第13回 ウプマ〜超粗挽き小麦粉の炒り煮(南インドの軽食ティファンの一種) 日本ではあまり知られていない南インドの軽食(ティファンと総称される)のひとつ。 |
《レシピE》ウプマ〜超粗挽き小麦粉の炒り煮(南インドの軽食ティファンの一種) 材料(1〜2人分) セモリナ1カップ、青唐辛子1本またはししとう2本(みじん切りにしたピーマンでもいい)、しょうがのみじん切り 小さじ1、塩 小さじ1/2強、サラダ油 大さじ1〜2、 ギーまたはバター 大さじ1、たまねぎ1/8ヶ、カシューナッツ5粒(なければ省略)、 レモン汁 少々、お湯2カップ ホール・スパイス ウラド・ダールとチャナ・ダール 各小さじ1/2、 ヒング ひとふり(なければ省略)、カレー・リーフ5枚(なければ省略)、 マスタード・シード 小さじ1/2、たかのつめ1〜2本 |
【下ごしらえと調理】 @たまねぎはざくざくの粗みじん切りに。カシューナッツは少量のバターかギー(分量外)で炒っておく。青唐辛子またはししとうは小口切り。 Aフライパンを用意し、セモリナを空炒りする。その際ギーかバターを少量たらし込んでもいい(分量外)。 Bセモリナが少し色づいたら、ボールなどにとっておく。サラサラになっているはずだ。 Cフライパンの汚れを軽くふきとったら、再び火にかけ、サラダ油を入れる。火は弱めの中火。 Dホール・スパイスを加え(最初ダール2種とたかのつめを入れ、10〜15秒したらヒングとカレー・リーフを加えて一呼吸おいてから、最後にマスタード・シードを入れよう)、オイルに香りを移す。 Eマスタード・シードがパチパチはじけだしたら、しょうがと青唐辛子(あるいはししとうかピーマン)、たまねぎを入れ、たまねぎがしんなりするまで2〜3分炒める。 Fいったん炒めたセモリナとカシューナッツ、塩を加えて全体をサックリ混ぜたら、お湯を注ぎ、素早く、また力強く練り込む(このとき火を弱くして練るとやりやすい)。 Gさらにギーかバターを大さじ1程度加えながら(初心者の方はお湯を注ぐ前に入れた方がかんたんだ)、ダマがないように練り込んだらできあがり。レモン汁をさっとまわしかけ、塩加減をもう一度チェックしよう。 【おいしさのヒント】 ・セモリナとお湯の量的配分、火加減でかたさが変化する。手でまとめられるかたさが現地式だ。 ・ダマができないように弱火でミックスするといい。 ・しょうがやたまねぎといっしょににんじん、じゃがいも、いんげん、グリンピースなどのみじん切りを炒めてもいい(チャーハンのイメージだ)。これらの材料に火が通ってからセモリナを加え、練り上げよう。 |
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