スペイン広場とスペイン大使館   

スペイン広場の名は17世紀に広場前に教皇庁付きスペイン大使館が建てられたことに由来し、 階段の上にはトリニタ・ディ・モンティ教会がそびえ立つ。広場から教会への階段は137段あり正式にはトリニタ・ディ・モンティ教会の階段といい、18世紀前半教会の階段としてフランスの費用でつくられた。

   
スペイン大使館



スペイン広場の階段の上から

  

階段から見たスペイン広場と広場から階段を見る。


ポーリ宮の壁を利用したバロック様式のダイナミックな噴水である トレヴィの泉。 その水源は、15世紀半ばによみがえったアグリッパの水道。1734年法王クレメンスヴィにより完成。

ローマ皇帝がキリスト教に改宗するにあたりギリシャの従来の神とキリスト教の融合のシンボルとしてトレヴィの泉が造られた。複数の神を認めることがなかったキリスト教の譲歩、ローマ帝国との融合のシンボルとして古代ローマの神々と教皇の鍵とかぶりものが同居している。


 


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