残留基準パブコメ13/12/25から14/01/23募集


アメトクトラジン
受付番号 201401200000252162と201401200000252164
提出日時 2014年01月20日22時20分と2014年01月20日22時26分
提出意見 文字数制限のため2分割して投稿します。

その1

【意見1】残留試験データ不明のまま、国際基準やアメリカの基準が援用されている
下記の2ppm以上の残留基準には、反対である。
 (1)だいこん類の葉 50ppm
 (2)かぶ類の葉 50ppm
 (3)クレソン   50ppm
 (4)はくさい   50ppm
 (5)キャベツ   9ppm
 (6)芽キャベツ   9ppm
 (7)ケール   50ppm
 (8)こまつな   50ppm
 (9)きょうな   50ppm
 (10)チンゲンサイ   50ppm
 (11)カリフラワー   9ppm
 (12)ブロッコリー   9ppm
 (13)その他のあぶらな科野菜  50ppm
 (14)チコリ   50ppm
 (15)エンダイブ   50ppm
 (16)しゅんぎく   50ppm
 (17)レタス  50ppm
  [理由]アメリカでの非結球レタスの残留試験9事例で最大残留値は20.45ppm、結球レタスの残留試験8事例で最大残留値は6.63ppmである。

 (18)その他のきく科野菜 50ppm
 (19)その他のゆり科野菜 20ppm
 (20)その他のなす科野菜 50ppm
 (21)その他のうり科野菜  50ppm
 (22)ほうれんそう   50ppm
 (23)その他の野菜  50ppm
 (24)ホップ   30ppm
 (25)とうがらし(乾燥させたもの)   15ppm

その2

【意見2】下記の食品について、残留基準を2ppm以上にすることに反対である。

 (1)たまねぎ   2ppm
  [理由]残留試験2事例で、散布1日後の最大残留値<0.005ppmなのに、残留試験データが不明なまま、国際基準1.5ppmより高い基準となっている。

 (2)ねぎ  20ppm
  [理由] ねぎの残留試験データはなく、アメリカの葉たまねぎの残留試験3事例で、散布0日後の最大残留値は11.3ppmである。

 (3)にんにく   2ppm
  [理由]残留試験データが不明なまま、国際基準1.5ppmより高い基準となっている

 (4)にら   20ppm
  [理由]にらの残留試験データはなく、アメリカの葉たまねぎ(3事例で、散布0日後の最大残留値は11.3ppm)が参照されている。

 (5)パセリ   40ppm
  [理由]パセリの残留試験データはなく、アメリカの非結球レタス葉(9事例、最大残留値は20.45ppmである)が参照されている。

 (6)セロリ   40ppm
  [理由]アメリカの残留試験9事例で、最大残留値11.18ppmである。

 (7)その他のせり科野菜 40ppm
  [理由]その他のせり科野菜の残留データはなく、アメリカ非結球レタス、結球レタス、セロリが参照されている。

 (8)トマト   5ppm
  [理由]トマトの残留試験はなく、ミニトマトの残留試験2事例で、散布1日後の最大残留値は2.52ppmである。

 (9)ピーマン   2ppm
  [理由]残留試験データが不明の国際基準1.5ppmより高い基準である。

 (10)なす   2ppm
  [理由]残留試験データが不明の国際基準1.5ppmより高い基準である。

 (11)きゅうり(ガーキンを含む。)   3ppm
  [理由]残留試験2事例で、散布1日後の最大残留値0.644ppm、アメリカの残留試験8事例で、散布0日後の最大残留値は0.32ppmである。

