《子から親への暴力(いわゆる家庭内暴力)》

   ⇒⇒必要なのは、親への支援です.

◆〔ご注意!! 「子どもの要求を受け入れて、なだめよう」とすると、問題は悪化します!!


【以下のような事態でお困りの場合、それは子から親への暴力(家庭内暴力)です.

・子どもが、ゲーム、教材、健康器具、など、自分に必要だとの理由で高価なものを買うように次々と要求し、思い通りにならないと、暴れたり暴言を吐き、親としてホトホト困り果てている。(要求するものも、重要と思えなかったり、買ってもほとんど使わなかっりすることが多い。)

・過去に親が言ったことや行為に対して、子どもが責めたり、「謝まれ!」と言い続け、親がその通りに謝ったとしても、子どもの気持ちがおさまらず、同様のことが続く。

・子どもが、些細なことをきっかけに怒りだし、物を投げる、壁を壊す、自分又は親を殴る蹴る、などの暴力をする。
                                  
 このような状況では、本人の要求に応じてもうまくいかず、気持ちをなだめようとするとますます怒り、親が身体をはって暴力を止めても、かえって子どもが荒れる、という悪循環に陥いりがちです。

 困ったことに、親が子を連れて相談を受けさせようとしても、ほとんど全てと言ってよいほど相談に行くことを拒みます。親が困って精神科に行った際にも、「本人を連れて来て下さい」と言われ、次に打つ手がなくなって呆然とすることになりかねません。

 子どもの言う通りにしていけば、いつか気持ちが収まるだろうと思って続けていると、出費が膨大になって親の貯金が底をついてしまうケースや、あるいは、激しい暴力がおさまらないため、親は子どもが怖くて嫌になり、家族関係がズタズタになることさえあります。

 親としては、「自分の子育てが悪かったのでは?」と悩み、過去の親の言動を
子どもから責められて後悔しがちです。そのような思いになることは十分理解できます、しかしそれでは、果てしない苦しみが延々と続くことになりかねません。
◆〔ご注意!!〕 「原因捜し」「悪者捜し」は役に立ちません!!


  



【それでは、改善の処方箋は?】
 そのような事態には全く対処の方法がないのでしょうか? 決してそのようなことはありません。

 メンタルサービスセンターでは、これまで数多くの子から親への暴力ケースを手掛け、事態の改善を実現してきました。もちろんカウンセリングに来所するのは、わずかの例外を除いて、親のみです。

  子から親への暴力の場合、通常のカウンセリングでは改善しません。また、子どもが無理難題を言ってきた時、「本人が言った通りにするのがよいか/しない方がよいか」と考えている限り、悪循環から抜け出ることはできません。殴る蹴るなどの身体的暴力を、単に身体をはって止めたり説得するだけでは、事態は悪化します。また「親がひたすら我慢する」ことも望ましくありません。

  実は、このような事態には、発想を転換した、悪循環をうちやぶる特別な対処法が必要です。子どもが無理難題を言って親を困らせるような場合、無視するのではなく、本人の意図を越えた《変化球》のような言動を、親が発する必要があります。嫌がらせと思える行動や暴力に対しても、単に止めるだけではなく、一知恵をプラスして、毅然とした対応をする必要があります。



【家庭内暴力に対する基本方針
 家庭内暴力のケースでは、通常のカウンセリングの方針、すなわち「子どもの気持ちを認める、共感する」、「子どもの要求を受け入れる」ことを一生懸命に進めると、残念ながら事態は悪化します。
家庭内暴力には、通常のカウンセリングの方針とは異なる、特別な方針が必要です。それを、以下の5つに集約しています。


a.「原因捜し」「悪者捜し」をやめる。

→これらは、とどのつまり何の役にも立ちません。ぜひ、「役に立つこと」だけをしましょう。


b.「原因捜し」「悪者捜し」をやめて、「悪循環」を「良循環」に変える手がかりを発見するように、努める。
「良循環」の芽は、これまで見えていなくても、必ず発見できます。

c.小さな変化を、粘り強く発展させることに、ひたすら徹する。

d.「小さな変化」とは、ありきたりの常識的対応とは異なる、新たな発想の対応である。

新たな発想の「小さな変化」による「良循環」づくりは、カウンセラーの手助けによって、必ず見いだせるものです。

e.親としては、「子どもの考えること、やること」全てがお見通しで、その上手(うわて)をいくつもりで接する。

やり慣れないことは誰でも自信がなくて当然です。カウンセラーの支援を通じて、新たな対応を粘り強く練習し、トレーニングして、少しずつ慣れればよいのです。

  


【子どもから親への暴力(家庭内暴力)のカウンセリングは、以下のように進みます.
 当心理相談機関のカウンセリングでは、上記の方針をもとに、親による特別な対応法を身に着けられるよう、支援します。

@まず、子どもが無理難題を要求してくる、など、トラブルの具体例を話してもらいます。困らせることを子どもが言ってくる事態を、多角的に検討します。子どもの言動は、親が常識的な対応をすると、ますます事態が悪化するので、そのような悪循環を断ち切るための“一味違った”言葉かけ・行動の仕方をカウンセラーが伝授し、ロールプレイによりリハーサルしていきます。

Aそして次回のカウンセリングでは、子どもとの間でどのように対応したかについて報告してもらい、うまくいっている点は一層確かなものになるように整え、うまくいかない点は修正し、さらなる工夫を重ねます。

B子どもの暴力は、その背景に本人が求めている何かがあり、親に伝えたいことがあるのですが、子ども自身がそれを現実的にステップアップする方向でなく、逃避的になり、周囲を巻き込んでいる状態です。

Cカウンセラーと共にリハーサルした工夫を粘り強く発展させていくと、少しずつ子ども本人の内面が揺さぶられ、逃避的な発想をやめて、自らの生き方に責任をとっていく力が高まってきます。


 子どもが次々に投げかけてくる事態に困りはて、行き詰まった局面を打開したいとお考えの方は、まず、当心理相談機関にお電話下さい。
カウンセラーが簡潔にご事情を聴いて必要なガイダンスを行いますので、予約のうえカウンセリングルームにご来所して、ぜひ本格的な取り組みを開始して下さい。



■ Tel.03-3993-6147/070-5016-1871(zoomも対応可能.初回電話相談は無料)


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