嗚呼!女神さま?
これはどッかの学生18歳。女の出来事である。
それは学校の帰りのことでであった。
いつもの道。いつもの時間。しかし何かが違っていた。
目の上にある電線に風船が引っかかっていたのだ。
それだけでは大した変化ではない。
「電子ちゃんに電話しなきゃな〜」
くらいしか思わないが・・・そこに突然眩い光に身を包んだものが!
「チェッチェッコリ♪チェッコリッサ♪」
と言い放ちながら神々しい者が姿を現したのだ。
呆然と突っ立てるどっかの学生(18歳女)を見てこう言った。
「あなたが落としたのはこの金の風船ですか?それともこの銀の風船ですか?」
「いや、それ私のじゃないし。それに風船は落とすものじゃないと思う。っていうかあんた誰?」
理数系であったどっかの学生(18歳女)はこんな異常な状況にも割りと平然と答え、的確(?)な質問をする。
「わかりました。あなたはこの何の変哲のない安っぽいどっかのサービスでもらったような風船が自分の物であると言うのですね」
神々しい者は電線に引っかかっている風船を指差して言う。
「言ってないし。あんた人の話聞いてる?」
どっかの学生(18歳女)理数系は冷めていた。
「嗚呼!あなたはなんて素直な人物なんでしょう!」
「だからそれは私のじゃないっって」
顔を上に向けながら話すのは疲れるなぁ。と思いながら話す。
めんどくさいのでそろそろ帰りたい気分であった。
「その素直さ、気高さ、優しさ。そして何より素直さ!!!」
「素直って2回言ってる。っていうか今までの会話からそのセリフは間違ってると思う」
突っ込んでも無駄だと思うが一応突っ込んであげるどっかの学生(18歳女)理数系。
しかし流石にもうどうでもよくなったので
「ねぇ。もう帰っていい?」
別に待ってなんて言われてないけどね。
すると
「・・・やはり・・・あなたが・・・」
突然神々しい者の表情が変わった。
「この世界を救った・・・・伝説の勇者!!!
・・・に憧れていた村人Cの生まれ変わりなのですね!!」
「脇役かよ。 しかもいてもいなくてもどうでもいいような奴だし」
こんな時でも冷静などっかの学生(18歳女)理数系であった。
「世界とはそういう、いてもいなくてもどうでもいい、取るに足らない脇役達の手で作られているのです。」
言ってる事は正論だけど無償に腹が立つのはなんでだろ〜なんでだろ〜♪
「あなたを探していました。再びこの世界を救うのです!」
「村人Cじゃなかったのかよ」
脇役にそんなこと頼むなよ。
「このコンパクトでセー○ー戦士(一応伏せ字←笑)に変身するのです!」
「いきなり変身戦隊ものかよ。話進め過ぎ。」
コンパクトをぶん投げる神々しい者。
とっさにキャッチしてしまった学生(18歳女)理数系。
「変身すると時は≪テクマクマヤコン、テクマクマヤコン≫と叫んでください」
「漫画違うし。」
ひみつ♪ひみつ♪ひみつ♪ひみつ♪ひみつのアッ(以下略)
「そしてこのセーターに着替えてください」
「わざわざ着替えるわけ?コンパクトの意味なくない?っていうかセーラー服じゃないのかよ」
「セーター戦士なので大丈夫です」
夏は暑そうだね。
「そして!悪の秘密結社『白装束集団』からタマちゃんを護るのです!!」
「期間限定な話入れるなってば。だいたい世界救うんじゃなかったのかよ」
「スカラー派光線を目から出せば大丈夫です。勝てます」
「普通に無理です。どっかのナメック星人と一緒にしないで下さい」
このネタあとどれくらい持つかなぁ〜?
「戦いのお供としてこのガマガエルをお付けします」
「いや、いらないから」
こうしてどっかの学生(18歳女)理数系の悪の秘密結社『白装束集団』からタマちゃんを護る戦いが始まったのであります。
「いや、私やらないから」
どっかの学生(18歳女)理数系と神々しい者の物語は続く。
でもこれは読みきりなのでつづきはない。
どうでもいいが最初の風船がどうなったかなんて誰も知らない。
END
いつもお世話になっている赤いりんご++様へ600Hit記念(本当は開設祝いだったが←汗)に贈ったオリジナル小説です。
・・・初オリジナルでした。
開設祝いに素敵な小説貰ったので書かせていただいたのですが・・・。
・・・・どうよこれ?何よこれ?って感じだわさ。最後なんてノリだけで書いてます(汗)
しかもラストが中途半端だし!!
いつもお世話になってるくせにこんなんでごめんなさい!!
しかも期間限定ネタばっかりっていうか古いネタばっかりだし!!
タイトルだって読んだことない漫画のパクリだしv
なにはともかく(ぇ)これからも宜しくお願いします。