神仙玉(シンセンギョク)
Ferocactus coloratus
 真紅の強刺が売りもののフェロカクタス。メキシコ・バハ・カリフォルニア半島の産。写真の株は実生3年目の若苗。

 1992年自生地を訪れた際のメモによると、体径15cm球で刺の長さ8.5cm、刺幅9mmとあるので、これを目標に育てたい。成球は径30cm、高さ100cm位まで育つ。成球になるにつれて扱いにくい面が出てくるが、あせらず、急がず、無理のないように育てたい。

 刈穂玉Feroc.gracilisと極めて似ていて、分類上の区別を認めない考え方もある。日本人にとっては和名の響きと共にやはり別種として扱いたい気分である。花は紅の中筋のある黄から全面紅色。