IC 342 (きりん座)



きりん座の銀河
視直径 : 20’  距離 : 810万光年

大型ながらとても淡い、
それでいて宝石をちりばめたような
華やかさもある美しい銀河



撮影データ
撮影日 2013年10月27、29日
2013年11月1、4、5日
L画像 15分×26枚
撮影開始時刻 22:34、21:47
23:08、21:32、20:48
R画像 10分×7枚(2×2)
撮影場所 大分県玖珠町
まほろば天体観測所
G画像 10分×7枚(2×2)
望遠鏡 笠井 GS−250RC
レデューサー(Astro-Physics)
B画像 15分×9枚(2×2)
冷却CCDカメラ SBIG ST−10XME フィルター Custom Scientific
冷却温度 −15/−20℃ 画像処理ソフト CCDstack、PixInsight
Memo
  
  今回、Astro-Physics のレデューサー(0.76×)を使ってみた。
    これにより、F=6.1、焦点距離が1525mmとなった。
    このシステムで真っ先に撮ってみたかったのが、このIC 342である。
    この銀河は、比較的淡いので、たっぷりと露出をかけることにした。
    撮影は5日間、延べ980分もの露出時間となった。
    そのうち、比較的よい画像を選択したが、
    それでも自分でも過去に経験のない665分という長時間露出になった。
    お陰で、この天体の特徴である華やかさが描出でき、
    久しぶりに満足のいく作品に仕上がった。