ツルビニカルプス・アロンソイ Turbinicarpus alonsoi |
単幹、球型。体径6〜7cm(稀に9p)。青緑肌。イボは大きく高さ1.5cmで目立つ。刺は長さ2mm位。3〜5本で暗褐色。古くなると灰色になり、やがて脱落する。花はローズピンクで花径2〜3p。本種は1994年に14歳のAlonso
Garciaが発見したと報じられて話題になった。アロンソ坊やの写真もカクタス雑誌に載って一躍名を知られたわけである。 自生地はメキシコ・グアナファト州Xichuに近い山中で半ば土中に埋まって点在しているという。 ツルビニカルプス属は最近の分類ではギムノカクタス属の植物をも包含するようになっているが、そうなる前の、つまりギムノカクタスを含まないツルビニカルプスの仲間の中では例外的に大きい。こういう種がごく最近まで見つからなかったことは驚きである。メキシコは広い。近くには般若、竜虎、マミラリア銀河、明星、エケベリアも見られるという。 |
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