ワイキキビーチがバクテリア汚染により遊泳禁止。
2006年3月27日(月)連日の大雨で、オアフ島では下水処理プラントから下水が流出し、湖やストリーム、ビーチの汚染されている。26日はウィンドワード・オアフで5ヶ所、エンチャンテッド・レイクなどカイルアで4ヶ所、ワイマナロで1ヶ所におよんでいる。
またワイキキでも老朽化した下水管が3月24日に破裂、汚水流出事故があり、未処理の汚水4800万ガロンをアラワイ運河に放流せざるを得なくなった結果、アラワイからモアナサーフライダーホテル前の海岸までの海域での腸球菌やウェルシュ菌などのバクテリア濃度が規定以上となり、3月29日以来ケワロ湾からモアナ・ホテルまでワイキキ海岸一帯に遊泳禁止措置が取られている。
閑散としたワイキキ海岸
砂浜で寝そべる人ばかりで、海に入る人はいない。
サーファーも見あたらず、パラセールのボートが一艘。
市当局は海水の殺菌濃度検査を続け、現在では受容レベルまで落ち着いたと判断するも4月21日バク テリア汚染警告看板は、アラワイ運河、アラワイ小型船舶港、アラワイ水路に残されている 。
アラワイ運河 運河 河口
海面は綺麗なマリンブルーでも海底には細かな沈殿物があり底がバクテリアの温床になっていると思われ、最近海に入った人で、耳の調子が悪いとか、お腹が下ったなんていう話を度々耳にしている。医療機関から回ってきた話では、やはり、海に行って具合が悪くなったと言う人が多いそうだ。
島の東側のビーチではワイキキを避けた観光客が多く集まっている。スノーケリングで人気のハナウマ・ベイや波が高く、水遊びには適さないとも言われるサンディー・ビーチにも多くの観光客や現地人がきれいな水を求めて集まっている。
もとへ。