第1話「ハイエナが集まった」より
 ●元がらくた置き場ならここだけどね。
 ●あれ、新田さん、こないだのあれで、地方飛ばされたんじゃなかったんすか。
 ●邪魔んなっちゃうんのよん。
 ●ちょっとどいてくれますか。腹具合が悪いようで。出直してきますわ。帰ろうよ。
 ●笑ったろ、今。笑ってんじゃないの、君。
 
第2話「狙撃者の目が光る」より
 ●あんまりつっぱんないほうがいい。知らないよ、俺は。
 ●だから言ったのに、俺が。
 ●特別手当もいいけど、命張ってコーヒー2杯か。
 
第3話「悪女が踊る」より
 ●何だ、これ。俺たち、ビール、ビール4杯飲んだだけじゃない。25,863円って何だ、これ。
  暴力バーもいいとこじゃねえか、これじゃあ。
 ●あっ、今払った金、必要経費!
 
第4話「首領を撃て」より
 ●絶対こっちだ!
 ●どう思う、ああいうの。
 
第5話「潜入刑事」より
 ●黙秘なんてはやんないんだから、しゃべっちゃいなさいよ。
 
第6話「ワルは眠らせろ」より
 ●そりゃ、かっこいいよ、二人は。
 
第7話「札束と赤いバラ」より
 ●カラシ、カラシが全然利いてないじゃない、これ。
 ●水原さん、利きますねえ、このカラシ。
 
第8話「必死の追走」より
 ●あんまりかっこつけるから。一人じゃ何もできないんだから。わかった?矢吹君。
 
第9話「現金輸送車強奪」より
 ●そうやって、優秀な刑事がまた一人、官僚的な警察機構の中に埋没していくのか。
 ●空いてるって言えば空いてるし、空いてないって言えば空いてないですよ。
 ●やっぱ、やめようよ。
 ●あーあ、あれが本物だったらなあ。
 
第10話「耳」より
 ●こいつ、魚じゃないんだから、べつに。
 ●やっぱり君のつっぱり負け、と。
 
第11話「女豹が跳んだ」より
 ●ぼくは知らないなあ。全然知らないなあ。
 ●何かあったら起こしてよ。
 ●静かにしなさいよ。
 ●へったくそ!
 ●でも殺すのが目的だったら、何も4人でぞろぞろ来ることないじゃないすか。
 ●誰が偉いんですか?
 ●ねえ、それ、どこのスクラップ屋さんかなあ。
 
第12話「殺し屋に墓はない」より
 ●この野郎じゃねえだろ、この野郎。
 ●足が長すぎんだよ、俺、どっちかっていうと。
 ●いいっすねえ、サッカーって。俺、昔やってたんすよ。静岡のペレって感じで。
 ●悪いなあ。俺もそのゲリラなんだよ。
 
第13話「横浜チンピラ・ブギ」より
 ●ちょっと待ってよ。俺、ゲジゲジって聞いただけで、嫌んなっ・・・・
 ●へたくそ。全然入んねえじゃないか。
 ●そんなことはないこともないこともないなあ。
 ●まじめに運転しなさいよ。
 ●兄いの理想というと、どんなもんでしょうかねえ。
 ●いや、そりゃそうだけど、でも俺の立場はどうしてくれるんですか。
  ゲジを裏切るんですか。俺、できないっすよ、そんなの、俺。裏切るなんか。
俺、できないっすからね。俺、絶対できないよ、そんなもの。
それに、ゲジが誰から盗んだか覚えてなかったらどうするんですか。
うちとしてはさ、奥田ってやつを引っ張れば、それでいいんでしょ。
違うんですか、新田さん。そうでしょうに。
俺、フイルム、絶対何とか探しますから、もうちょっと待ってもらえないでしょうか。
 ●俺、ちょっと仕事あんのよねえ。
 ●うちの三枚目の連中、いったい何やってんだよ。このやろめ。
 ●来たか、二枚目。
 ●これ、餞別。事件解決するとさあ、特別手当っていうのもらえんの、俺。
 ●少ないけどね。
 
