タイトル&パナー


こんなところへ行ってきました 起雲閣(きうんかく)
熱海市指定有形文化財
平成 23年1月23日(日) 熱海駅から徒歩20分
2階より望む洋館 熱海と言えば寛一とお宮の銅像ぐらいしか思い浮かばなかったのですが、通過するだけではもったいないということで、急きょ立ち寄ることにした起雲閣です。 が、大正ロマンの香りがしてびっくりするほどよかったので、お知らせしたいと思います。
その建物は 賑やかな熱海の街中に、塀で囲まれ静かな空間として存在していました。1919年(大正8年)政・財界で活躍した内田信也氏によって別荘として築かれ「熱海の三大別荘」として賞賛されたそうです。ここは和室ですが、この壁の色は特徴的です。 麒麟の間
玉姫の間 1947年(昭和22年)からは旅館として生まれ変わり、山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治、舟橋聖一等(敬称略)といった多くの作家が滞在したそうです。2000年からは熱海市の観光施設として公開されています。
床に敷き詰められたタイルはサンルームの色合いを濃く表わしています。
天井や柱、窓のステンドガラスも、手間を厭わずあちらこちら装飾されて建物全体が芸術品のようです。 玉姫天井
外からの玉姫の間 テーブルなどの家具にも装飾が施されて、大正のロマンや時代の重みを感じます。
暖炉やローマ風呂といったものも見られました。天井の装飾もすごいです。 玉姫の間奥
玉姫の間ステンドガラス
この部屋の壁の色も独特です。この部屋で将棋の谷川浩司と羽生善治の「竜王戦」のタイトル戦も行われたと書かれていました。(敬称略) 孔雀の間
外からの外観 庭から望むと、先ほどのタイル張りの部屋はこんな感じです。
2011年4月14日
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