 (12)かぼちゃ(スカッシュを含む。)   3ppm
  [理由]アメリカの残留試験10事例で、散布0日後の最大残留値は1.35ppmである。

 (13)しろうり   3ppm
  [理由]アメリカのカンタロープの残留試験8事例で、散布0日後の最大残留値は1.73ppmである。

 (14)オクラ   2ppm
  [理由]残留試験データが不明の国際基準1.5ppmより高い基準である。

 (15)しいたけ   2ppm
  [理由]残留試験データが不明の国際基準1.5ppmより高い基準である。

 (16)その他のきのこ類  2ppm
  [理由]残留試験データが不明の国際基準1.5ppmより高い基準である。

 (17)ぶどう   25ppm
  [理由] 大粒種と小粒種のぶどうの残留試験各2事例で、散布7日後の最大残留値は17.4ppmであるが、0.516ppmの事例もある。

 (18)その他の果実  2ppm
  [理由]その他の果実の残留試験データはなく、国際基準1.5ppmより高い基準である。

 (19)その他のハーブ  40ppm
  [理由] その他のハーブの残留試験はなく、アメリカのレタス、セロリが参照されている。

 (20)干しぶどう   85ppm
  [理由] ぶどうの残留試験データにおける最大残留値17.5ppmに加工係数3.4を乗じても、59.16ppmである。

  以上

ビフェントリン
受付番号 201401200000252133
提出日時 2014年01月20日15時39分
提出意見 【意見1】下記の食品に2ppm以上の残留基準を設定することには反対である。再考されたい。
(1)だいこん類(ラディッシュを含む。)の葉 4ppm
[理由]残留データが不明な国際基準が援用されている。
   残留試験2事例で、散布21日目の最大残留値が0.322ppmである。

(2)ブルーベリー 2ppm
[理由]1、残留試験10事例で、散布1日目の最大残留値1.61ppmである。
  2、昨年、千葉県のメーカーが製造した冷凍ブルーベリーからビフェントリンが
  0.03-0.09ppm検出され、一律基準を超えたため、回収されたが、今回の基準緩和
  では流通が許され、消費者のビフェントリン摂取量は増える。

(3)茶 30ppm
[理由] 残留試験6事例で、散布14日後の荒茶の最大残留値は17.8ppm、滲出液の最大残留値は0.19ppmだが、残留データが不明の国際基準40ppmが援用されている。

(4)ホップ 20ppm
[理由] 残留試験2事例で、最大残留値が0.42ppmだが、、残留データが不明の国際基準20ppmが援用されている。

 (5)とうがらし(乾燥させたもの。) 5ppm
[理由]残留データ不明の国際基準5ppmが援用されている。


【意見2】 いままでのビフェントリンの残留基準設定についてのパブリックコメントで、下記食品に2ppm以上の残留基準を設定することに異議を申し立てたが、受け容れられなかった。残留実態を明らかにした上、再度見直しを求める。

 (1)かぶ類の葉 4ppm
 (2)クレソン 2ppm
 (3)キャベツ 2ppm
 (4)芽キャベツ 2ppm
 (5)ケール 4ppm
 (6)こまつな 4ppm
 (7)きょうな 4ppm
 (8)チンゲンサイ 4ppm
 (9)その他のあぶらな科野菜 4ppm
 (10)エンダイブ 2ppm
 (11)レタス(サラダ菜及びちしゃを含む。) 3ppm
 (12)パセリ 3ppm
 (13)その他の野菜  2ppm
 (14)なつみかんの果実全体 2ppm
 (15)レモン 2ppm
 (16)オレンジ(ネーブルオレンジを含む。) 2ppm
 (17)グレープフルーツ 2ppm
 (18)ライム 2ppm
 (19)その他のかんきつ類果実 2ppm
 (20)おうとう(チェリーを含む。) 2ppm
 (21)いちご 2ppm
 (22)ぶどう 2ppm
 (23)その他のスパイス 10ppm
 (24)その他のハーブ 4ppm

【意見3】全般に残留基準を低く設定すべきである。
  [理由]1、TMDIは、下記のようで、いずれの区分でも100%を超え、特に 幼小児で、200%を超えるのは問題である。

