観世音寺


「万葉集」や「源氏物語」にも登場する観世音寺は、
百済救援のため九州に下り、
661年、朝倉橘広庭宮で亡くなられた斉明天皇の菩提をとむらうため、
天智天皇の発願で建てられたお寺です。
観世音寺は、九州の寺院の中心で、方三町の寺域に七堂伽藍がそびえ、
府の大寺とよばれていました。



<本堂・金堂>
現在では江戸時代初めに再建された本堂(講堂)と
金堂が残るだけです。



<日本最古の梵鐘>
日本最古の国宝梵鐘は有名で、
大晦日恒例の「ゆく年くる年」では何度か
登場しています。




<幻想の古都> ライトアップされた観世音寺

約90基のライトが闇夜に伽藍を浮かび上がらせ、
歴史が息づく幻想世界を演出しています。
点灯は年末年始の4日間。
除夜の鐘がつかれる大晦日には境内は多くの人出で賑わいます。

2003年
2004年



観世音寺横のコスモス畑



<観世音寺 発掘調査>
 − 創建時の講堂跡発見 −


八世紀の創建当時のものとされてきた現存する講堂の礎石の下から、
さらに古い時期の建物の基礎部分を見つけかり、定説が覆されました。
回廊の規模も判明し、当時の伽藍の配置を復元することが可能となったそうです。
3月21日、発掘を進めた九州歴史資料館による現地説明会が開かれ、
多くの考古学ファンが古代に思いをはせました。

2004年3月18日付けの地元の新聞では、
一面トップで報じられました。


創建当時の講堂、金堂は現在のものより
ひと回り大きかったようです。