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事業構想学部事業計画学科についての情報を中心に紹介しています。ただし、知っている範囲でデザイン情報学科も掲載します。看護学部については今後の課題。



|社会人選抜方法|



平成15年度 選抜方法
学部 事業構想学部
学科 事業計画学科 デザイン情報学科
募集人員 5人
若干名
出願要件

 昭和55年4月1日以前に出生し、出願日において、社会人(家事従事者を含みます。)であるもので、次のいずれかに該当するものとします。
 なお、特に本学部のカリキュラムに関連の深い職業に従事しているものの出願を希望します。
(1)高等学校又は中等教育学校を卒業した者
(2)通常の過程による12年の学校教育を終了した者
(3)学校教育法施行規則(昭和22年文部省令第11号)第69条の規定に基づき、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者

選抜方法等 小論文、面接及び出願書類の内容を総合的に判定して行います。
募集要項 10月初旬に配布予定

請求先 方法 あて先
宮城大学 返信用封筒(角2号)に郵便番号・住所・氏名返信用切手270円分貼付け、事務局学生班へ送付
※封筒に、希望する募集要項名・住所・氏名・電話番号記入
〒981-3298
宮城県黒川郡大和町学苑1番
宮城大学 事務局学生班
022-377-8333
出願期間 平成14年11月1日(金)〜平成14年11月8日(金)
選抜期日 平成14年11月27日(水)
合格発表 平成14年12月11日(水)

過去の入試データ

入試区分(社会人)
学部 入学年度 募集人員 出願者数 出願倍率 受験者数 合格者数 入学者数
事業構想学部
事業計画学科
9 5 10 2.0 9 9 9
10 5 9 1.8 8 6 6
11 5 5 1.0 5 4 4
12 5 20 4.0 20 5 4
13 5 3 0.6 3 0 0
14 5 6 1.2 6 5 5
15 5       5  
事業構想学部
デザイン情報学科
9 若干名 3 - 3 2 1
10 若干名 3 - 3 2 2
11 若干名 5 - 5 2 2
12 若干名 7 - 7 1 1
13 若干名 4 - 4 0 0
14 若干名 8 - 7 3 2
15 若干名   -   1  
※今年は5名ですが、昨年は学部計0名。募集人員なんてあってないようなものなのでしょうか?はたして15年度は?
※東北学院大学のデータはコチラから


|過去問|2002/8/7up


平成14年度社会人特別選抜(事業計画学科)

小論文
(90分)

次の問1又は問2のいずれかを1つ選択して、答えなさい。
問1
 最近「連戦連敗」という本を書いた日本を代表する建築家である安藤忠雄は、プレジデント誌(2001.10.29号)のインタビューで次のように語っています。
 「負けるということからはたくさんのことを学ぶんです。勝つとそれ以上は前進しないものだけれど、負けるとなぜ負けたのかを考える。僕も多く負けてきましたが、物事を突き詰めて考え、構想したことが次の飛躍の大きな力になった」
 このコメントに対するあなたの考えを述べなさい。

問2
 日本の人口は21世紀初頭に1.28億人とピークを迎え、以後少子化の影響で、2100年には6700万人(昭和初期に相当)にまで減少することが予測されています。この予測に従えば2050年の社会はピーク時と比べて人口が2割減少するという人口減少社会、高齢率は3割という高齢社会を迎えることになります。
 このような社会の流れの中で、今後の個人のキャリア戦略はどうあるべきかを述べなさい。

私の解答:受験時のメモ書きより。詳細は忘れました<m(__)m>
問1について、約1800文字(、。「」含まず)で解答(問題用紙はB4縦・横書き・裏表。片面40行。原稿用紙のようなマス無。私の文字で45文字/行[約5mm幅])
内容は、
安藤氏のインタビューのなかの、2つのことに「わたしの考え」をのべた。
具体的には、
「負けが次の飛躍につながった」→賛成。負けへと導く要因はすでに内在しており、それが「負け」という結果をもたらす。ということは、負けが問題発見のための重要なきっかけである。負けを大事に捉えていくべき。突き詰めるは、問題発見に、構想するは改善する行動へのプロセス。
「勝つとそれ以上は前進しない」→反対。結果がプロセスの先にあるのなら勝ちにも反省すべき点は多い。これこそが、無形の資産。安藤氏が「勝ちは前進しない」と思っているとは考えたくない。私は勝負に関係なく結果の理由を考える。しかし、負けたときのほうがより考える。
結論:
「勝ち」を「勝ち」として「良し」とすれば「負け」。

