ワタシは自宅で IBM の Aptiva を使っている。HD40Gで、CPUはちょっと古めの733MHz。メモリは増設して128Mにしてあるが。ホントはもっと増やしたかったのだけど(お絵かきするし。音楽ソフトの編集もするし。)、なんか、売り場のヒトが、既設の64Mでも充分なのに、128M以上は必要ないですよ、って売る気全然なし。2年くらい前の話なんですが。強気になれなかった自分が情けない。しかし、まぁ、使い勝手も悪くないし、いたって普通のPCです。・・・で、職場で6年くらい使い続けた古いPCをお取替えすることになり。ワタシはIBMの製品からチョイスした。仕様をちゃんとチェックしたつもりだったのだけど、見落としがあった・・・。そして、セットアップすると、もう悲しくなった。
製品は、IBM NetVista M41 Slim M/T:6844 48J というもの。それまで職場で使っていたタワー型が邪魔で邪魔で、省スペース型のコレをまずチェックした。
XPだけでなく、既にいろいろと評価も進んでいる2000のチョイスがあるのも気に入って、コレにした。素人にありがちな、ハードの仕様ばっかり気にしてしまったのが、そもそものまちがいだったのですが。
そして、ルンルン、本日セットアップ。箱を開けて、まず驚いた。えっ・・・・?
付属の CD-ROM は、なんか、おまけのソフト集1枚っきり。プリインストールされている、Windows 2000 のロムはない。リカバリーディスクもない!! 信じられない。(梱包ミスではなかった。仕様一覧の注書きにちゃんと『ついていません』とあったのだ・・・、うっく・・・。)
そして、セットアップ完了して、起動すると・・・・。唖然・・・!! パーティションがなく、Cドライブに丸まる40G・・・。なんて間抜けな・・・。OSインストールされちゃった後ではあるけど、なんとか仕切りできないか、って職場のPCに強いH田君とあっちゃこちゃチェックしてみたけど。やっぱダメ。(ウチの Aptiva は、ちゃんと D ドライブ2Gくらいですが、仕切ってくれてあるのに・・・。)
どうしようもない。コレで行くっきゃない、って諦めて。ネットワーク繋ぐ前に Norton Internet Security をインストール。ノートンがリブートを要求してきたので、そのまま続行すると・・・。
NTLDR is missing というメッセージを出すっきりで、Windows 2000 が立ち上がらない。何度やってもダメ。・・で、コマンドでディスク内を検索すると NTLDR のファイルはちゃんといる。いったい、どうなっちゃったんだか・・・。原因がノートンなのか、その前にいじくりまわしたことなのか。わからないままですが。とにかく、 boot.ini の中の何かに異変があったもよう。
・・・で、H田君のひとこと。『これはぁ・・・。どうせ、パーティションもなかったし、OSインストールしなおしちゃいましょう。今なら、まだ何のデータも乗っけてないから、気持ちよく消せますよ。』
そうね、それはグッドアイディア。そこで、H田クンもぶっとび。『えっ? 2000のディスク、ついてこなかったんですか?』『は? リカバリもなし?なんじゃ、そりゃ!?』 でしょう? ワタシもそう思うもん・・・。
で、職場のほかの人(プリインストールのないマシンにXPを積んだ)たちのライセンスで買ってあった2000をとりあえず拝借して。インストールしましたよぉ。H田クンは、インストール前にぴっちりパーティション仕切ってくれて、その上にリカバリも作ってくれて。『ノートンのせいかどうかは判らないけれど、これで、今度同じようなメッセージ出ても、簡単に復帰できますよ。』って。全工程が終了したのは、午前0時だった。