           国民平均  幼小児    妊婦    高齢者
 TMDI μg/kg/日 652.2   394.3    621.2    690.1
 ADI比 % 122.4 249.6 111.7 127.3

2、EDIの算出では、残留基準より低い曝露値が採用されている。
 たとえば、茶の場合、基準の0.4%に満たない曝露値となっている。
 残留実態が、低ければ、それに見合うよう、低い残留基準を設定した方が、消費者の安全・安心につながる。

ジフェノコナゾール
受付番号 201401200000252172と201401200000252173
提出日時 2014年01月20日23時20と2014年01月20日23時24分
提出意見 文字数制限のため2分割して投稿します。
その1 

【意見1】かぶ類の葉など17作物の残留基準を削除したことは賛成である。


【意見2】コメ残留基準を0.2ppmとすることに反対である。
  [理由] 韓国の残留試験3事例で、散布21日後の最大残留値が0.05ppmであるのに、同国の基準0.2ppmを援用している。

【意見3】下記の食品の2ppm以上の残留基準案には反対である。
 (1)キャベツ  2ppm
  [理由] 1、残留試験2事例で、最大残留値が0.04ppmである。
    2、アメリカの残留試験12*事例で、散布1日後の外葉ありの最大残留値が1.6*ppm、外葉なしが0.15*ppmである。
  なお、日本でのキャベツの分析部位は、外葉と芯をとることになっている。(*別紙1-2記載データと別紙2記載データは異なるので、前者をとった)

 (2)芽キャベツ  2ppm
  [理由] 1、芽キャベツの残留データはなく、アメリカのキャベツが参照されている。
  2、日本のキャベツの残留試験データを参照しない理由が不明である。
  3、残留データがないのに、いままでの国際基準相当の0.2ppmを緩和している。

 (3)カリフラワー  2ppm
  [理由]  1、カリフラワーの残留データはなく、アメリカのキャベツが参照されている。
 2、日本のキャベツの残留試験データを参照しない理由が不明である。
 3、残留データがないのに、いままでの国際基準相当の0.2ppmを緩和している。

 (4)ブロッコリー  2ppm
  [理由]アメリカの残留試験12事例で、散布1日後の最大残留値0.61ppmである。

 (5)その他のあぶらな科野菜  2ppm
  [理由] その他のあぶらな科野菜の残留データが不明で、アメリカのキャベツ、ブロッコリーのが参照されている。

 (6)レタス(サラダ菜及びちしゃを含む。)  2ppm
  [理由]レタスの残留データが不明な国際基準が援用されている。

 (7)ねぎ(リーキを含む。) 6ppm
  [理由]アメリカの残留試験3事例で、散布7日後の最大残留値が4.8ppmである。

 (8)パセリ 10ppm
  [理由]EUの残留試験4事例で、散布14日後の最大残留値が5.68ppmであるが、1.17ppmの例もある。

 (9)セロリ  10ppm
  [理由]残留試験2事例で、散布1日後の最大残留値が3.46ppmである。

 (10)ピーマン 2ppm
  [理由]1、残留試験2事例で、散布1日後の最大残留値が0.53ppmである。
  2、アメリカの残留試験6事例で、散布0日後の最大残留値1.5ppmである。

 (11)うめ  3ppm
  [理由] 残留試験4事例で、散布1日後の最大残留値が1.16ppmである。

 (12)おうとう(チェリーを含む。) 3ppm
  [理由] 残留試験4事例で、散布1日後の最大残留値が1.32ppmであり、いままでの基準5ppmを下げたが、さらに、強化しても問題ない。

 (13)いちご  2ppm
  [理由] 残留試験4事例で、散布1日後の最大残留値が0.6ppmであり、いままでの基準5ppmを下げたが、さらに、強化しても問題ない。

