近年、女性に対する暴力被害のケアのための相談機関が次第に増え始め、その関係の研修会も行われるようになってきました。被害者が存在する一方で、加害者に対する臨床的実践は、必要性が考えられても、一部を除き目立たない形でしか行われていませんでした。困難はありながらも、被害者の対極である加害者への臨床実践が不十分であることは、決して望ましいものとは言えません。「加害−被害」関係の生ずる問題には、子ども虐待・ＤＶ・性暴力・セクシャルハラスメント・ストーカー・いじめ等があります。これらの領域に関して、専門家の加害者への取組みの関心を喚起し、臨床経験を集約していくことを提案したいと思います。
・ＤＶ被害が広く社会で注目を集めているとともに、加害男性の臨床的対応の必要性が高まっています。多くの心理臨床家・カウンセラーが加害者へのアプローチを実践できるような支援・相互学習・情報交換・文献購読・等を行います。
・ＤＶ加害男性のグループ･プログラムの検討を行います。
・子ども虐待・ＤＶ・性暴力・いじめなどの加害者ケースの事例検討を行います。
このような趣旨に賛同し、先進的な取り組みをいとわない、意欲的な臨床現場の方のご参加をお待ちしています。
◇次のような現場の方の参加を歓迎致します◇
児童相談所、教育相談所、女性センター、婦人相談所、保健所、嗜癖問題やＰＴＳＤに対応する心理相談室･精神科医療機関、離婚問題の相談室、警察関係の相談室、他．
＊職種:心理臨床家、カウンセラー、医師、ソーシャルワーカー、保健師、他＊
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〔日 程〕毎月第２火曜日,pm7:00〜9:00.
〔会 場〕草柳ワークルーム(JR池袋駅５分)
会場は参加者に個別にご案内します.
〔参加費〕５００円
〔代表世話人〕草柳 和之(プロフィール参照)
〔連絡先〕メンタルサービスセンター
事務局連絡先:〒176 練馬郵便局留
／03ｰ3993ｰ6147,PHS:070･5016･1871
留守番電話の場合は,ぜひ氏名･連絡先･メッセージをお入れ下さい.
