《DVカルタ》好評販売中!

 草柳和之作詞・委嘱/野村誠作曲
  DV撲滅ソング~DVカルタを歌にした」
    ご案内



 この度、DVを題材にしたカルタ、《DVカルタ》が完成しました。さらに、DVカルタと音楽家とコラボレーションによる発展形についてのお知らせです。
 私たちがよりより家庭生活を送っていく上で、DVをなくすことは重要な課題です。この度、草柳和之(下方にプロフィール紹介)の発案で、DVを題材にしたカルタ一式を製作しました。被害者にとって待望の内容で、読み札と絵札を合わせてみると、とにかくオカシくてたまらなくなります。カルタの言葉は、作者・草柳和之の被害者支援を通じて、痛切に感じてきた被害者の実感が込められています。

・ユーモアを作り出し、苦境にある被害者を応援するパワーになります。

・「そうだ! そうだ! こういうことを言いたかった」と、思わず手を叩きたくなります。

・加害者のやっていることの愚かさを、笑い飛ばすことができます。



【内容構成】

◆読み札・絵札、各44枚、カルタの解説書つき。

◆カルタの句の例

・い「意地悪も ここまでやれたら 才能です」

・か「我慢の切れ目は 縁の切れ目」

・に「憎まれ夫 それでも世間は 守ってる」

・よ「ヨン様の 爪の垢でも 飲ませたい」

・う「うわべの反省 猿でもできる」{}ここでの猿とは“日光の猿”のこと.

・し「指摘され 怒るあなたは 不誠実」



          〔カルタの札とパッケージは、こんな感じです〕


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              〔絵札の例〕

 

いろいろある,カルタの活用法】(通常のカルタとして遊ぶこともできます.)  

・DV被害を受けている方がカルタを見ながら、自分が混乱した時に気持ち整理する作業ができます。

・DV担当の相談員が被害者とのカウンセリングで活用することができます。


【DVカルタを活用してほしい方、施設や機関】
一般。DV被害者・加害者、及びその家族。保健師。ソーシャルワーカー。弁護士。心理士。カウンセラー。相談員。精神科医。司法書士。教師。保育士。臨床心理学・精神医学・女性学・法律学・社会福祉学分野の研究職や学生。その他。
◆施設や機関
女性関係相談室・犯罪被害者支援センター。婦人保護施設、母子生活支援施設、などの福祉施設。婦人相談所。児童養護施設。行政や民間のDV相談窓口。児童相談所。保健所。精神保健福祉センター。自治体の男女共同参画担当課。精神科医療機関。女性団体。大学の研究室。区民センター。公民館。保育園。その他。

【価 格】 税込1,300円〈送料350円〉⇒電話で予約の上、事前振り込みをお願いします。
[振込先]みずほ銀行 桜台支店 (普)1438903
       名義:メンタルサービスセンター 草柳和之


【問合せ・発売】メンタルサービスセンター:176-8799 練馬郵便局留/Tel.03-3993-6147
                                   http://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/

・・・・・・・・・・| カルタ執筆者:草柳和之・紹介 |・・・・・・・・・
 メンタルサービスセンター代表・カウンセラー. 大東文化大学非常勤
 講師. 長年,DV被害者支援に携わると同時に, 日本で初めてDV加害
 者更生プログラムの体系的実践に着手, その方法論の整備,専門家
 研修の提供等により,この分野をリードしてきた. 日本カウンセリング
 学会東京支部会・運営委員. NPO法人・日本ホリスティック医学協会
 理事. 民間相談機関連絡協議会幹事.著書に『ドメスティック・バイオ
 レンス』(岩波書店) ,『DV加害男性への心理臨臨床の試み-脱暴力
 プログラムの新展開』(新水社)他多数. 家庭裁判所・国の研究機関・
 自治体・弁護士会・大学・学会等から,幅広く講演や研修会の依頼を受
 けており, その優れた研修指導は多くの人々から支持されている.
 資格:日本カウンセリング学会認定カウンセラー.

