都府楼跡(大宰府政庁跡)


都府楼跡の名で知られるこの場所は、奈良・平安時代を通じ、わが国の西の守りとして、
また外国との交渉の窓口として置かれた「大宰府政庁」が置かれたところです。
当時は朱の柱に瓦が連なる豪壮な建物が建ち並んでいましたが、
今ではそれをしのばせる立派な礎石が残っているだけです。
 菅原道真が「都府の楼はわずかに瓦の色を看る」と詠んだこの地は、
今、多くの人々が四季を楽しむ憩いの場となっています。私の愛犬の散歩道でもあります。


都府楼跡全景