Taste of India
特別企画
2003年12月〜2004年1月 こんなもの食べましたinマドラス(チェンナイ)
1月6日
【朝食】
本日は諸般の事情(料理番のおばちゃんが休暇中→ただし本日夜には復帰予定。しかもつれあいのダンス公演当日でみんながドタバタといった具合)から、朝昼とも軽めの献立。
とりあえず朝食は「鉄板焼きトースト」に昨日とおなじ「aval uppuma(圧し米の炒り蒸し)」。写真もなくて、すいません。
【ランチにはトマト・ライス】
ふつうは白いごはんにサンバルあるいはコザンブ、そしてラッサムやカードなどを組み合わせるミールス仕立てが当家の定番ランチ(多くの南インド家庭でも同様)だが、今日はちょっと違った構成。これも料理番のおばちゃんがいないから?
上の写真、左上から「パパド(ウラド・ダールという挽き割り豆の粉の薄焼きせんべい。ここではクミン・シード入りのものを揚げている)」「ビーツのポリヤル(昨日の)」、揚げ春雨のようなカリサクの「ウェハー」。ポリヤルはいわゆるおかずだが、ほかの2品は箸休め的なアイテムといえる。
そしてメインの「トマト・ライス」。いったん炊いたごはんにトマト、タマネギのスライス、マスタード・シード、カレー・リーフなどを煮詰めてつくったマサラをミックスして仕上げる、南インド独特のライスメニューだ(レモン・ライス、ギー・ライス、ココナッツ・ライスなどと同類→これらは拙著既刊にレシピあり)。
ほかには昨日の「モール・コザンブ」(1日たつとよりマッタリとして美味)、ガーリックたっぷりの「ラッサム」、さわやかなカード(ヨーグルト)など。
とにかく、何もかけなくてもいいトマト・ライスのおいしさに脱帽した。日本にはない味だ。
【おばちゃんが戻っていつもの夕食】
夕方からおばちゃん復帰。
夕食は「クルマkurma」と「パラタparatha」という定番的な組み合わせ。
クルマはドラムスティックと生のグリンピースを具にしたもの。オニオンのスライスや生トマトも入っている。トロリとしてマイルド、ココナッツをきかせた通常のクルマよりあっさりした仕上げが特徴。ドラムスティックと生のグリンピースの風味もバツグンだ。
パラタは四角くて、折り込みはあまりかけていない。かみしめるほどに全粒粉ならではの滋味が口いっぱいに広がる。
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