山田方谷に学ぶ改革成功の鍵
著者名 野島透
書籍紹介 〜大橋洋治経団連副会長・全日空会長のことば〜
山田方谷の精神を現代に生かす、郷土の偉人・山田方谷が唱えた『義を明らかにして利を計らず(綱紀をを整えて正しい理念で経営に当たれば利潤はついてくる)』という企業をつくり上げるのが夢!
〜水戸徳川家第十五代当主・徳川博物館館長 徳川斉正氏の序文〜
徳川将軍慶喜公は、民を、国を思い、そして故郷や祖先を思う中で大政奉還を決断された。その大政奉還の建白書は、実はその起草者が山田方谷であることは余り知られていない・・・・山田方谷の往時の労苦に謝意を表するとともに、今困難に直面している日本社会が、その精神や考え方を学び、それが生かされていくことを祈念する。
目次
序文(徳川斉正)
T 問題意識
U 山田方谷とは
上杉鷹山の財政改革
調所広郷の財政改革
山田方谷の財政改革
山田方谷の生涯と事跡
V 方谷の基本的な考え方
理財論
擬対策
W 七大政策
当時の備中松山藩の財政状況
産業振興政策
負債整理政策
藩札刷新政策
上下節約政策
民政刷新政策
教育改革
軍政改革
江戸幕府の政治顧問
X 方谷の改革が成功した理由とその成果
Y 日本版陽明学
Z 結論と展望