1.病気にもいろいろありますが、私たちの体はどのようにできているのでしょう?                                                    元のページへ

 体には、いろいろな臓器がそなわっています。
 事柄を考えるのは脳ですよね。私たちは当然それに従って行動します。
 脳にいろいろな情報をインプットするのが目・耳・鼻・皮膚の感覚・口の粘膜面ですね。
 自分の意見をアウトプットするのは口・のど・顔手足の動き・しぐさですね。
 当然自分の意見を人に伝えたり、仕事をしたりするためには、ベットの中にいたのでは無理な
 ので、会社に行きます。
 
 めざましが鳴って 朝7時だ。と目をさまし、歯をみがき、朝食を食べ、着替えてでかける。
 おっとその前にトイレに行きましょう。
 
 すべて手足が動いて移動したりいろいろなことをするわけです。
 実際動くには細かく言えば一本一本の筋肉の繊維が動くのですが、歩くとき何も考えなくても
 歩けますよね。
 でも赤ちゃんの時は歩けなかった。
 自転車に乗れなかった。
 けっこう時間がかかりましたよね。
 トレーニングすることで、体でおぼえることでできるようになるのです。

 はじめから、生まれながらにして備わっている能力ではないのです。
 皆が自分なりに苦労して得る能力なのです。
 トレーニングしてはじめて、自分が100mを10秒で走れるのか、15秒かかるのかがわかるの
 です。
 なにごともトレーニングしてはじめて、自分が(自分の力)が発見できるのです。

 歩くトレーニングをすることで脳の神経と手足の筋肉がつながり、その神経のネットワークが
 お互いにつながっていって細かい指先の動きも制御できるようになるのです。
 
 脳も筋肉も神経も生きた細胞でできています。
 それらを生かしていくシステムを知ることが私たちの体を知ること、病気を知ることになるのです。

 食事をとってそのなかの栄養分が胃腸から吸収されて、肺から酸素をすって、これが血管に
 入り、心臓のポンプ作用で全身におくられ、蓄えられたり使われたりして、生活しています。
 これについてこれから考えていきたいと思います。    元のページへ