 (14)ぶどう  4ppm
  [理由] アメリカの残留試験12事例で、散布7日後の最大残留値が1.8ppmである。

 (15)その他の果実  2ppm
  [理由] その他の果実の残留データが不明な、国際基準2ppmが援用されている。

 (16)茶  15ppm
  [理由] 残留試験4事例で、散布1日後の、荒茶最大残留値7.87ppm、滲出液0.79ppmである。

 (17)その他のスパイス 0.6ppm、その他のハーブ 35ppm
  [理由]1、その他のハーブでは、アメリカのからしな(残留試験5事例で、散布1日後の最大残留値が14*ppmである)が参照されている。
    (*別紙1-2のデータと別紙2のデータが異なるので前者をとった)
   2、からしなの場合は、葉と茎がハーブ、種子がスパイスとされるが、スパイスの現行基準5ppm→0.6ppm、ハーブの現行基準0.2ppm→35ppmの変更は理解できない。

その2

【意見4】TMDIのADI比は、80%を超えるケースがあり、全体的に残留基準が高すぎるので、残留実態をもとにして、数値を見直すべきである。
  [理由]1、区分別TMDIは下表のようで、ネギ、キャベツ、リンゴ、茶からのTMDIへの寄与率が高い。 

   区分       国民平均  幼小児   妊婦   高齢者
  TMDIμg/kg/日  428.5   246.8   359.8   448.0
   対ADI比 %    83.7   162.7   67.4   86.1
   ネギのTMDI   67.8    27.0   49.2   81.0
   キャベツ 〃    45.6    19.6   45.8   39.8
   リンゴ  〃    35.3    36.2   30.0   35.6
   茶    〃    45.0    21.0   52.5   64.5


 2、EDIの曝露評価では、コメでは、残留基準の18%、キャベツでは20%、リンゴでは24.5%、茶では4.6%を残留量としている。
  残留実態が、低ければ、それに見合うよう、低い残留基準を設定した方が、消費者の安全・安心につながる。

 3、マウスの18 か月発がん性試験で、肝細胞腺腫及び肝細胞癌が認められたが、非遺伝毒性メカニズムと考えられた。しかし、放射線や他の発がん物質の相乗的影響、がん患者への影響が不明なことを考えると、このような農薬は、出来る限り、その摂取を減らすべきで、残留基準を低く設定することが、消費者の安全・安心につながる。

  以上

フロニカミド
受付番号 201401200000252168と201401200000252170
提出日時 2014年01月20日22時44分と2014年01月20日22時49分
提出意見 文字数制限のため2分割して投稿します。

その1

【意見1】下記の柑橘系の食品で、残留実態が不明なまま、残留基準案を設定するのは反対である。

 (1)みかん 2ppm
  [理由] 残留試験6事例で、散布7日後の最大残留値が0.59ppmである。

 (2)なつみかんの果実全体 2ppm
  [理由]残留試験2事例で、最大残留値が0.52ppmである。

 (3)レモン 3ppm
  [理由]レモンの残留データはなく、すだち、かぼすが参照されている。

 (4)オレンジ(ネーブルオレンジを含む。) 3ppm
  [理由]オレンジの残留データはなく、すだち、かぼすが参照されている。

 (5)グレープフルーツ  3ppm
  [理由]グレープフルーツの残留データはなく、すだち、かぼすが参照されている。

 (6)ライム  3ppm
  [理由]ライムの残留データはなく、すだち、かぼすが参照されている。
 
 (7)その他のかんきつ類果実 3ppm
  [理由]すだちの残留試験1事例で、最大残留値が1.12ppm、かぼすの残留試験1事例で、最大残留値が1.06ppmである。

 (8)その他のスパイス  10ppm
  [理由]みかん果皮の残留試験6事例で、散布7日後の最大残留値4.48ppmである。


【意見2】下記の食品の残留基準について、13/04/26から13/05/25募集のパブコメ意見で、最大残留値にくらべ基準値が高い、残留データが不明であったり、散布0日後の最大残留値を超える、TMDIが高いなどの理由に加え。 フロニカミドの発がん性、小児のTMDIの対ADI比が95.4%であることを指摘し、再考を求めたが、受け容れられなかった。残留実態を明らかにし、再考願いたい。

