ロイヤルコペンハーゲンのテーブルウエア

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ブルーフルーテッド・フルレース

ブル−フルーテッドフルレースの顔
ブルーフルーテッド フルレースのティーポットやコーヒーポット、コーヒーカップには「顔」のモチーフが施されています。これは1880年代にロイヤル コペンハーゲンのアートディレクターに就任したアーノルド クロー(1856-1931)によるデザインです。
 この「顔」のモチーフはバロック様式(1500-1700)時代の建築や細工、陶器によく使用されていました。アーノルド クローがブルーフルーテッドのシリーズを再びデザインした頃にはちょうどバロック様式が復活しており、ここからヒントを得たと考えられます。
 このモチーフはロイヤル コペンハーゲン窯が開かれた当時の作品(1775-1780)として現存するものの中にも使われており、またバロック様式がまだ台頭していた18世紀の始めに作られた他のヨーロッパ磁器にも見られます。クローはロイヤル コペンハーゲンの初期の作品に大変感銘を受けていたことから、これも彼が「顔」のモチーフを見出した理由であったと考えられています。いずれにしても、クロー自身がこの「顔」のモチーフを好み、バロック様式や初期のロイヤル コペンハーゲンの作品を意識して作ったものと思われます。

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フルレース、金の縁取りがあります


ダブルレース・トレイです


ティーポット


注ぎ口、取っ手に顔があります


コーヒーポット



こちらにも注ぎ口、取っ手に顔があります



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