ＤＩＳＣＯＶＥＲＹ ＣＨＡＮＮＥＬ ＤＶＤ 新説・Ｔ−ＲＥＸ
Valley of the T-REX
エオラプトルは最も原始的な恐竜だとされている。 肉食に適した鋭い歯を持ち、後肢は長くかなりのスピードで走れたのではないと考えられ、肉食の恐竜（ハンター）と考えられている。
それに比べ最強の恐竜と言われているＴ−ＲＥＸはハンターとは考えにくいのではないかとの説が出てきている。
１．速く走るためには、大腿より下腿が長いほうが適している。
２．獲物を押さえつけ肉を引き裂くには前足が長く十分な強度があることが必要である。
３．肉食恐竜には敏捷性が必要であるが小型の恐竜こそ敏捷性に優れていると考えられる。
４．獲物を追いかけている肉食恐竜が転んだ場合すぐに起きて再び追わなくてはならない。Ｔ−ＲＥＸのせいぜいお腹をかく程度しかできそうない小さな前足では転んだ場合起き上がれないであろうし、前足をついて上半身を支えられないことは胸部や頭部に重大な傷をうけることとなり致命的な事態になるのではないか。
５．臭脳が発達している意味は？
６．恐ろしい外観をしているのは他の群がってくるスカベンジャーを威嚇するためではないか。
上記の事柄よりＴ−ＲＥＸはハンターというよりスカベンジャー（腐食者）ではないかと言う説が出てきている。