Taste of India

特別企画 
2003年12月〜2004年1月 こんなもの食べましたinマドラス
(チェンナイ)

再び番外。1月8日早朝のフライト


【チェンナイ〜シンガポールのSQ便機内食】
 シンガポール経由で成田に帰還すべく機上の人となったが、またしても食い意地発揮。最後にチェンナイ〜シンガポールのシンガポール航空フライトの機内食を紹介しよう。
 行きの機内食も充実していたが、帰りもスゴかった。
 左下はボイルド・ポテトの角切りとパイナップル、トマト、ピーマンなどをチャット・マサラで和えた「アル・パイナップル・チャット」。黒オリーブがあしらってあるところなど、なかなか独創的で、しかも美味。
 メインの皿だが、まずは左に「タンドゥーリ・チキン」。実際は骨なしなので「チキン・ティッカ」だが、とりあえず典型的な北インド風味でイケる。
 真ん中は「パニール・ロール」。パニールはインドのカッテージ・チーズ。これをピーマンやスパイスと炒め、薄力粉をメインにつくった「ルマリ・ロティ」と呼ばれる薄焼き無発酵パンにくるんである。芸が細かい上に、当然のようにおいしい。
 右はメティ・リーフとマッシュ・ポテトをティアドロップの形にして揚げた「アル・カツレット」。カルカッタあたりの露店でよく食べたやつを、グッと上品にした感じ。
 左上のパンの右横にかくれ気味なのがデザートの「フィルニ」。インドのライス・プディングで、スライスしたアーモンドをあしらってある。さらに右はシンガポールのタイガービール。
 全体に北インドを基調としたすぐれた内容の機内食。旅の締めくくりにふさわしいグレートさである。
    
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