第14話「大逆転」より
 ●それでまあ、なんちゅうか、大恋愛関係になっちゃって、ホモだちになった、と。
 
第15話「黒い影」より
 ●ただいま参上。
 ●いや、出張だっていうからね、決めてきたんすよ。でも、着いた早々これですからね。
  やんなっちまいますよ。
 ●25,000円!
 ●冗談でしょ。俺たち、遊撃捜査班ってえの。俺たちが撃つわけねえだろ!
 ●冗談じゃねえよ、まったく!こんな中入れやがって。
  俺が行ったとき、もう撃たれてたんだよ、あの人は。まったく、頭に来るなあ。
  こんな中入れて。
 ●これが落ち着いていられる場合じゃないでしょ。
  水さん、まあ、そりゃ、慣れてるからいいかもしれないけど、
  俺、こういう鉄格子って、俺、落ち込んじゃうんだよね。
 ●わかりましたよ。
 ●よくないから、逆立ちしてんの。
 ●逆立ちばっかりじゃない。
 ●でもさ、ここにいたってしょうがないでしょ。逆立ちばっかりして。逃げましょうよ。
  もしかしたら、やつらから逃げおおせるチャンスだってあるかもしれないでしょうに。
 ●ぴったりくっついてきてくださいよ、年だけど。
 ●やばいすね、タイガーさん。
 ●ダメだぜベイビー。水さん、もう動けないすよ、タイガーさん。ダメだぜ、タイガーさん。
 ●俺、どっかで聞いたことありますよ、それ。
 ●この、きたねえ野郎だなあ。ちょっと待ってよ。撃つの待ってよ。
  25,000円の替えズボン付き、こんなんなっちまったんだから。
 ●こりゃないぜ、ほんとに。
 ●カルチェじゃないの。儲かっちゃったな、俺。
 ●ほんとにまったく、刑事の風上にもおけない連中です。
 ●いいでしょ、これ。
 ●そんな、冗談じゃないすよ。
 ●違いますよ。これ、河原で拾ったんだから。
  これ、キラッと光って、俺、あ、いいな、と思って拾ったんだから。
 
第16話「暴行魔W」より
 ●水さんの弟さんすか。
 ●承知いたしました。
 ●こいつ、何考えてるか、全然わかんねえや。
 ●かわいいでしょ?
 ●みたいですね。
 ●畜生!あのボロハウス!
 ●このオキノホマレっていうのも・・・・バテバテ・・・・
 ●また来ます。
 ●こっちだ!
 ●いましたか?
 ●ダメだじゃダメだ!
 ●なんだかこれじゃ、俺たち、間抜けみたいじゃないですか!
 
第17話「殺し屋」より
 ●新田さんに黙って抜け出したでしょ。
 ●怒ってますよ。もう、こんな感じで。
 ●ちょっと散歩してみっかなあ。
 ●いつもドジると思ったら大間違いなんだから。
 ●ああ、バレてるよ、水健。
 
第18話「レディー・キラー」より
 ●やーんぴ。
 ●俺さ、ちょっとどうも苦手なんですよ。大学の教授っていうかさあ、偉い人。
 ●しゃべっちゃいなさいよ、文化人。このヘロイン、誰から借りたの。
  誰から買ったんだよ!
 ●あんたさあ、文化人面して、うな丼かなんか食ってっけどねえ、
  もう吐いちゃいなさいよ。
  あんた黙っててもねえ、得するの、俺と水さんだけなの。残業手当が付くんですよ。
 ●何がお茶だよ。
 ●ノミに食われちゃった、なんてことは言わせないぞ、この野郎!
 ●いねえっす。
 
第19話「ご不要な亭主始末します」より
 ●坂口さん、おはようっす。
 ●暑いでしょ。アハハハハ。なんせクーラーもないんすよ。ハハハ。いらっしゃいませ。
 ●はいな。何食うの?奥様、何になさいましょうか。
  えーとねえ、カツ丼とかねえ、ラーメンライスとか、うまい店あるんすよ。
 ●マングースのポテトチップとかなんとか言ってるけど、何あれ?
 ●何すか、それ。
 ●ねこまんまってわけに・・・・
 ●奥様、ステーキというところでよろしいでしょうか。
 ●警察でも、パターンとしかないすよ。
  1に天丼、2にカツ丼、3,4がなくて、5にねこまんまって、こう決まってるわけよ。
 ●何すか、それ。ネクロなんとかって。
 ●結城さあ、あんまり寒くないでしょ。脂肪ついてるから。あんなになっちゃうよ、今に。
コチョーンなんてさあ。
 ●俺さあ、結婚なんかしねえんだ。
 ●そりゃあ、水さん、そりゃあさあ、いつも勝手なことばっかり言ってさあ、
  気を悪くするかもしれないけど。
 ●そんなこと、俺、言わないでしょ。
 
