タイトル&パナー


こんなところへ行ってきました 京都・祇園祭
山鉾巡行
平成 25年 7月 17日 (水) 四条烏丸〜四条河原町界隈
17日の祇園祭山鉾巡行を見に行きました。
平安時代に都で疫病が流行し、その疫病退散の願いを込め始まった祇園祭です。巡行の日に32基+αすべての巡行が行われるのはひょっとしたら今年限るになるかも?来年からは後祭巡行が復活し、祭りの形が少し変わるかもしれません。 
先頭を行く長刀鉾。後ろから、天保8年(1837年)中国明代の見送を見る。長刀の正面が八坂神社や御所に向かないように南向きになっています。
3番太子山。上には聖徳太子がお祀りされています。横には杉の木。胴懸は18世紀にインドで作られたものらしいです。
祇園祭にはこうした中国、インド、ペルシャ等からシルクロードを経て持ち込まれたタペストリーや日本の西陣織等の懸装品や工芸装飾品が多く見られ「動く美術館」とも称されています。
7番綾傘鉾。この鉾は他のとちょっと異なり大きな傘とぼうふりばやしの行列です。時折、太鼓や笛に合わせて踊りを見せてくれます。
 小さな子供も御稚児さんとして行列に加わります。  
9番鶏鉾
鶏鉾の見送は16世紀ベルギーで制作されたタペストリーで国の重要文化財ということです。
13番月鉾。屋根の上にも4人の屋根方が。月鉾の屋根裏には丸山応挙の作品が描かれているらしいです。
鉦や笛太鼓の囃子(はやしかた)は交代員含め40人ぐらいが乗り込むそうです。
30人から40人の多くの曳子が山鉾の綱を引っ張ります。学生アルバイトや外国人の姿も。
2番郭巨山(かっきょやま)胴懸がきれいで目を惹きました。バックの建物の壁のデザインも合っています。
12番占出山(うらでやま)。水引は三十六歌仙の刺繍。前懸、胴懸は日本三景を描いた逸品。
歩道はたくさんの人で身動きが取れないほどでしたが、ビルの上からもたくさんの人が見物していました。
四条通の人形店田中弥の店の奥に、京都らしい空間がありました。
店頭に飾られている祇園祭の山鉾作品。
2013年7月31日
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