点数:80点 ※採点方法・採点者は公開されない。


今、思うと恥ずかしいほどに、結論の言葉の定義があいまいですね。見苦しい解答に、公開することをためらいますが、「その程度でよいのか」と感じていただければ幸いです。
回収の際、他の人の解答が一瞬見えました。私とほぼ同じ程度のところまで埋まっていました。用紙の表側を全て使用すれば、文字数としては良いのではないでしょうか?


※なお、デザイン情報学科は全く違う形式の問題です。平成14年度は推薦入学者と同じ問題。論文ではなく、普通の筆記問題です。数学に強い人有利。



面接(20分)


面接官:M橋教授、K教授、K助教授

私が質問されたことは、
・志望動機について・・・大事なところをまとめて。動機を網羅するような解答はできず。
・仕事との両立について・・・できることを説明。
・通学の交通手段・・・電車とバスと解答。
・好きな本・・・好きな本は特に無い。日経新聞を毎日読む。日本の論点は毎年買う。ビジネス誌やパソコン関係の雑誌を読むと解答。
・その他・・・忘れました。思い出し次第upします。

面接の最後、メインの面接官のM橋教授に「とにかく大学に来たいわけね」と、やや投げやりなくくられ方で終了。

点数:67点 ※採点方法・採点者は公開されない。

私自身は、上手に自分を表現できたので「面接は合格した」と感じていたのですが、論文より点数が低いなんて(T_T)・・・くどくどと、長く具体的に話したつもりでしたが、20分という時間を面接官がもてあましていたようです。ざっくばらんな雰囲気で、面接室とうよりは研究室で世間話をしているような雰囲気でした。「○○出身かー、知り合いがいるよ(^。^)」とか「この大学は遠いから通いづらいよ」など。M橋教授のキャラクターからか、それとも誰もがそうなのかは不明。
ふがいない点数なので、面接対策については見習うべきではないかもしれません。反面教師にしてください。・・・それでも、合格しますから。



|小論文対策| 2002/8/7更新



小論文は、はっきりいって大変ですよね。
でも、サイト内をゆっくり読めば、私にそれほどの文章力がないこともお気づきでしょう。なせばなる!!


・学習の手順(今、私が行うとしたら・・・)
○購入するもの
参考書【漢字練習用(漢字検定等)・社会人小論文2000円位?あまり役に立たないかもしれません】・日本の論点(3000円位?辞書みたいな厚さ、毎年11月位に発売)・イミダス(直近の話題に弱いとも)・図解の本(著者:久恒啓一)・新聞(全国紙・私の場合商学なので日経→でも、それほど効果なし?)小論用ファイル(メモ紙でも文章でも必ず残しておいて直前対策に。特に図解メモは必須!!)
○方法
1 社会人入試問題集の課題をやってみる。(自分の力を試す→己の力を知る→自信があれば勉強終わり→面接対策へ)
2 新聞の社説を図解(下記参照)する。文章は不要。必ず成果はとっておく!!(たまに論点にかかわる記事を見つけたら、図解メモに足す)できれば毎日お昼休みに10〜20分くらいで。最初は上手くいきませんが、心配しないでください。上手くできてきたら、時々、時間を決めてやるといいです。試験時間は90分と決まっているので。(私の場合、本試験では図解に30分くらい使いました。)
3 「日本の論点」で、一つの論点に対して相反する意見を読む。一方向の意見に偏らないように。その次のページの背景や現状を読めば、概略も把握できる。どちらの意見に自分が賛同しても、もう片方は起承転結の転で展開できる。というより、ソレがない論文の説得力って?
4 1の問題集で、いくつか文章を書いてみる。(あるテーマになると書けないという事に気づいたりする→弱点・不得意分野)
5 文章を書くと、頻繁に使用する意味が似ている接続詞や単語があったりするので、すぐ呼び出せるようにまとめておく。「つまり、だから、ようするに、ということは」や「大事、重要、肝要、必要、求める、切望、望む等」逆説の接続詞「しかし、だが、一方、他方
」は重宝。