 (1)小麦 5ppm
 (2)大豆 5ppm
 (3)小豆類 5ppm
 (4)だいこん類の葉 16ppm
 (5)クレソン 4ppm
 (6)はくさい 2ppm
 (7)キャベツ 2ppm
 (8)芽キャベツ 2ppm
 (9)ケール 16ppm
 (10)こまつな 16ppm
 (11)きょうな 16ppm
 (12)チンゲンサイ 16ppm
 (13)カリフラワー 2ppm
 (14)ブロッコリー 5ppm
 (15)その他のあぶらな科野菜 16ppm
 (16)チコリ 4ppm
 (17)エンダイブ 4ppm
 (18)しゅんぎく 4ppm
 (19)レタス(サラダ菜及びちしゃを含む。) 15ppm
 (20)その他のきく科野菜 4ppm
 (21)ねぎ(リーキを含む。) 3ppm
 (22)アスパラガス 2ppm
 (23)パセリ 4ppm
 (24)セロリ 4ppm
 (25)みつば 5ppm
 (26)その他のせり科野菜 4ppm
 (27)トマト 2ppm
 (28)ピーマン 2ppm
 (29)なす 3ppm
 (30)その他のなす科野菜 2ppm
 (31)きゅうり(ガーキンを含む。) 2ppm
 (32)すいか 2ppm
 (33)メロン類果実 2ppm
 (34)ほうれんそう 9ppm
 (35)えだまめ 5ppm
 (36)その他の野菜 4ppm
 (37)あんず(アプリコットを含む。) 2ppm
 (38)うめ 2ppm
 (39)おうとう(チェリーを含む。) 2ppm
 (40)いちご 2ppm
 (41)ぶどう 5ppm
 (42)茶 40ppm
 (43)ホップ 5ppm
 (44)その他のハーブ 16ppm

その2

【意見3】マウスを用いた発がん性試験で、肺腺腫、肺がんが認められたが、非遺伝毒性メカニズムとされラットの発生試験で、胎仔に頚肋骨の発現頻度の上昇が認められた。ラットを用いた2世代繁殖試験において、親動物で卵巣比重量減少、児動物の雌で子宮比重量減少及び性成熟遅延が認められたが、繁殖能力に悪影響を与えるほどものでないとされた。 しかし、他の発がん性物質や放射性物質との相乗作用が不明である上、がん患者への影響も明確でない。その摂取量を減らすよう、基準を低く設定すべきである。


【意見4】前回の改定時にも全体的に、残留基準値が高すぎると述べたが、さらに、柑橘系食品の追加で、TMDIが大きくなった。EDIの算出基準となった残留値が残留実態に近いならば、現行基準を下げ、消費者の安全・安心につなげるべきである。
  [理由]1、幼小児のTMDIは1185.7μg/人/日で、対ADI比は102.8%である。
  食品別のTMDIは、柑橘系食品が追加されたため、75μg/人/日増えた。食品別では、下表のようで、小麦、大豆、ほうれん、みかん、茶の5品目で、全TMDIの67.4%となる。

    表   幼小児の食品別TMDI(単位:μg/人/日)

       総TMDI  1185.7 TMDIへの寄与率
       小麦     411.5   34.7%
      大豆      168.5   14.2
      ほうれんそう  90.9    7.7
      みかん     70.8    6.0
      茶       56.6    4.8
      その他の野菜  38.8    3.3
      レタス     37.5    3.2
      りんご     36.2    3.1
      トマト     33.8    2.9
      こまつな    32.0    2.7

  2、フロニカミドは、EFSA(欧州食品安全機関)が、発達神経毒性を見直し、ヒトの健康影響評価を強化するよう提案したネオニコチノイド系農薬(アセタミプリド、イミダクロプリド)と類似したニコチナミド構造を有していることも、懸念材料である。
 [参考文献]
  (1)EFSA Panel on Plant Protection Products and their Residues (PPR)
  Scientific Opinion on the developmental neurotoxicity potential of acetamiprid and imidacloprid
    http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3471.pdf

