LEDテール作成(作成編)



流行のLEDテールを作成しようと思い始めたのは昨年。
WISHが新車で出たときにLEDテールできれいだったのがきっかけでした。

まずは基本的なことから情報収集。


LEDとは?


そんなのはほかのHPで探してください(核爆)
私は理論を勉強したことがありますが、とうの昔に忘れました(自爆)


とりあえず、見かけから行きますか?(笑)


おっと、お約束ですけど車の運行の安全に関するものです、
すべての作業は自己責任にて行ってください。
当方は一切の責任は負いかねます。

左が一般的に知られている5φの発光ダイオード(LED)です。
足が写ってませんが、長いほうが+です。
指向性が15度しかありませんが、光度12000mcdもある、海外のものです
光度と指向性と予算の関係でメイドイン台湾ですが、
値段が安いので許しましょう(笑)


右のLEDは四角もので、Super Flux LEDと言われている物です。
足が+−ともに2本あります。
指向性が70度あり光が拡散します。
これは高価です、一個だと280円もします(^^;;
光り方にどの程度の違いが出るか試しに導入です。
さて、製作に入るために注意点を・・・・。
車ではバッテリー単独では12.2V程度、エンジン始動時にはバッテリー充電のため14.2V、と言う具合に電圧変動があります。

なんでこれが問題か?
電圧が変わることにより、 オームの法則  電圧 = 電流 × 抵抗 なので
電流値が変わってしまう。(抵抗が一定なら電圧が上がると流れる電流も増加する)


LEDは定格の電流値以上の電流を長時間流すと破裂したり、点灯しなくなったりします。非常に危険です。
大学時代に破裂させた人がいました。まぁ、無知な人だったんですけど(爆)

だから電流値が定格より小さくなるように制御してやらなくてはいけません。
制御の方法は2種類     1  抵抗でうまく制御する。
                  2  定電流ダイオードで電流値を制御してやる。(いらない電圧はここで引き受けてくれる)
この二つです。

今回はその両方を使用します。
右の袋二つが120個の5φのダイオードの塊です(爆)
TAIWAN OASIS製、定格が2.25V / 20mAです。
全部は使いません。この時点の予定で80個使用であとは予備の予定でした。

左のが定電流ダイオード、これは一個で10mA通すものです。全部で50個。
一個だけでは定格に届かないので並列に繋いで20mAにします。
↑これぐらいはなぜか分かりますよね?
  忘れていたら中学校の教科書を開いて!(爆)

ちなみに定電流ダイオードは数もいる上に単価も高めです。
電流をきっちり制御できるので初心者にお勧めですが、予算には厳しいです。
極性がありますので、使用には気をつけて。
作ってしまうとこんな感じです。
2個の定電流ダイオードで4つのLEDを点灯させます。
並列に12列作って48個になりました。

ちなみに、半田ゴテは必要ですよ。←当たり前(爆)
あとハンダもね!!


注意点
LEDは熱に弱いので長時間半田ごてを当ててはいけませんよ。
でも普通に数秒つける程度は問題なかったです。
あせらずにパパッとつけてやりましょう。
裏はこんな感じで。

前後したけど、なぜLEDが4つか?

電圧を13.5Vとして、LEDの定格が2.25V、
定電流ダイオードに定格電流を流すのに最低4.5V必要なので、

13.5V − 2.25V × 4個 − 4.5V = 0V

って、ギリギリやん(爆)
気にせず作りましょう。って作ってるときには上を気にしてませんでした(核爆)


完成したら上の2つの写真のようになります。
本来ならバッテリーを持ってきて繋いで、点灯試験をするんですが、忙しくてできませんでした。
たぶん、点灯するだろうと(笑)←自信過剰!?

さぁ、5φのLEDでの作成は完了しましたので、FLUX LEDでも作ってみます。

このLEDは最大の定格電流が70mAなので、定電流制御だとお値段が張ってしまいます。なので、コスト面を重視して抵抗制御とします。

オームの法則から、130Ωの抵抗として LED3個直列接続で
12V時に43mA。14.4V時に58mAになるようです。(あくまで理論上)

明るさ的には少し暗くなるかも知れませんが、定格以上に電流を流すとLEDの寿命を縮めかねないので抵抗を大きめにしてます。
こんな感じで作りました。
数的にはもっと入れたいのですが予算の都合で少なめ。

これは試作1号です。
試作2号では明るさ不足解消、横からの視認性の向上のために
間に5φのLEDを数個入れました。
2つのLEDのユニットを作ったのは、70スープラのテールライト関係のユニットにぴったり入るようにするためでした。

センターガーニッシュ(写真右側)よりにFLUX LEDを配置
真ん中のランプがあったところに5φLEDを配置しました。
(写真は組付途中で完成したものではありません)

真ん中に見えているのがスモールとストップを切り替えるための回路です。
パルス幅変調で光の強さを調整する優れものです(スモール点灯時に使用)、
これを作るのは少々知識があったほうが作りやすいかも。
キット物で買ったんですが、電子回路図をひも解いて基板上で組み立てるのは
結構大変でした。写真を見つつ、あーでもない、こーでもないと言ってました(笑)
こんな感じで仕上がりました。

基盤の固定はホットグルーでしました。基盤の裏もハンダの剥がれ防止のためにホットグルーでベタベタにしました。
表も使用かと思いましたが、LEDの熱で溶けたりしそうですし、汚くなりそうなのでやめました。


このまま、カプラーオンで付きますので、このまま車体へGO!!です。


写真は試作2号でFLUX LED側によく見ると5φのLEDが点在してます。



これで作成編は終了です。

次は装着・点灯編