《マスコミの方へ》


 これまでメンタルサービスセンターでは、数多くの取材依頼やTV出演など、マスコミからの要望に対応してきました。マスコミからの要望には、出来る限り応じたいとは考えています。しかし、来所されているクライエントの立場や問題の性質上、当相談機関として協力が可能なもの/不可能なもの、という制約があると考えています。

 以下にそれらを整理して掲示しますので、マスコミ関係の方は、ぜひこのような事情をご理解のうえ、ご連絡下さい。以下のケース以外では、個別の事情に応じてセンター代表が判断します。


【協力が可能なこと】

・対談番組、ワイドショーなどのTV番組に生出演する。

・報道番組等の取材として、当相談機関の活動について話す/DV問題の現状や事件のコメントを話す/等について、VTR収録を行う。又は同じ内容を新聞や雑誌の取材として行う。

・犯罪事件や芸能人の話題などに関して、新聞・雑誌等にコメントする。

・DV被害の体験談をTVや雑誌等で語るために、DV被害者を紹介する。

・TV局スタッフが捜してきたクライエントに該当する方に対して、TV局の一室等にて、カウンセリングの前段階の面接を行い、その模様をVTR収録する。

・DV加害者が参加する「DV克服ワークショップ(3ケ月ごとに開催)」の導入場面に限り、VTR収録する。

・当相談機関のスタッフが、DV加害者更生プログラムのグループセッション場面を模擬的に演じることにより、更生プログラムのイメージ映像としてVTR収録する。

・DV被害者対応、DV加害者対応の研修場面をVTR収録する。

・TVドラマの監修を行う。

 

【協力できないこと】
・当相談機関でのカウンセリング場面をVTR収録すること。

・DV加害者を紹介すること。


                   ☆★以下の点を,ぜひご理解下さい!!★☆

 当相談機関には、マスコミから「DV加害者を紹介してほしい」という趣旨で、極めて多数の問合せが寄せられてきました。これまで“DV加害者更生プログラムを実施している”とされる団体の中には、DV加害者をマスコミに紹介し、TVなどに登場させる例も存在しています。しかしながら、DV加害者が取材を受けて語ることは、次のような点で賛成しかねるものです。

(1)加害者は、「相手を苦しめる」ことを必要な生き方としている人間です。そのため加害者が語る内容の中には、周囲も気づかないうちに、必ず自己弁護や自分を正当化する発想が含まれます。更にオープンに語ることは、無意識に「よい面を見せよう」「自分の都合よい解釈でまとめよう」という傾向を生むため、加害者のDV克服の妨げになる側面を強化することになります。

(2)被害者が加害者の語る内容を聞いた場合、(1)の側面に鋭敏に気づくものですし、そのため大変な落胆を感じさせます。

 DV加害者がTVに登場して語ることは、被害者・加害者の双方にとって望ましくない影響があるため、加害者を紹介することは当方の専門職としての良心に反するものです。それゆえ、DV加害者の紹介は全く行っておりません。


なお、DV被害者が公開の場で語ることは、条件が整えば、自分の体験を世の多くの人に知ってもらうことにより、自らを表現する力を取り戻すプロセスになる場合があります。そのため、加害者の場合とは別に考える必要があることを、つけ加えておきます。
.03-3993-6147
  PHS.070-5016-1871


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