こんなところへ行ってきました	江戸東京たてもの園 （都立小金井公園内）
平成 26年　11月　28日　（金）	JR中央線「武蔵小金井」駅からバス5分
	以前からずーっと気になっていた、江戸東京たてもの園に行ってきました。 紅葉の時期で江戸東京たてもの園の周りに広がる小金井公園の色づいた木々の紅葉も素晴らしかったです。
園内もたくさんの木々が色づいていました。東京の郊外なので、よく冷える様で赤い色も鮮やかです。
	まず西ゾーン茅葺の民家が並んでいる所から、見学していきました。囲炉裏に火がくべられ、ボランティアの方からいろいろ説明して頂きました。
次に、メインストリートの方に戻ってきて、建築家の先生方が建てた家々を見ました。ヨーロッパから戻ってすぐに設計した家や、戦争の物のない時代に物資を調達し建てた家の外観、モダンな内装にセンスの良さを感じます。
他から探してきた前川國男邸内装です。昔に設計されたのに今風でモダンです。日テレの ぶらぶら美術博物館でも紹介されていました。
	次に東ゾーンへ。こちらには昔の商家、銭湯などから、当時の建築様式やくらしぶりが観察できます。
丸二商店、荒物屋です。銅板片を組み合わせ、建物の前面を覆っている看板建築です。
	手前植村邸。建物前面を銅板で覆った看板建築です。 奥は大和屋本店乾物屋。戦前の乾物屋の特徴を再現しているそうです。
大和屋の店内の様子
	大正期の仕立て屋だそうです。
子宝湯。ここが一番気に入った建物でした。昔懐かしい銭湯です。
	銭湯の象徴、富士山がありました。女湯には他の山が描かれ富士山はありませんが、上の方に描かれているので壁越しに見上げて見る事は出来ました。
脱衣所はこんな感じです。体重計も、陽が降り注ぐ高い天井もそのままです。
	こんな料金表もありました。
新橋から渋谷を走っていた都電もありました。
	高橋是清邸の主屋部分も。これはその玄関。二階の寝室や書斎は2.26事件の現場となりましたと書かれていました。
またこの日は、スタジオジブリのアニメーションの架空世界の中での建物を取り上げて、その模型やデザイン画の展示などがされていました。 アニメの中での事なのに、本物らしく、忠実に、実際組み立てられるような設計図の描き方に、そこまで似せているのかとびっくりしました。
	江戸たてもの園の周りに広がる小金井公園も、自然自然豊かな散歩コースといった感じで、たくさんの木々が植えられてその紅葉も素晴らしかったです。
2014年12月29日