ずっと貧乏かも

   

     
 

大学1年の時は、まさしく貧乏でした。食事はご飯とおかずはサバの缶詰だけとか、豆腐一丁だけとか。豆腐は安くて腹がふくれるからお得(!?)なのです。(^_^;)
月末はたいてい郵便貯金の残高はマイナスになってましたな。

2年以降はバイトを始めたおかげで、まともな食事が出来るようになり、ロードレーサーを買ったり、一眼レフカメラを買ったりと、大学生としてはそこそこに裕福になりました。

でも、学生でいるよりは社会人になって働いた方がお金が入るはず。そんなささやかな期待を胸においらは就職したわけですだよ。

ところがどっこい、どうやらこれからの時代、大卒のサラリーマンも貧乏の恐怖に怯えなければならなくなりそうなのでござります。(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル


こんなことをだらだらと書いているのは、本屋で何気なくNewsweek・日本版の6月11日号を手に取ったところ、その特集が「ニッポン中流崩壊」という、この先夢も希望もなくなるような、気の滅入るような、お先真っ暗的なものだったんよ。

どんな内容かというと、今まで日本人の大半を占めてきた大卒サラリーマンの中流階級が崩壊し、ほとんどのサラリーマンは所得が減って低所得層へと転落。ごく一握りのエリートサラリーマンのみが裕福でブルジョア的かつゴージャスな生活をエンジョイできるんだぜい、というようなもの。

おいらの会社、今
かなり景気悪くて、漠然と「これから給料増えるのかなー?」とか、「5年後も会社あるのかなー?」なんてことを日々思って、同僚とも話していたわけだけども、そんな不安をこの特集は裏付けちゃってくれたわけですよ。


「その通り!おまえはこの先ずっと平社員のまま、低所得なのだ!!」

と宣言されたような気分でごじゃいます。。・゚・(ノД`)・゚・。ウワァァァン

今、生活が苦しいわけでは全然ないけど、給料の水準が10年経ってもたいして変わらないとしたら、かなりきついわな。何年か前なら、そんなこと心配する必要全くなかったんだろうけど、今のおいらたちにとってはけっこう現実感のある問題なんよね。

で、それはどうもおいらの会社に限ったじゃぁなく、日本全体がこんな調子みたいなんだよね。売り上げ絶好調のトヨタでさえベアゼロ。多くの企業が能力主義を導入して、年齢に応じた昇給を廃止する方向のよう。で、企業の儲けを確保するために人件費をどんどん削っていくわけだ。

で、能力主義ってのはちょっとやそっと仕事ができるだけではだめみたいで、他の社員からぬきんでて仕事ができないと給料増やしてもらえないみたいなのですよ。かなわんね〜。


てことで、おいらはこの先お金のことはあまり期待しないで生きていこうかな〜、と思うわけですよ。

 
 
 
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