アナログLPFのサンプル値系シミュレーション(2)
アナログ回路の特性をソフトウェアによりシミュレーションする方法として、離散時間差分方程式による数値計算法を紹介します。
アナログ回路として縦続接続された 2次LPF をシミュレーションしています。
メニューの設定ボタンを押して、Peek点の周波数とゲインを設定するダイアログが表示されます。2次LPF は 5個まで設定できます。入力波形は正弦波です。周波数を設定できます。
メニューの描画ボタンを押すと、出力波形を表示します。
メニューの実行ボタンを押すと、スピーカから出力します。
メニューのF特ボタンを押すと、周波数特性を表示します。
アナログ回路のシミュレーションは回路データを入力して計算する方法が一般的ですが、LPF のような多項式で表記できる場合は、離散時間系の差分方程式を使用して高速な計算ができます。また、ディジタルフィルタのような計算遅延のない出力が得られます。
添付のソースコードの特性多項式の定数を変更すれば、容易に他の特性をシミュレーションできます。(HPF、BPF)
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2017-07-30