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過去の記録・母と一緒にいると得をする。B どうも母と一緒に旅行をすると、得することが、必ず一つはあるような気がしてきた。・・・って、この親不孝者は、そうそう、母を旅行に連れて行くことはないのだけれど。私は、母と、過去3回ほど、海外旅行を経験している。これは、その3。 ★★ ボストンへ ★★ ボストンに住む妹夫婦を訪ねることになった。母が。 でもって、私に、仕事の調整して、一緒に来て欲しいと。いうことで。また、一緒に海外脱出することになった。 当時(いや、今も)、私は、妹夫婦が日本に残していった荷物をかなり預かっており、この機会に、ってことで、まぁ、妹君からいろいろ。持ってきてくれ、と頼まれておった。医療・健康器具のようなものから。まぁ、殆どが彼女の衣料なんだけど。その量、段ボール箱4つ。 仕方なく。チェックイン時は、母に2つ、持ってもらうことにした。スーツケース以外に2つも荷物、って〜のは。恐らく、チャージされんだろうなぁ、ふたりとも、って思っておったのだが。 たぶん。UAのお姉さま。母をものすごい、老人、と思ってくれちゃったのか。こちらか図々しいリクエストをしたわけでもなく。いきなり、ビジネスクラスへのグレードアップのオファーがあった。 えっ・・・。か、かあちゃん・・・。やっぱ、あんたはスゴイ。いてくれるだけで・・・。こんなにいい目に会ってしまうなんて・・・。 当然。このクラスだと、ダンボール箱2つくらい。チャージなし、でチェックインできるのよ。搭乗も、プライオリティ高くて、ファーストクラスと一緒だったし。母は、疲れることなく、待たされることなく、ついでに私も、ですが。スムーズに機内のヒトとなりました。 機内では。他の客が就寝するころ。免税のサービスがあるのだが。『行き』の飛行機だというのに。母は、とにかく買い物好きなもんだから。さっそくスッチーを呼びつけて、あれと、これと・・・、とかなりのお買い物。 買い求めたものの中には、スッチーも中味を見たことない、ってのがあったりして。 あっと言う間に何人かのスッチーが母を囲む。モチロン、アメリカ人よ。見せて、見せて、と。 得意げに母は。英語もしゃべれないのに。(実際、このヒト、すごいんだ。手振り、身振りだけで、堂々と会話する。)スッチーと仲良しになっちまった。 以後。母のところには、ワインのサービスなどにかこつけて、スッチーが、なんだ、かんだ、と訪ねてくる始末。旅なれているつもりのワタシも、唖然・・・。 いや、ね。ワタシも他のヒトみたいに、眠りたかった、んです、ホントは。なんせ、現地には朝着く便だったんでね。しかし。眠らせてもらえなかった。『通訳』しなくちゃなんなくてね。 でもね。母のお陰で、ビジネスクラス、だったんだものね。文句いえないよね。 |