以下、対策に役立つもの・心構えを列挙してみました。


・問題意識
常に自分に対しても、社会に対しても、あらゆる問題を意識する。課題が明確でないものに向かって対策を検討することほど時間の浪費はありません。解決策より、真の問題を捉える洞察力が大事。普段の心がけが最も効果的な練習法だと思います。強烈に批判できる問題意識があれば、賛成も反対も明確に意見が出せるでしょう。あいまいだけはいけませんからね。
私は「日本の論点」で熱く戦ってました・・・論者と。わかりやすい「ゴーマニズム宣言」からいきましょう。

・関係図作成(図解)
ここでお勉強する。もしくは通信教育?
文章のパーツを作成していく作業の前、キーワードで論理をつけるので、慣れればスピードUPにきっと役立つ!!
私は「論理思考トレーニング100題」という本で、接続詞を学びました。早くから「図解」を知っていれば、効率的に行えたのかもしれません(T_T)


・幅広い視点

抜け落ちのない幅の広い視点で捉えるために、「本当か?」「なぜ?」「そもそも?」を考えると有効。
私の受験時は、
「勝つとそれ以上は前進しない」→本当か?で前進しない場合の理由と前進する場合とその理由を列挙。
「負けが次の飛躍につながった」→なぜ負けが?で具体的理由を列挙。
「勝ち」→そもそも勝ちって?で勝ちの定義を列挙。

・新聞
読もう!!社会人なわけですから・・・
といっても、「大学で読み方を教わりたい」ということを、一つの目的としている方もいるでしょうが・・・(^。^)
私は新聞が好きなので、おかげさまで日経5年目


・自分自身を見つめなおす
とても大事なことです。できてるようで、なかなかできない。これを本気で行うことが大切。徹底的に行ってください。大学在学の数年に匹敵するかもしれませんし、無事合格した後、大学で過ごす時間の使い方がきっと違うと思います。
信じられないと思いますが、私の「合格」の大きな要因です。


※宮の杜で小論文添削サービス(無料)やってます



|面接対策|



・心構え
開き直りが大切。「遠回りなのか?近道なのか?BESTを考えたらきりがない・・・落ちるときは落ちる!!来年も再来年も受験しよう!そのほうがきっと自分のため!!」で十分です。受験を通して、すでにいろいろなものを得ているはず。面接の日、無事に大学内にいることに感謝しましょう。自分の幸運と、チャンスをくれた全ての事象に。人間にはきっとオーラがあります。

・話すべきこと
社会人たるもの、当たり前に自分自身をプレゼンできなければいけません。己を見つめなおした方なら、言いたいことに優先順位をつけるのは、そう難しいことではないはず。面接官の教授に、きっと伝えることができます。




|その他|


・学習計画
最低でも4月には、志望校を数校に絞る必要があると思います。夏にはオープンキャンバスが始まりますから。小論文の力も丸暗記というわけにはいかないですからね。漠然としている方は、Webに情報量が豊富なサイトがありますのでそちらで情報交換することをオススメします。小論文添削サービス(無料)もありますしね。

・科目履修生制度
十人十色。入学の一番の目的が「宮城大学の学位が欲しい」ではないのでは?事実私は、「力」が得られればそれで良いと考える一人です。もちろん卒業を目指しますが・・・
ということで、何も「入学」だけが学ぶチャンスではありません。「科目履修生」という素晴らしい制度があり、時間もお金も限られている社会人の強い味方です。
特に久恒教授の科目はお勧め。一部のモチベーションの高い社会人の方に人気。著作「図で考える人は仕事ができる」もだいぶ売れているようです。

・オープンキャンパス
夏休み期間などを利用して行われる公開講座に参加されてはいかがでしょうか?受験へのモチベーションも高まるし、勉強になるし、一石二鳥です。14年8月4日実施。

・学内の情報を得る
情報なしの戦は大変危険。どうしても抑えておかなければいけない情報は、必ず手に入れてから開始してください。セッパツマッタトキハコチラ