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草柳和之作詞野村誠作曲 DV撲滅ソングDVカルタを歌にした


●DVカルタの読み札を歌詞として、今や世界的に活躍する作曲家・野村誠氏(下にプロフィールあり)に、草柳は歌曲の作曲を委嘱、2014年に完成されたのが、この曲です。
歌詞内容は深刻にもかかわらず、音楽は明るく時に大胆、シュールだがおかしい、このミスマッチが実にディープな音楽体験へと誘います。
野村氏は、およそ歌曲の歌詞向きでない言葉の羅列を、4曲様々な様式・曲想に描き分け、カルタの句に内在する情念を、意外性と必然性の素晴らしい同居、さらに卓越したユーモアをもって表現しており、この方の並外れた才能に、全く脱帽です。

●この曲は著作権がキャンセルされ、自由に演奏が可能で、社会に共有の文化財です。皆様もぜひ様々なアイデアでご活用ください。
「平和の一歩は、家庭から」です。DVをなくそうという思いを集め、地域で様々なイベントの際に、また家庭で、お好みの機会に、皆で唱えて大いに歌いましょう。




【曲について】―全4曲、ピアノ伴奏つき、演奏時間約12分。

〔第1曲〕童謡風の曲。DVについての一般認識、DVについて受け取りやすいユーモアの言葉を集めました。開始の曲にふさわしく、
誰でも歌えそうな平明さがあります。

〔第2曲〕この曲集で最長の曲。被害者の心情が表れている言葉を集めました。どこか近代フランス音楽風で、哀愁漂う曲想です。ピアノが繰り返すオブリガートの胸を高鳴らせる美しさ、意表をつく歌の旋律線、そして見事な終結部は、聴く者の心をとらえてやまないでしょう。

〔第3曲〕一転して緩やかなテンポの曲。悲惨さが強い内容、ブラック・ユーモアの言葉を集めました。

〔第4曲〕特徴的なリズムがずっと続く舞曲風の曲。加害者が認識すべきポイントの言葉を集めました。幾分グロテスクでもあり、揶揄するようでもあり、格言で人々に訴えるような歌詞に乗って、ノリノリの音楽が展開していくさまは、実にヘンで、しかも妙にハマッています。


※同曲は、2014年9月7日(日)、音楽により平和を願うコンサート「セプテンバー・コンサート」JICA東京・会場において、作詞者(+委嘱者)草柳和之の独唱、ピアニスト米永志奈乃氏の伴奏により初演されました。



【楽譜問合せ・発売】メンタルサービスセンター:176-8799 練馬郵便局留/Tel.03-3993-6147
電話で予約の上,振り込みをお願いします.
     [振込先]みずほ銀行 桜台支店 () 1438903名義:メンタルサービスセンター 草柳和之
■楽譜価格税込 900円
〈送料別〉



【作曲者紹介:野村 誠】 http://d.hatena.ne.jp/makotonomura/

日本センチュリー交響楽団のコミュニティプログラムディレクター。インドネシア国立芸術大学客員教授、京都女子大学専任講師、京都造形芸術大学客員教授、東京芸術大学講師などを歴任。2003年第1回アサヒビール芸術賞他の受賞歴がある。

1994年にブリティッシュ・カウンシルの奨学金により,英国・ヨーク大学に留学。 1995,神戸の大震災で被災した人々を元気づけるために,英国・ヨーク市で「神戸のためのコンサート」をプロデュースする。地元の中学生たちが作曲した「アースクエイク」を電話でam神戸に送り,その一部始終が生放送される。これはイギリスBBCラジオで紹介されるほどの大きな反響を呼ぶ。2006-07年、NHK教育テレビの福祉番組「あいのて」の監修を1年間務め、全20回にレギュラー出演し、老人施設での共同作曲活動などが紹介される。美術家、ダンサーとのコラボレーションも多い。

エディンバラ大学、ハダスフィールド大学(英国)、マヒドン大学(タイ)、フォルクヴァング大学(ドイツ)、等でワークショップを行う。竹山国際音楽祭(韓国)、Kontrante Festival(オーストリア)、Facts of Life(英国)等に招待作曲家として参加する。彼の曲は世界20カ国以上で演奏されている。 共著に『老人ホームに音楽がひびく』(晶文社)、『CDで聴く! 音楽療法のセッション・レシピ集-即興演奏ってどうやるの』(あおぞら音楽社) 、他がある。






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