ローマ市内の行政の遺構 フォロ・ロマーノ

フォロとは公共広場のこと。紀元前6世紀にはいり、下水道の整備がすすむと、人々が集まり 店が立ち並んだ。すると歴代の執政官や皇帝達はそこに神殿を築き、元老院や裁判所が置かれ、凱旋パレードが繰り返された。ローマの政治、経済、文化の中心であった。
ローマ帝国の繁栄が4世紀末の西ゴート族の侵入によりたたれると、フォロ・ロマーノも一気に荒廃した。牧草地となったり、ルネッサンス期には埋もれた大理石の石切場と化した。19世紀になってそれが解明されその後遺跡発掘が行われている。
カエサルが演説をした遺構の後ろにカエサルの墓もある。





このような行政機関の建物が林立していたようです。



 




 



元老院

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