レブチア・ムスクラ Rebutia muscula |
体径約4cmの球形。純白の軟らかい細刺が密生する。花はオレンジ色で花径4cm。花期は春。作り込むうちに体側に仔をつけて群生する。栽培は容易、寒さにも強い。原産地はボリビア。 <本種の学名について> 最も新しい文献E,F.Anderson 著 THE CACTUS FAMILYによると、本種は和名「新玉」に対象される学名Rebutia fiebrigiiの異学名ということになっていて、納得が行かない。 |
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この本の宝山Rebutia minusculaの項を見ると、R.senilis翁宝丸、R.chrysacantha錦宝丸、R.grandiflora巨宝丸、R.violaciflora紫宝丸、その他3種が宝山の異学名とされていて日本の栽培家にとっては受け入れ難い見解と言わざるを得ない。 何れ然るべきオーソリティーが別の説を発表するのではないかと思う。従ってムスクラの学名は従来のままとしておく。 |