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| **名前の由来** |
ラテン語で「握りこぶし」の意味の「パグナス」が語源という説と、中国語で
「いびきをかいて眠る王様」という意味の「パー・クゥ」から、という説があります。 |
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| **特徴** |
しわくちゃの顔に、いつも涙でうるんで見える出っ張り気味の暗色の大きな目。
ブヒブヒと音をたてるつぶれた鼻。垂れた耳はローズ耳、ボタン耳と呼ばれる
２種類で、耳と口の回りは黒。がっしりとした肉付きのいい胴体に短めの四肢。
くるんと巻いた尾もチャームポイントのひとつです。 |
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| **性格** |
愛玩犬一筋数百年。人なつっこく従順な性格は、その長い歴史に育まれたもの。
家族以外の人や動物にも好奇心いっぱいに近付いて行く社交家で、お客さん
の接待もおまかせあれ！ とぼけた表情で笑いをとりながら、実は賢く、心やさしく、
おまけにやんちゃで遊び好き、という飽きないヤツなのです。
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| **大きさ** |
体高 ： 25cm前後 体重 ： 6〜9kg
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| **食餌** |
ドライフード約120〜160gが目安。
注意すべきはずばり「肥満」。太りやすい体質の上に、何よりも食べることが好き、
という性格で、太りすぎが命を縮める原因になりがちです。
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| **被毛のタイプ** |
| 短毛種・ダブルコート（上毛と下毛からなる二層の被毛）。 |
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| **カラーバリエーション** |
| フォーン（淡いココア色）、シルバーフォーン、アプリコット、ブラック。 |
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| **こんな人向き** |
ルックスが好き！ というのはもちろん、好奇心旺盛で甘えん坊、おまけに遊んで
もらいたがりなこのイヌの相手をちゃんとしてあげることのできる人。 |
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| ☆お手入れは？ |
ビロウドのようにしなやかな短毛は、定期的なシャンプーのほか、こまめに拭いて
あげましょう。特に顔のシワは汚れのたまり場。不潔なままにしておくと、くさ顔
（くさ〜いニオイのする顔のパグのこと）になってしまうばかりか、皮膚病の原因にも。
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| ☆毛は抜ける？ |
短毛だからと甘く見てはいけません。季節の変わり目にはかなりの抜け毛を覚悟のこと。
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| ☆吠える？ |
「ワンワン」と吠えるようなことはめったにありませんが、用があるときには「ブヒブヒ」
と鼻をならして知らせます。暑い日には用がなくても「グウグウ」音が出てしまいます
（暑さに弱いので要注意）。「ゴウゴウ」いびきをかいて寝ます。
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| ☆運動量は？ |
小型犬だってお散歩したい！ パグはとても元気で遊び好きなイヌなのです。
毎日のお散歩で肥満予防＆ストレス解消。ただし、暑さにはとっても弱いので
夏のお散歩は涼しい時間に無理のない程度にしてあげましょう。熱射病はパグの大敵。
風の通らない家で留守番させるなら、真夏はクーラーがないとちょっとツライかも。 |
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