第20話「日の丸愚連隊」より
 ●加代子さん。今夜のエスコートは、この滝本ちゃん!決まってるでしょ。
  これが貸衣装とは気がつくべえ。
 ●馬子にも衣装とは、よく言ったもんだぜ。
 ●おまかせ。さすらいのギャンブラーとしては、一攫千金儲かっちゃおうかな、ワオ!
 ●スイッチ切るのを忘れてたよ、俺。
 ●マダム、シルブプレ。
 ●本当にやってんのかね、こんな所で。
 ●俺なんか、タキシード替えてきちゃって、損しちゃったよ。
 ●これか、矢吹さん言ってたの。
 ●地下足袋で来なくてよかった。
 ●お願いしまーす・・・・いや、1500円。
 ●これ、ちょっと、3枚しかないんだけど。
 ●クリームソーダ。クリームソーダ。クリームソーダって言ってんだよ。クリーム・・・・
 ●アイスミルクみたいな面してんだろ、君だって。
 ●黒かな。だって、これ、必要経費に入ってないかもしれねえんだぞ、お前。
 ●よっしゃ。男一番、18!俺の誕生日なんだ、これ。
 ●ワーオ!やったー!結城!36倍、36倍だよ。3倍も入ってる。
 ●おい、ちょっと待ってよ、36倍・・・・
 ●おい、結城、手入れがあるなんて聞いてないか、お前。
 ●どこのバカが、こんな大事なときにケンカなんかしやがって。
 ●いいんだよ、俺、これ。貯金するんだよ、俺だって。何でも買ってあげられますなあ。
 ●結城!あいつ、鈍いからなあ。
 ●どうです、この戦果。ああ、でもねえ、あと30分遅く来たら、36倍だったのに。クソー。
 ●俺だってねえ、必死でロープ伝わって逃げてきたわけよ。
  でも、あのロープ、ちょっと細かったわけよ。わかりましたよ。
  俺だって、これでせっかく親孝行でもしてあげようかなと思ったんだけどさあ。
これあげるから。ごめん。
 ●2-4っていったら、3着4着しか来ないっすよ、こんなもの。
 ●きったねえやつらだなあ、まったく。ペッ!
 ●金はどっから出んのよ。
 ●あっ!フルコースの件、どうなっちゃったのよ。
 
第21話「危険なハイウェイ」より
 ●やあ、あの、俺、ちょっと、検事さんを見送りに・・・・
 ●ぼくもお巡りさんなの。これが逮捕状よ。読んであげんね。逮捕状、氏名、内藤ミサ、君。
 ●とぼけんなよ。とぼけたってダメなんだから。
 ●ああ、きたないよ。
 ●えらい長いな、しかし。大きい方じゃないでしょうね。
 ●何がトイレなんだよ。純情な刑事を騙しやがって。
 ●なんで燃えてんの?あれ。
 ●そうっすよ。冗談じゃないっすよ、新田さん。こんな物騒な女の人とさあ。
  俺、もう、護送するの、勘弁また火鉢ですよ。
 ●藪医者、こっち。
 ●水さん、おむつかぶれ、気をつけてね。
 ●うそです。
 
