<ら>    <><><><><

ライン・アレンジメント
【line arrangement】
  クレセント・Sカーブ・Lシェイプなど、基本線にそってアレンジしたものをいう。
  ⇔ マスアレンジメント
ラインフラワー
【line flower】
  花や葉の形状が線のように細いもの。

ラウンド
【round】
  円形。

ラジエイティング
【radiating】
  放射状形。
  ファンの放射状のラインを強調したものの呼称。

裸子植物/らししょくぶつ
  胚珠が子房に包まれていない植物。

ラッピング
【wrapping】
  包装紙やリボンなどを用いて包装すること。

ラフィア
【raffia】
  マダガスカル産のヤシ科の葉の繊維を乾燥させた
  もの。
  花束の結束など幅広く扱われている自然素材。





<り>    <><><><><

リース
【wreath】
  花輪のこと。ドイツ語ではクランツという。
  
リーフ
【reaf】
  葉。

リストレット・コサージ
【wristlet corsage】
  手首につけるコサージ。
  リスト・コサージブレスレット・コサージともいう。
  厳密には、リストレットは手の甲につけ、ブレスレットは
  手首につける。

リズム
【rhythm】
  形や色彩、明暗、強弱などが繰り返されるときの、
  規則的な動きや流れのことをいう。
  作品の中で、花材の強弱・疎密感・色の配合
  などによって動的な抑揚を表わす。
  
立食用卓上装飾花/りっしょくよう卓上装飾花
  フラワー装飾技能検定の出題用語。
  ビュッフェスタイルのテーブルデコレーション。

離弁花植物/りべんかしょくぶつ
  花びらが1枚ずつ離れている植物。双子葉植物。
  離弁花の花の形には、バラ形・ナデシコ形・十字形・
  スミレ形・蝶形等がある。

リボン・ブーケ
【ribbon bouquet】
  結ばれたリボンのような感じに構成するブーケの
  呼称。

リボン・ワーク
【ribbon work】
  コサージやブーケのバック処理や、ハンドル処理、
  または作品の空間を埋めたり、色を添えたりする時の
  使用方法。
  使用目的やデザインに合わせて、リボンの種類や
  作り方を工夫する。
    (コサージボウ・ブーケボウ・フレンチボウ・
     ロケットボウ・カリキュース・ロールドリボン
     スパークルボウ・ナイロンタフトなどがある。)

リリメリア
【lilimellia】
  ユリの花びらを寄せて、大きな花に再形成したもの。

リング・ブーケ
【ring bouquet】
  リング状に構成したブーケの呼称。
  リングは一段・二段・三段と組み合わせることもある。

リング・ベアラー
【ring bearer】
  キリスト教の結婚式で、入場の際に指輪をクッションに
  乗せて歩く少年。

輪生/りんせい
  葉の付き方。1節に3葉以上付く場合のこと。





<る>    <><><><><

ルート矩形/るーとくけい
【root rectangle】
  古代ギリシャにおいて、構図の基本とされた矩形。
  矩形の短辺を1としたとき、長辺との比が√2・√3・
  √5になるものをいう。

√2矩形/るーと2くけい
  短辺と長辺の比が1:√2になっている矩形をいう。
  √2矩形は、長辺AE・BFの中点を結ぶMNで2等分
  すると、それぞれの矩形がまた√2矩形になる。
  これは現在の日本の紙の規格として一般的である。

ルーピング・メソード
【looping method】
  ワイヤーを輪にして花に留める方法。

ループ
【loop】
  リボンボウの輪の部分を指す。





<れ>    <><><><><

レイ
【lei】
  首からかける花輪。
  ガーランドを環状にしたもの。

レセプション
【reception】
  歓迎会・記念式典・祝賀会・披露宴など。





<ろ>    <><><><><

ローズ・イン・ヴァイオレット
【rose in violet】
  スミレの中にバラを入れ、コロニアルにまとめた
  ブーケ。

ローズ・イン・カーネーション
【rose in carnation】
  カーネーションの中にバラを入れたもの。

ロールド・リボン
【rolled ribbon】
  リボンを棒状に巻いてループを作り、ワイヤーで
  ツイスティングしたもの。

ロールド・ワイヤー
【rolled wire】
  糸巻きに巻かれた長いワイヤー。

ロケット・ボウ
【rocket bow】
  リボンの両端を内側に巻き込んでいく方法。
  両端を合わせてワイヤーでツイスティングすると
  出来上がりがロケットのような形になる。

ロココ
【Rococo】
  18世紀、ルイ15世時代のフランスを中心に流行した
  優美・繊細・軽快な芸術様式。
  室内装飾や家具では細い曲線模様、ロカイユのモチーフ
  が用いられる。

ロック・ガーデン
【rock garden】
  石の下の土は、暑いときでも低温が保てることを
  利用して、石や粗砂に高山植物や山野草をうえつけ、
  低地でも鑑賞できるようにしたもの。

ロマン主義/ロマンしゅぎ
  18世紀末、古典主義への反動として起こり、
  19世紀前半にヨーロッパ各国にひろがった芸術思潮。
  感情・個性・自由の尊重、自然体との一体感、無限な
  ものへの憧れなどが特徴。





<わ>    ><><><><

ワイヤー
【wire】
  針金。
  人工的なステムを作ったり、自然の茎を補強したり、
  曲げたりするときに使う。
  裸線・紙巻・エナメル加工のものなどがある。
  太さも様々あるが、試験では#18〜#30位のものが
  主に使われる。

ワイヤー・メッシュ
【wire mesh】
  金網。チキンワイヤーともいう。

ワイヤリング・メソード
【wiring method】
  針金の操作方法のこと。

ワクシング
【waxing】
  ロウで花びらを固定する方法。

藁/わら
  保水性があるため、フローラル・フォームの代わりに
  土台としても用いられる。

ワンポイント・コサージ
【one point corsage】
  一輪あるいは数輪の小花を使用し、ポイントを一点に
  して構成するコサージ。

矮化剤/わいかざい
  茎の生育を抑制する薬剤。

矮性/わいせい
  草丈の低い植物のこと。
  遺伝的なものと、成長抑制剤によるものなどがある。