PUZZLE 76 マティーニ
前回はウイスキーの水割りを数学的に論じていただきましたが、
今回はカクテル言語学的に論じていただきましょう。
カクテルの中の傑作」「カクテルの帝王」と称されるカクテル「マティーニ」
ジンとベルモットをステアするだけの簡単なカクテルですが、
飲み手、作り手によってレシピは千差万別。
最近の時流では、ドライマティーニと呼ぶ辛口タイプが好まれているようです。
ベルモットの語源はドイツ語でニガヨモギを意味するwermutだそうです。
では問題です。
ベルリンのバーで、ドライマティーニを一杯引っかけるかと、
「ドライマティーニ ビッテ!」と注文すると、
あら、マティーニが三杯も出てきてしまいました。 なぜ?
言語学的に説明して下さい。
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