  (2) 木村ー黒田 純子:「脳神経系を撹乱する農薬と子どもの発達障害
-ネオニコチノイド・有機リン系農薬の危険性-」,第24回環境ホルモン学会講演会テキスト(2011年2月)

  (3) 黒田洋一郎・木村-黒田純子:「自閉症・ADHDなど発達障害増加の原因としての環境化学物質──有機リン系,ネオニコチノイド系農薬の危険性(上)(下),科学 83巻6号693頁及び7号818頁(2013)

      以上

ペンフルフェン
受付番号 201401200000252135
提出日時 2014年01月20日16時19分
提出意見 【意見】魚介類の残留基準を0.2ppmとすることに反対である。
 [理由]1、水稲育苗箱に使用した場合の水田での水系汚染濃度の実測データが示されていない。どのような対策をすれば、水系汚染がなくなるかの検討を優先すべきである。
 2、ラットを用いた 2 年間慢性毒性/発がん性併合試験で、無毒性量が求められず、小葉中心性~汎小葉性肝細胞肥大の発生数について、最小毒性量4.0mg/kg体重/日とされている。このような物質の摂取はできるだけ避ける必要があるため、残留基準を設定すべきでない。

ピリフルキナゾン
受付番号 201401200000252134
提出日時 2014年01月20日15時47分
提出意見 【意見1】下記食品の残留基準を2ppm以上にすることに反対である。

 (1)だいこん類(ラディッシュを含む。)の葉 20ppm
[理由]残留試験3事例で、散布3日後の最大残留値が11.1ppmであるが、0.44、0.03の事例もある。

 (2)ブロッコリー 2ppm
[理由]残留試験2事例で、散布1日後の最大残留値が0.60ppmである。

 (3)レタス 10ppm
[理由]レタスの残留試験4事例で、散布1日後の最大残留値が1.18ppmである。
  リーフレタスの残留試験2事例で、散布7日後の最大残留値が0.44ppmである。
  サラダの残留試験2事例で、散布7日後の最大残留値4.23ppmであるが、0.50ppmの事例もある。

 (4)あんず(アプリコットを含む。) 5ppm
[理由]あんずの残留試験はなく、うめが参照されている。

 (5)うめ 5ppm
[理由]残留試験2事例で、散布1日後の最大残留値が1.53ppmである。

 (6)おうとう(チェリーを含む。) 2ppm
[理由]残留試験2事例で、散布1日後の最大残留値が0.72ppmである。

 (7)いちご 2ppm
[理由]残留試験2事例で、散布1日後の最大残留値が0.98ppmである。

 (8)ぶどう 3ppm
[理由]残留試験2事例で、散布1日後の最大残留値が1.09ppmである。

 (9)茶 20ppm
[理由]残留試験4事例で、散布7日後の荒茶での最大残留値が14.4ppmであるが、滲出液での最大残留値は1.34ppmである。。

 (10)その他のスパイス 5ppm
[理由]みかん果皮の残留試験2事例で、散布1日後の最大残留値が1.7ppmである。


【意見2】ラットとマウスの発がん性試験で、精巣間細胞腫の発生頻度増加が認められたが、非遺伝毒性メカニズムと考えられているが、放射性物質や他の発がん性イニシエーター摂取することによるプロモーター作用、あるいは、ガンを発症している患者等への影響を考えると、できるだけその摂取を減らすため、残留基準値を強化することが望まれる。
[理由]1、TMDIは、下記のようで、いずれの区分でも100%を超え、特に 幼小児で、200%を超えるのは問題である。
      国民平均  幼小児    妊婦    高齢者
 TMDI μg/kg/日 347.1   168.2    302.1    379.9
 ADI比 % 130.3 212.9 108.7 140.2
2、EDIの算出では、残留基準より低い曝露値が採用されている。
 たとえば、茶の場合、基準の7%に満たない曝露値となっている。
 残留実態が、低ければ、それに見合うよう、低い残留基準を設定した方が、消費者の安全・安心につながる。

