<大祭中の諸行事及び神事>
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中野島青年会のくらやみ祭り(大国魂神社祭礼)参加は1976年(昭和51年)、真っ黒な烏半天を新調したのをがきっかけです。

その昔に先輩たちが泣く子も黙る「中野島」として大あばれしていたいた話を聞きました。青年会の数年ぶりの復活には府中六の宮の年寄り氏子連中から中野島が来た!!という話題でもちきりだった? 本当の話かなり有名でした。

・・・その頃は今と違いまだ規制も厳しくなく自由な半天で参加できましたが今は、白丁で統一されて神輿において、中野島の存在自体薄れているようです。その代わり「くらやみ」のもうひとつの華。大太鼓の巡航は、五,六の宮大太鼓新調と共に年々盛り上がりの兆しを見せている。
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4月30日 午前9時30分頃
品川海上禊祓式(汐汲み・お浜降り)
神職及び所役が品川沖に出て手や口を海水で清め、
汐水を樽にいれて持ち帰り、大祭期間中の朝夕潔斎
時にはこの汐水を使用する。
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5月1日 午前9時30分頃
祈晴祭(一日祭の後引き続き行う)
大祭期間中の安全と共に 雨の降らない事を祈る祭典 |
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5月2日 午後7時30分〜8時頃
御鏡磨式
御輿に付ける鏡を8枚、塩で磨き清める儀式(野口・堀江両氏)
但し現在は磨いた後本殿に納める。
目的 |
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鏡とは己自身だけでなく己の心をも映し出す物であるという
ことから、鏡を磨く事により御輿奉持者の心も磨き清める。 |
由来 |
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その昔は、高価であると思われた鏡を神社に奉納し御輿に
装着してその鏡を叩き、その音で魔を払ったとも思われる。
魔除に使用する鏡を祭礼前に清めるのは必要不可欠な
神事である。 |
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5月3日 午後8時
競馬式(こまくらべしき)
欅並木に隣接する馬場にて1〜4の駒が3往復する(走路役150m)
馬が4頭なのは旧4ヶ町の数となる。馬自体は競馬場よりの奉納
目的 |
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国司時代より府中周辺に牧が多数在り、駿馬が多く産出された
歴史を伝えると共に祭典の一環を為す。 |
由来 |
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国司時代、国司が朝廷に馬を貢上した際に、この場所で牧馬の
良否を検閲するために起こった。 |
装具 |
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騎手は烏帽子・直垂にて奉仕するが鞍は現代の鞍(和鞍ではない)
を使用している。 |
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競馬式(こまくらべしき)のいわれ
大國魂神社例大祭は、4月30日より5月6日迄の間に、 様々な
行事が多彩に執り行われるが、 5月3日夜行われるこの式は、
往古国司によって行われた。その頃、武蔵国府の周辺には、
武士の勃興と共に 多数の牧が増え、良馬が多く産出するように
なった。国司は駿馬を朝廷に献上するために、良馬を府中に集め、
馬場で走らせ、検閲の上選定した。
その行事が今は競馬式(こまくらべ)と呼ばれ、約千年以上続け
られた古式である。現在は午後7時騎士4人が馬を牽き、瀧神社にて
馬を清め、神社に集合し、関係者一同は 御祓いを受けた後、社前に
整列し、一之駒より順次欅並木西側の馬場に向かう。到着後、
発走前に「名対面の儀」(国司に馬を見せ、馬と騎士の名を報告)
を行い、 順次発走し、三往復行う。
これは速さや着順を競うものではなく、検閲の為のものである。終了する
と神社大鳥居下で一同は解散する。
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5月3日 午後6時〜8時
山車の競演
欅並木に山車が約8台出てはやし立てる
朝・・・8:30頃、御輿を宝物殿より出してお白州に運び込む |
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5月4日
御綱祭
午前9時御輿に飾りの綱を掛け御輿をお祓いする祭典、
この日にお祓いをしてから初めて神職により綱が掛けられ御霊が
お移りになる準備を終了する。
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萬燈大会 午後1:00〜2:30頃
昭和54年(1979)より始められた。それ以前は各町内子供神輿
の後に付いていた。現在は、萬燈にて競い合う。
子供御輿お祓い 午後1:30頃
子供御輿約20基をお祓いし、その後子供御輿が町を練り歩く山車
の巡行 午後6時〜9時
山車が18台、旧甲州街道を行列する
(平成7年は片町の弁慶橋から八幡宿の秋山健材まで。 翌年は
順路が逆になる)
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5月5日
■道清め |
午後1時30分 |
神輿・太鼓の通る道をお祓いして
歩く儀式 |
■太鼓送り込み |
午後2時30分 |
御先祓大太鼓を始めとする、 6張の
大太鼓を御神前まで曳いてくる |
■宮乃神社奉幣 |
午後2時 |
境内摂社に行き奉幣行事を行う |
■御饌催促の儀 |
午後3時 |
細谷・浦野両氏により神前に供える
料理を調理催促する儀式 |
■動座祭 |
午後3時30分 |
御霊を御本殿より神輿に移す事を
神前に報告する祭典 |
■威儀物授与 |
午後5時20分頃 |
神輿の露祓いの意味で奉持する刀や
弓を渡す儀式 |
■御霊遷の儀 |
午後5時20分 |
各神輿に本殿から御霊を移す神事 |
■神輿渡御 |
午後6時 |
8基の神輿が御本殿から御旅所へ
お移りいただく神事(くらやみ祭のメイン) |
■坪の宮奉幣 |
午後8時30分 |
境外末社、坪の宮に奉幣の儀式を行う神事 |
■野口仮屋の儀 |
午後10時30分 |
大国主の大神が当地に降臨したとき
野口家に 一泊の宿を求めた故事に基づく
事柄を具現する神事 |
■やぶさめの儀 |
午後11時 |
宮司が野口仮屋の儀の後、馬に乗り的を
射る神事(但し鎌倉の鶴岡八幡宮の神事
とは趣を異にする)
※やぶさめの儀では矢が必ず的に当たる
ので、当社では
「やぶさめあたり矢」という名前で御神矢を
授与している
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5月6日 おかえり 午前4時
御旅所を神輿が出て町内を練り歩き神社まで還ってくる
午前7:30〜8:00頃
8基全ての神輿が神社参道に揃う
鎮座祭 午前9時頃
還ってきた神輿から御霊を本殿に納めて無事大祭が終了した事を
報告する祭典
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この資料は、大国魂神社H・Pより引用しています。 大国魂神社H・Pはコチラ⇒ |
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