最果て
何が起きたのか解らなかった
ただ、僕の腕が『あの人』の胸を貫いていた
僕は夢の中にいるような気分だった
『現実』ではなく、全てが『幻』の世界に
苦しそうに話す『あの人』を見て
これが『夢』でも『幻』でもなく『現実』であることを知った
『あの人』胸から大量に流れているものも・・・・
全て・・・『現実(ほんもの)』
本当は・・・僕が・・・そうなるはずだった・・・
『だから・・・あなたに殺されたいと思った』
そのために・・・今まで生きてきたのに・・・
『現実』となることのなくなった『望み』
行き場を失った『想い』
『昴流君・・・僕は・・・君を・・・』
行き場を失った『想い』が
あふれて、止まらない
星史郎さん・・・僕は・・・あなたが・・・好きだったんです。
―――――僕は壊れはしなかった
逃げてもなにも変わりはしない
事態は悪くなるだけだから・・・
姉さんを失ったあの日のように・・・
でも、僕にはもう、失うものなんて何もない
大切なものも、守りたいものも
たったひとつの『望み』さえも・・・
全て、無くなってしまった
人間は『喜び』が無くても『望み』さえあれば生きていける
でも、そのたったひとつの『望み』さえ僕にはもう無い
この『現実(せかい)』には・・・・もう何も・・・・
・・・それでも
そっちに行かせてはくれないんですね
・・・・・北都ちゃん。星史郎さん。
これから・・・どこへ行けばいいのだろう・・・
END
暗!!!!しかもフォロ−無し!!初だってのにこんなに暗くていいのだろうか・・(汗)しかも短い・・・。
っていうかなにげにこれ小説じゃないですね(笑)エセです。
最近これが書きたくてしかたなかったのです!
でもこれあまりにも暗すぎですね(笑)
救いようがないです(汗)原作では幸せになってくれることを心の底から祈ってます。
今度はもっとハッピ−♪なものを・・・
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