10月

   

 

 

 
2003年10月29日

お仕事について

今日から別の代理店に移るのです。
ここらへんで、おいらの修行の内容について書いときますかねぇ。

おいらは代理店のお世話になってるっちゅうことは前に書いたけど、代理店というのは、おいらの会社の製品を船に装備したり、修理をしたりといった工事を請け負う会社のことなのです。小規模の会社が多く、社長を従業員合わせて二人だけってとこもあったり。

で、今日からは三原市にある造船所で新造船の工事なのです。
海外向けのオイルタンカーで、排水量は確か約58,000t。とにかく巨大です。でかすぎです。全長300m近く、ブリッジ(日本語だと操舵室)は甲板から数えても6階の高さ。 エレベーターはあるけど当然工事中。ひたすら階段を上り下り (;´Д`)ツカレルニャア

で、この船はおいらんとこの製品をほぼフルに装備している(ありがたいことです)から、装置の種類が豊富で仕事はいっぱい。 レーダー(X/Sバンド)、無線機(MF/HF/VHF)、インマルサットB/C、GPS、PublicAddresser(船内放送装置)、気象FAX、トランシーバー、EchoSounder(測深器)、ECDIS(電子海図表示装置)、VDR(航海情報記録装置)、etc。

これらの装置を設置し、電線をつないでいくわけだけど、電線がやたら多いんだな。おまけに船で使う電線は外装用といって、銅線を編んだシールドの上に2mmくらいの厚さのゴムの被覆を着て、さらに金属線を編んだ鎧で身を固めているから取り回しも大変なのでやす。で、電線にはコネクタなんかついてないから、適当な長さで切って被覆を剥いて、端子盤にじかに接続していくわけ。結構面倒です。

レーダーやインマルのアンテナの工事をする場合はマストに登る必要があるんだけど、このマスト自体も結構な高さがある。幸い大型船のマストは足場が広いし、手すりも腰の高さくらいあるからそれほど危険ではないけど。


まあ、他ではなかなか経験できない種類のお仕事ではありますなぁ、あんまり長く続けたいとは思わないけど、、、、(^^;)



 

 

 
2003年10月12日
しまなみ街道

しまなみ街道を自転車で走ってきました。しまなみ街道は、本州と四国をつなぐ橋の中で唯一自転車道を整備している道路で(正確には、歩行者・自転車・原付共用道)、自転車乗りの間ではわりと有名なのです。

おいらは四国に一歩手前の大島ってとこで力尽きて、ここの民宿で一泊。翌日帰るという、二日かけてのサイクリングですた。



 

 

 
2003年10月7日
尾道

今日から広島県尾道の周辺でお仕事するのです。
今まで大阪のど真ん中にいたのに、今度は打って変わってど田舎だよ。
でも、空気はきれいだし静かだから、住環境としては大都会よりいいけどね。

ちなみに、以前は尾道にも営業所があったんだけど今は店じまいしちゃってて、代理店の厄介になるのです (^^;)



 

 

 
2003年10月1日

映画サービスデー

今日は会社の創立記念日。そしてまた、毎月1日は映画サービスデー!
映画は一律1000円ポッキリ!! \(^o^)/

久しぶりに、映画3本はしごしちゃったよん。
見たのは「座頭一」、「ローマの休日」、「サハラに舞う羽」。

「座頭一」は殺陣がすんごかった。たけしがこれでもかってくらい斬りまくってた。 トマトジュースもこれでもかってくらい吹き出てた (^ ^;
) R15指定というのが良くわかるわ。
ただ、僕としてはああいう一般受けを狙った演出よりも、派手さを抑えたストイックな演出なんだけど「すんげぇ」と思えるような時代物映画のほうが好きだな。「雨あがる」や「たそがれ清兵衛」なんかは、演出に過剰さはまったく感じられないにもかかわらず「これぞ本物の殺陣だ!!」と思えるんだよね。

座頭一が、突き出された竹やりを仕込み刀の刃で止めて、そのまま竹やりを割っていって、相手の手も切っちまうっていうあたり(竹を割ったことがありゃあ、どんだけ無理な設定かわかるよな)に「とにかく派手さを優先させちゃおう」っていう姿勢が感じられるなぁ。浅野忠信が演じる浪人の剣術も本来の剣術から逸脱しすぎてる感じがしたし。

まあ、より多くの人に受けるようにっていう演出はどうしてもそうなっちまうけど、それでも邦画の殺陣は洋画に比べりゃやっぱり年季の入りようが違うよね。ハリウッドのチャンバラシーンっつうと、良く覚えてるのは「スター・ウォーズ」シリーズでのライトセーバーでのチャンバラや、「ブレイド」でのヴァンパイア同士のチャンバラだけど、どれも小手先の動きでしかないもんね。「斬る」という動作ではなくて「叩く」に近い動きしかしていない。まあ、ライトセーバーなら「叩く」でいいんだろうけど。

「座頭一」のときにクェンティ・タランティーノの「Kill・Bill」の予告を流してたけど、あの映画なんかも「世界一切れる日本刀」なんて訳わかんないことぬかして、何で現代の殺し屋が刀なんぞ使ってんのかもよくわかんないけど、底の浅い日本趣味が前面に打ち出されてB級映画のオーラがむんむんするよね。


ああ、なんか長々と書いちまった。まだ「ローマ」と「サハラ」が残ってるな、、、、

「ローマの休日」は実は全篇通してちゃんと見たのは初めてなんだけど、さすがにいい映画だね。 何つってもオードリーがかわいいね。

でも、この映画についてはおいらの感性ではたいした論評が書けそうにないし、気力が尽きたからこんだけにしとこっと (^^;)

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