テブコナゾール
受付番号 201401200000252160
提出日時 2014年01月20日22時10分
提出意見 【意見1】下記の食品の残留基準を2ppm以上にすることに反対である。

 (1)その他の穀類○ 2ppm
 [理由]現行基準0.2ppmが、残留データ不明の国際基準2ppmに緩和されている。

 (2)にら 10ppm
 [理由] 残留試験2事例で、散布14日後の茎葉の最大残留値5.52ppmである。

 (3)その他のゆり科野菜 10ppm
 [理由] にらの残留試験2事例で、散布1日後の花茎の最大残留値3.87ppmが参照されている。

 (4)すもも(プルーンを含む。) 3ppm
 [理由] 残留試験2事例で、散布1日後の花茎の最大残留値0.76ppmである。
  2、現行基準2ppmが、残留データ不明の国際基準3ppmに緩和されている。

 (5)その他のベリー類果実 2ppm
 [理由]残留データ不明の国際基準1.5ppmより緩和されている。

 (6)パパイヤ 2ppm
 [理由] 現行基準1ppmが残留データ不明の国際基準2ppmに緩和されている。

 (7)綿実 ○ 2ppm
 [理由] 現行基準1ppmが残留データ不明の国際基準2ppmに緩和されている。

 (8)ホップ ○ 40ppm
 [理由] 現行基準30ppmが残留データ不明の国際基準40ppmに緩和されている。

 (9)とうがらし(乾燥させたもの) 10ppm
 [理由] 現行基準5ppmが残留データ不明の国際基準10ppmに緩和されている。


【意見2】下記の食品について、2008年と2012年のパブコメ意見募集で、見直すように求めたが、受け入れられなかった。残留実態を示し、再度、見直しを求める。

 (1)小麦 2ppm
 (2)大麦 3ppm
 (3)レタス(サラダ菜及びちしゃを含む。) 5ppm
 (4)わけぎ 2ppm
 (5)その他のなす科野菜  5ppm
 (6)なつみかんの果実全体 5ppm
 (7)レモン 5ppm
 (8)オレンジ(ネーブルオレンジを含む。) 5ppm
 (9)グレープフルーツ 5ppm
 (10)ライム 5ppm
 (11)その他のかんきつ類果実  5ppm
 (12)日本なし 5ppm
 (13)西洋なし 5ppm
 (14)ネクタリン 5ppm
 (15)あんず(アプリコットを含む。) 2ppm
 (16)うめ 3ppm
 (17)おうとう(チェリーを含む。) 5ppm
 (18)ぶどう 10ppm
 (19)その他の果実 2ppm
 (20)茶 50ppm
 (21)その他のハーブ 2ppm
 (22)干しぶどう 12ppm


【意見3】全般的に残留基準が高い。残留実態を踏まえ、基準を低く設定すべきである
  [理由]1、幼小児の TMDIは486.4μg/人/日で対 ADI 比は106.2%であり、食品の安全目安80%を超える。食品別の寄与率は下表のようで、小麦、茶、ぶどう、りんご、日本なしの5食品で 69.1%である。

    表 幼小児の食品別TMDI(単位:μg/人/日)

    総TMDI   486.4 TMDIへの寄与率
     小麦     164.6   33.8%
      茶      70.0 14.4
      ぶどう    44.0 9.0
      りんご    36.2 7.4
      日本なし   22.0 4.5

  2、EDI 試算の曝露値として、作物残留試験があるものは、その平均値を用いるとしているが、残留実態に近ければ、 それに見合う低い残留基準を設定した方が、消費者の安全・安心につながる。