千秋丸(センシュウマル) Mammillaria zephyranthoides |
本種の單幹、扁平球状。体径10cmまたはそれ以上。高さ8cm。暗緑色。疣は長く肉質は軟らかい。刺は細く長い。 中刺は長さ14mm、先端は鈎状、赤褐色乃至黄色。縁刺は12〜18本、長さ8〜10mmで白色。 花は径4cm、白で赤味のある中筋がある。果実は鮮やかな赤で長円筒状。 |
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登場は古く、1836年Galeottiiが採取。自生地はメキシコ・オアハカ州標高2150mの冷涼地という。その後の調査で南のオアハカ、イダルゴから北のプエブラ、ケレタロ州にかけてのトランス・メキシカン火山帯に見られる珍しい例といわれている。多湿に弱く根腐れを起こし易いので注意する。 |