2000/09/12 Vol.20 「自分の気持ちだから」








恭兵さんの書く文章が、いつもさわやかに感じるのはなぜでしょう。

ここにも恭兵さん直筆の文があります。



バットとグローブを買いました。

僕はいくつかの野球チームに入っています。

だからたくさんのユニフォームをもっているんです。

もちろん背番号もいろいろもってます。

年令も職業も体力も技能もほとんどバラバラな人達が、

見守るファンもヤジも喝采もない朝の日の丸球場に集合する。

僕は三塁手だ。

不発のゴロを気ばってとる!

一塁手はいるか?!

全身の勇気と信頼をたくして投げる!

見知らぬ一塁手はにっこりボールをポロリ

僕は棒立ちになる

Kyohei

ペルーの野球、お楽しみに



SHIROのころに届いた「柴田恭兵会報」第8号より。

これは、詩ですね。

とにかく、読後感がすごくいい。

読み手の気持ちを想像して書いているのかな?

いや、そうではないだろう。

どちらかといえば、自分の話。

自分の気持ちです。

そう、自分の気持ちがしっかりしているのでしょう。

だから伝わるのでしょう。

会報は、はがきサイズ2ページの小さなものでしたが、

恭兵さんの直接的な言葉は、大きな力です。

ペルーの野球、お楽しみに、と言われたら、絶対見に行きますね。








 








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