競技は、街の地区ごとの対抗戦で、まず地区のカラーの衣装を身にまっとった人々のパレードから始まる



正確にはわからないが、各地区を代表する名家をあらわしているらしく、
・楽隊
・旗手(ズバンデェッラトーレ)
・護衛の騎士
・若夫婦
・その子ども達
・主人夫婦
の順でパレードが行われる



これも正確にはわからないが、街の守護聖人の像だと思われる



馬上槍競技の前にまず、旗手達(ズバンデェッラトーレ)の競技が行われる



二人一組で旗を自在に操り、その妙技を競う



最も観客が沸くのが、この空中での旗の交換。
二人が15メートル以上離れてタイミングをあわせて旗を高く相手に投げて交換する。
この時旗をうまく棒に巻き付けて、上昇しているときは空気抵抗を受けずに上り、一番高いところ
で、旗が棒から離れてきれいにしかもゆっくりと落とすのがコツらしい??



こちらは、競技の本番の馬上槍試合。
マトはサラセン人をかたどった人形の上におかれた直径5、6cmの黄色い輪で、これを全速力で
駆け抜ける馬の上から槍で突いて、槍の中にうまく入れられるかどうかを競う。
(ちなみにサラセン人とはイスラム教徒の総称で、トスカーナ地方の祭りには、
よくこのサラセン人が敵役としてでてくる)





練習中にはこの様に盾を避けて胴体をつく事も行なっていた。