第22話「淳子のミステリーゾーン」より
 ●だって楽しいじゃないすか、幽霊なんて。たまにはいいっすよ、こんな事件も。
  涼しいから。水さん、幽霊信じないんすか。
 ●本当すか?ぼく、UFOとかさ、幽霊とか、信じてるんすよ。
 ●ちょめ。なんか水さん感じないすか?こう、なんか、異様な感じでさあ。
  こう、漂ってるでしょ。こう、なんか、ヒヤッとしないすか?するでしょ?
 ●水さん、女の人。そこにいるんだ。女の人、女の人。ここで殺しがあったよ。
  殺し、殺しですよ。俺、わかるんだ。水さん、俺、わかるんだよ。
 ●間違いない。絶対、女の人が埋められてる。証拠?俺の勘だよ、勘。
  そんなこと言わず、お前たち、もっとまじめに掘ったらどうなんだ。
  なんだと。お前らね、もっと深く深く掘んなきゃ。なんだと、この野郎!
 ●ちょっと待って。ふざけるなよ。俺はべつに頭が変なわけじゃないんだから。ここだよ。
  ここにあるんだよ。ここに、ここにさあ、絶対。矢吹さん、ここにあるのさ。
 ●この人、殺されたんですよ。夕べ、霊媒の人が言ってました。
 ●不純だ。
 ●矢吹さん・・・・
 ●コーシー。
 ●誰も信じちゃくれないでしょうけど、俺、わかるんすよ。
  あんたが10年前に緒方八重子さんを殺したってこと。
  いや、さっき握手したでしょ、あんたと。
  あんとき、あれ、霊魂っていうすか、あれ、教えてくれたんすよ。
  いや、いや、ちょっと、通用しないすよ、そんなの。これ見てよ。
  図星だったんじゃないの、たぶん。あんたが死体を埋めるときにこれを落としたんだ。
  そうでしょ。まあ、幽霊じゃ、誰も信じちゃくれないけど、
  このタイピンに付いた指紋だったら、証拠になりますよ。それでは、いんずれしました。
 ●新田さんは幽霊信じますか?
 
第23話「殺人刑事ウォンテッド」より
 ●それは無理ないわ。運が悪かった。
 ●そうなるとぼくちゃん、田舎のお巡りさん。
 ●何?囚人のくせに、まばらなちょび髭なんぞ生やしよってからに。
 ●みーずさん。滝本ちゃんですよ。水さん。水原!なーんちゃって。水さん。
  どこ行っちゃったのかな。こんな所にいやがって。
 ●いや、そんなことないすよ。
  こりゃあね、周りの目をごまかすためにカモフラージュしてるんですよ。
本当はねえ、もう、心配で心配で、こんなやせちゃって、俺なんか。
食事ものどに通らないんですよ。
 ●警察です。逮捕します。
 ●そんな、見つめられたって、俺、困る、困るんだから。見ないでよ、そんなに。
 
第24話「爆殺魔」より
 ●そんでは、わたくしめも。
 ●ごちそうさまでした。水さん、つけといて!
 ●ださいプレゼントだぜ、まったく。
 ●申し訳ないっす。責任取ります。
 ●辞表を出します。
 ●山根、爆弾はいったい、どこにあるんだよ!どこに!どこだ!なめるなよ。どこにあるんだ。
 ●矢吹さん、もっとゆっくり、速く。
 ●なめんなよ、この車。
 ●ぴったりでやんの。
 
第25話「横浜コネクション」より
 ●俺、矢吹さんのダンディズムっていうの、俺、信じてんの。
 ●迅速かつ手際よく。それが滝本君のモットーです。
 ●この人、お友だちみたいね。
 ●跳んでるポリスは俺たちよ、と。
 ●スイカだな。スイカだな。おいしそー。
 ●やだな。卑猥な話してる。
 ●水さんはさあ、女に手が早いし、矢吹さんも女に目覚めちゃったし、
  新田さんだってわかんないよ。新田さん、あれでむっつりスケベなとこあるしさ。
  滝本ちゃんは。おい、滝本ちゃんはどうなったの、滝本ちゃんは。滝本ちゃんは。
 ●お前、観光ツアーじゃないんだから。売り飛ばされちまうぞ、お前。
 ●何すか、あんた。物騒な物持ってますねえ。
 ●でも、女がいるから来たんでしょ。
 
第26話「サヨナラは銃弾で・・・・」より
 ●もう撃ってんじゃない。
 ●サラリーマンとかデロリーマンとかガッチャマンとかさ。
  だって犯人さんだって一生懸命必死なって逃げてんだからさあ、
  俺たちがいくら足が長いからってねえ。そんな簡単に捕まんないっすよ。
 ●下痢が痛い?俺も腹痛が痛いんだよね。
 ●三四郎みたい。
 ●刑事部長もころころころころ替わっちゃうんだから。
  こんなもん、差し入れちゃったりして、まったく、本当に。
 ●See again.